ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
パッカブルウェアってなに?サイクリングでのメリットは?
公開日: 2022/01/24
サイクリングウェアを探しているとたまに出てくる「パッカブル」という単語。パッカブルウェアとは何か、サイクリングでのメリットや上手な使い方をまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
