ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
LEZYNE(レザイン)のサイクルコンピュータを機能で徹底比較!
最終更新日: 2022/06/13
公開日: 2021/06/01
高機能ながらも手頃な値段で人気のLEZYNE(レザイン)のサイクルコンピュータの機能を徹底比較!モデルごとの違いや、ライドシーンごとのオススメモデルなどを紹介します。
この記事の目次
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2021年現在入手可能な、2019年以降に発売されたモデルで比較しています。
全てのLEZYNEサイコンで共通の機能
まずはLEZYNE(レザイン)のサイクルコンピュータ共通の機能を見てみましょう。
LEZYNEのサイクルコンピュータは全てGPS内臓なので、位置情報を使った基本的な機能は全てのモデルで使用可能です。
ナビゲーション系
- Komootを使ったナビゲーション
- .tcxファイル、gpxファイルのインポート
- カスタムルート作成
記録系
- Reliveを使ったライディングのインタラクティブなビデオ作成
- Lezyne Track
- Lezyne Allyアプリとの組み合わせによる複数のリアルタイム機能
操作系
- スマホアプリ「Lezyne Ally」で簡単セットアップ
- 直感的な4ボタン操作
- トレーナーモード
- 複数のバイクプロファイル
- カスタムアラートとオートプリセット
- スマホ通知機能
- Di2・Etap・WE対応
LEZYNEサイコンの機種によって違う機能
続いて機種によって違う機能を見てみましょう。違いは、センサーの有無や画面サイズによるものが多くなっています。
画面表示系
画面表示系は、「画面サイズの違い」「マップ機能の違い」で違いがあります。表示する内容に関するものなので、ページを切り替えれば問題がない部分でもあります。
機能 | MEGA XL GPS | MEGA C GPS | SUPER PRO GPS | SUPER GPS | MACRO PLUS GPS | MICRO GPS WATCH |
---|---|---|---|---|---|---|
ナビゲーションにデータフィールドを追加 | ○ | ○ | x | x | x | x |
表示可能フィールド数 | 10 | 10 | 8 | 8 | 8 | 4 |
センサー系
センサー系については、搭載しているセンサーが違うため、表示や計測に大きな差があります。ただし、下位モデルの「MACRO PLUS GPS」と小型版の「MICRO GPS WATCH」がセンサーが少ないだけで、その他のモデルは共通です。
機能 | MEGA XL GPS | MEGA C GPS | SUPER PRO GPS | SUPER GPS | MACRO PLUS GPS | MICRO GPS WATCH |
---|---|---|---|---|---|---|
位置情報 | GPS・Glonass | GPS・Glonass | GPS・Glonass | GPS・Glonass | GPS | GPS・Glonass |
無線接続 | Bluetooth ANT+ | Bluetooth ANT+ | Bluetooth ANT+ | Bluetooth ANT+ | Bluetooth | Bluetooth ANT+ |
気圧計、加速度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | x | x |
ナビゲーション系
ナビゲーションは、LEZYNEの機種ごとの大きく機能が違う部分です。もっとも機能が豊富なのは画面サイズの大きい「MEGAシリーズ」で、廉価版の「MACRO PLUS GPS」がもっともナビ機能が少なくなっています。
このあたりは価格とのトレードオフですが、ライドシーンよって快適性が大きく変わってくるので、吟味して選びたい部分です。
機能 | MEGA XL GPS | MEGA C GPS | SUPER PRO GPS | SUPER GPS | MACRO PLUS GPS | MICRO GPS WATCH |
---|---|---|---|---|---|---|
ナビゲーションキュー | ○ | ○ | x | x | x | x |
ナビゲーション | マップ ライン ターンバイターン |
マップ ライン ターンバイターン |
マップ ライン ターンバイターン |
ライン ターンバイターン |
ターンバイターン | ライン ターンバイターン |
バッテリー・メモリ系
バッテリー・メモリ系は、画面サイズが大きいほど本体サイズが大きくなるためか、大きいモデルほど豊富になっています。
それでも、一番小さいMICRO GPS WATCHでも14時間稼働できるので、充電ケーブルさえあれば大きな問題にはならないでしょう。
機能 | MEGA XL GPS | MEGA C GPS | SUPER PRO GPS | SUPER GPS | MACRO PLUS GPS | MICRO GPS WATCH |
---|---|---|---|---|---|---|
稼働時間(時間) | 48 | 48 | 28 | 24 | 28 | 14 |
データ保存(時間) | 800 | 800 | 400 | 400 | 100 | 150 |
ライドに必要な機能で選ぶオススメ・LEZYNEサイコン
知らない場所をサイクリングするなら
自転車でサイクリング・ツーリングをするなら、ナビ機能がもっとも豊富なMEGA XL GPSがベスト。予めマップデータを保存しておけば、マップを見ながらライドもできるので、スマホ要らずで快適にライドが出来ます。
LEZYNE (レザイン) MEGA XL GPS
本体サイズ | 57.5×78.3×26.6mm |
---|---|
画面サイズ | 35.3×58.8mm |
重量 | 83g |
通信 | Bluetooth、ANT+ |
ランタイム | 48時間 |
保存可能データ | 800時間 |
位置測位システム | GPS/Glonass |
横表示 | ○ |
デメリットは値段で、MEGA XL GPSは実売で2.5万円ほどするため、GerminやBRYTONのエントリーモデルが購入できてしまいます。
レースやトレーニングで使うなら
レースやトレーニングがメインなら、マップ・ナビ系機能が少ない分、2万円を切る価格で入手可能なSUPER GPSかMACRO PLUS GPSがオススメ。
ライドデータをしっかりと計測したいならセンサーとの連携が大事なので、旧モデルですがGPS・GlonassとANT+に対応しているSUPER GPSの方が良いでしょう。
LEZYNE (レザイン) SUPER GPS
本体サイズ | 42.9×67.8×27.5mm |
---|---|
画面サイズ | 31.7×40.1mm |
重量 | 76g |
通信 | Bluetooth、ANT+ |
ランタイム | 24時間 |
保存可能データ | 400時間 |
位置測位システム | GPS/Glonass |
横表示 | x |
LEZYNE (レザイン) MACRO PLUS GPS
本体サイズ | 48.6x70.6x26.0mm |
---|---|
画面サイズ | 32.6×39.8mm |
重量 | 60g |
通信 | Bluetooth |
ランタイム | 28時間 |
保存可能データ | 100時間 |
位置測位システム | GPS |
横表示 | ○ |
LEZYNEのサイクルコンピュータを機能で徹底比較しました。
コスパが高くて人気のLEZYNEのサイクルコンピュータですが、どのモデルでもベースの機能は共通で搭載されていますが、モデルごとに細かい機能が違うので、購入を検討されている方は、自分が欲しい機能があるのかをチェックしてみてください。
この記事で紹介したアイテム
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MEGA XL GPS
本体サイズ 57.5×78.3×26.6mm 画面サイズ 35.3×58.8mm 重量 83g 通信 Bluetooth、ANT+ ランタイム 48時間 保存可能データ 800時間 位置測位システム GPS/Glonass 横表示 ○ -
SUPER GPS
本体サイズ 42.9×67.8×27.5mm 画面サイズ 31.7×40.1mm 重量 76g 通信 Bluetooth、ANT+ ランタイム 24時間 保存可能データ 400時間 位置測位システム GPS/Glonass 横表示 x -
MACRO PLUS GPS
本体サイズ 48.6x70.6x26.0mm 画面サイズ 32.6×39.8mm 重量 60g 通信 Bluetooth ランタイム 28時間 保存可能データ 100時間 位置測位システム GPS 横表示 ○