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Specializedのロード向けサイクルシューズのグレードと型番の見方
公開日: 2022/02/15
プロロード選手にも愛用されているSpecializedのロード向けサイクルシューズ。グレードと型番の見方、モデルごとの違いや選び方をまとめました。
この記事の目次
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Specializedのロードシューズの見分け方
Specializedはロードバイク向けだけでなく、MTBなどのオフロード向け、トライアスロン向けのサイクルシューズも取り扱っていて、デザインも比較的に似ています。
Specializedのサイクルシューズは、MTB向けのモデルには商品名に「MTB」と入っているため、MTBモデルは簡単に見分けが出来ます(一部モデルを除く)。トライアスロンシューズはヒールの部分に紐がついているため、そこで見分けが可能です。
それ以外のシューズは基本的にはロードバイク向けなので、「MTBではなく、ヒールに紐がない」のがロードシューズと覚えておけば良いでしょう。
Specializedのロードシューズのグレード
Specializedのロードバイクシューズのグレードは簡単で「S-WORKSかそれ以外」のグレードと考えてOKです。そして、Specializedのロードシューズは基本的にはS-WORKSがメインです。
現行ラインでは、
- S-WORKS 7(ベースモデル)
- S-WORKS 7 SPEED OF LIGHT(ベースモデル)
- S-WORKS ARES(ソックス構造モデル)
- S-WORKS VENT(通気性重視モデル)
- S-WORKS EXOS(軽量モデル)
と5種類もS-WORKSのシューズがあります。
S-WORKS以外では、エントリー向けの「TOUCH」があり、こちらはS-WORKSではなくSpecializedのシューズという扱いになっています。
Specializedのロードシューズをモデルごとに比較
実際のモデルごとに、重量や素材の違いを見てみましょう。
モデル | 定価 | 重量(片足) | フィッティング | アッパー | ソール |
---|---|---|---|---|---|
S-WORKS 7 | ¥41,800 | 約224g | BOA * 2 | ダイニーマ & Dyneemaメッシュ | FACT Powerline カーボン |
S-WORKS 7 SPEED OF LIGHT | ¥49,500 | 約224g | BOA * 2 | ダイニーマ & Dyneemaメッシュ | FACT Powerline カーボン |
S-WORKS ARES | ¥52,800 | 約220g | BOA * 2 | Dyneemaメッシュ & TPU | FACT Powerline カーボン |
S-WORKS VENT | ¥44,000 | 約230g | BOA * 2 | メッシュ & Dyneemaメッシュ | FACT Powerline カーボン |
S-WORKS EXOS | ¥52,800 | 約150g | BOA * 1 | Dyneemaメッシュ | FACT Powerline カーボン |
TORCH 2.0 | ¥19,800 | 約235g | BOA * 1 | メッシュ & TPU | FACTカーボン |
TORCH 1.0 | ¥14,300 | 約290g | BOA * 1 | 合成素材 | ナイロン複合素材 |
S-WORKSグレードのシューズは、アッパーに「Dyneemaメッシュ」、ソールに「FACT Powerline カーボン」をベースにして、それぞれ、モデルごとの特性を生かすための素材をプラスする形になっています。
重量はTOURCH 1.0をのぞいて概ね240g近辺で、最軽量のVENTはなんと片足150gと超軽量。シマノのロード向けシューズの最上位グレードの「RC-9」でも重量は240g近辺なので、驚異的な軽量シューズになっています。
TORCHシリーズは特色が少ない分値段を抑えていますが、TORCH 2.0についてはスペック的にはS-WORKSモデルに近いスペックになっているので、選びやすいモデルになっています。
Specializedのロードシューズの選び方は?
通気性の高いアッパー素材に、フィット感を高めるBOAダイヤルの採用と、基本的にはS-WORKSシューズでもSpecializedシューズでも同じフォルムと機能を持っています。
ただし、S-WORKSシューズはプロロードレーサーが使用するレベルのシューズなので、アッパー素材の品質、フィット感(BOAダイヤルの数など)、ソールの素材(カーボンかどうか)など、性能面では大きな違いがあります。
また、S-WORKSシューズは機能ごとにモデルが別れていることもあり、シーンごとに欲しい機能を選ぶことが出来るのも大きなメリットでしょう。
より高い走行感が欲しい場合や、レースなど1秒が大きな差を生むようなシーンでの使用を見込むのであれば、S-WORKSが良いでしょう。
それ以外のホビーユースなら、エントリーモデルであるTOUCHで十分です。万人向けモデルで、ベースモデルのTOURCH 1.0と軽量化をした上位モデルTORCH 2.0のどちらかを選ぶわかりやすい選択肢も○。価格もS-WORKSシューズの半額以下なので、ホビーユースでも比較的選びやすい価格帯になっています。