WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2023/07/12
公開日: 2021/09/24
雨の中でもライドすることが多いロードバイク。今回は、ロードバイクで雨の日に走ることを考えたタイヤ選びについてまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
雨の日に溝のないスリックタイヤを履いているとスリップしそうなイメージですが、これは「ハイドロプレーン」と呼ばれる制御不能になる現象を連想するためです。
ただ、ハイドロプレーン現象は自動車が高速道路などで高速で走っているときに起こりやすい現象とされている(おおむね時速80km以上)ため、通常のスピードの自転車であれば雨の日にスリックタイヤを履いていても問題ないと言われています。
一方で、雨の日は路面が滑りやすいことに変わりません。
そのため、タイヤがしっかりと路面を掴むようにタイヤの空気圧は通常よりも低めにしておくと良いでしょう。タイヤの空気圧が下がるとグリップ力が上がるので、運転ミスでの転倒を防ぐことが出来ます。
プロのロードチームでも、路面がウェットな時はチーム全体のロードバイクの通気圧を下げてレースに挑んでいるので、その知恵はホビーライダーもぜひ使いたいところです。
Panaracer (パナレーサー) デュアルヘッドデジタルゲージ BTG-PDDL2
メーカー | パナレーサー |
---|---|
対応バルブ | 米式・仏式 |
圧力調整機能 | あり |
表示気圧 | kPa、kg/cm2、BAR、PSI |
ここ数年で対応メーカーが増えており、プロチームでも採用が進んでいるのがタイヤ内部にチューブを不要とする「チューブレスタイヤ」。
チューブレスタイヤにすることで「リム打ちパンク」などのチューブ要因のパンクがなくなるため、空気圧を下げることが出来ます。また、エアボリュームが増すため、低圧でもしっかりとクッション性を持つことが出来ます。
チューブレス化をするには、「タイヤ」「ホイール」「工具」と必要なものがたくさんあるためコスト的にはかかりますし、取り付けやパンク修理が大変というデメリットもありますが、一度乗ってみたらその走りの良さに虜になる方も多いのがチューブレスです。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤのメリット・デメリット
最新のホイールで採用がどんどん進んでいるチューブレス、チューブレス・レディタイヤ。チューブレスは何が良いのか?それぞれの違いやメリット・デメリット、クリンチャーとの運用やコスト面の違いをまとめました。
ロードバイクは高速巡航が可能な自転車のため、25Cや23Cの細いタイヤを装備していることがほとんどです。サイクリングやトレーニングなら雨の日だったら「行かない」という選択肢を取れるのでそれでも良いですが、通勤・通学で使う場合は「行かない」という選択肢はなかなか取れません。
万が一途中で雨が降ってきたり、雨の日でもロードバイクで通勤・通学をする必要があるのであれば、28C以上の太めのタイヤを履いて、雨が降ってきてもグリップ力があるようにしましょう。
かつての太いタイヤは重くて遅いというイメージがありましたが、現在のロードバイク向けのタイヤは、上位グレードであれば23Cでも28Cでも重さは50g程度しか変わりません。例えば、PanaracerのAGILEST DUROは23Cタイヤ(210g)と28Cタイヤ(250g)には40gの差しかありません。
100gの軽量化でも大事と言われるロードバイクですが、通勤・通学用途で前後合わせて100gくらいの差なら、ほとんど気にならない程度の重量増です。
Panaracer (パナレーサー) AGILEST DURO クリンチャータイヤ
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(210g)、25C(220g)、28C(250g)、30C(280g) |
IRC (アイ・アール・シー) ASPITE PRO RBCC (2022)
メーカー | IRC |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 25C(220g)、28C(250g)、30C(275g) |
また、より安定性を求めるのであれば、グラベルタイヤを選ぶのもアリ。Panaracerのグラベルキングの無印モデルは、スリックタイプのグラベルタイヤで、グラベルを走れるほど耐パンク性能が高い割に、転がりが軽いことから「最強の通勤・通学タイヤ」と言われることもあります。
Panaracer (パナレーサー) グラベルキング クリンチャー
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
タイヤ規格 | 700C |
サイズ・重量 | 23C(220g)、26C(240g)、28C(270g) |
雨の日にタイヤを選ぶことはもちろん大事ですが、それよりも大事なのが運転技術だと言われます。
雨の日に気をつけたいのは、
ということです。
遅刻をしてもやり直しが出来ますが、交通事故にあってしまったらやり直しが出来ない場合もあります。
タイヤなどの装備も大事ですが、一番大事なの安全運転ということを忘れずにしましょう。
雨でも自転車ライドを楽しむために用意したいウェア&アクセサリ
身体を剥き出しで走る自転車にとって雨は大敵です。今回は、雨でもライドを楽しむために用意したいウェア&アクセサリをご紹介。
メーカー | パナレーサー |
---|---|
対応バルブ | 米式・仏式 |
圧力調整機能 | あり |
表示気圧 | kPa、kg/cm2、BAR、PSI |
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 23C(210g)、25C(220g)、28C(250g)、30C(280g) |
メーカー | IRC |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
対応バルブ | 仏式 |
サイズ・重量 | 25C(220g)、28C(250g)、30C(275g) |
メーカー | パナレーサー |
---|---|
タイヤタイプ | クリンチャー |
タイヤ規格 | 700C |
サイズ・重量 | 23C(220g)、26C(240g)、28C(270g) |
スポンサーリンク
メリットしかない!自転車のタイヤの空気をしっかり入れることの重要性
意外と軽視しがちだけれども、実はメリットしかないのがタイヤの空気メンテナンス。今回は、タイヤの空気をしっかりいれておくことの重要性と空気を入れる時の注意点をまとめました。
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイクのタイヤの種類と楽しみ方
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイク向けのタイヤの種類とそれぞれの特徴やメリット・デメリット、タイヤを変えることでどのようにロードバイクの楽しみが出るのかをまとめました。
自転車のタイヤのサイズ・太さを変えるときの注意したい3つのポイント
数千円のコストで走り味がグッと変わって楽しいのがタイヤのカスタマイズ。タイヤを交換する際に、自転車のタイヤのサイズ・太さを変える時には注意すべきポイントが3つあります。
旧ETRTOと何が違う?新ETRTO規格の解説と選ぶ際のポイント
タイヤのサイズを選ぶ際の基準となっているのがETRTO規格。2020年に新しい規格が制定され、一部のタイヤでは新ETRTO規格での設計がスタートしています。今回は、旧ETRTO規格と新ETRTO規格の違いや、新ETRTO規格のタイヤを選ぶ際のポイントをまとめました。
25C?クリンチャー?知っておきたいロード向けタイヤの名称とサイズ・規格
一言にロードバイク向けのタイヤと言っても、サイズ規格やタイプなど様々な種類があります。今回は、ロードバイクのタイヤについて知っておきたいポイントをまとめました。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤのメリット・デメリット
最新のホイールで採用がどんどん進んでいるチューブレス、チューブレス・レディタイヤ。チューブレスは何が良いのか?それぞれの違いやメリット・デメリット、クリンチャーとの運用やコスト面の違いをまとめました。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
バーテープの素材の種類と違い、選び方・カラーコーディネートまとめ
ロードバイクのバーテープの種類と違い、選び方、カラーコーディネートをまとめました。
WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
シマノの最新リアディレイラーに採用されている「シャドー・RD」とは何か?その特徴と、選ぶメリットを解説します。
【MTB・クロスバイク】フラットバー用・油圧ブレーキメーカー
MTB・クロスバイク用の「フラットバー用・油圧ブレーキ」を製造しているメーカーと、その特徴を解説。フラットバー用・油圧ブレーキメーカーの選び方も。
シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
シマノから新しくリリースされた8速コンポーネント「ESSA」のラインアップと、既存8速パーツとの互換性を解説します。
SRAMのロードバイク、MTB向けスプロケットの互換性を解説。互換するドライブトレイン、ホイールを見つけることができます。
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性について解説。互換性があるパーツの組み合わせ、組み合わせることができないコンポーネントをまとめました。
それぞれ別コンポーネントの互換システムにある、ロード用スプロケットとMTB用スプロケットは組み合わせて使うことができるのかを解説します。
シマノDi2コンポーネントを接続するのに必須な専用工具「プラグツール」の種類と、各Di2パーツとの互換性について解説します。
シマノ・CUESシリーズのスプロケットの互換性を詳しく解説。スプロケットと互換が発生する、リアディレイラー、チェーン、ホイールの互換性を一覧で確認できます。
シマノの油圧ブレーキ用ホース・コネクティングボルトの規格と選び方
シマノの油圧ブレーキ専用ホース「BH90」と「BH59」の違いやコネクティングボルトの種類、自分のブレーキに合う油圧ブレーキ・ホースの選び方、選ぶ際の注意点を解説します。
【メーカー別】油圧ブレーキのオイル種類と特徴、メリット・デメリット
自転車の油圧ブレーキで使われる油圧オイルの種類とそれぞれの特徴、メーカーごとのブレーキオイルの種類を解説します。
シマノ・Di2システムの根幹であり、システム全体のレイアウトにも影響を与えるDi2 バッテリー。種類と互換性について解説します。
シマノ・Di2コンポーネントのエレクトリックワイヤーの種類と、Di2コンポーネントとの互換性をまとめました。
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの世代の見分け方
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの互換性が発生する世代分けについて解説。各シリーズのコンポセットがどの世代になるのかを一覧でまとめました。
11速までと大きく変わった、シマノの12速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの11速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの10速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの9速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違いと選び方
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違い、メーカーごとのラインアップと選び方を解説します。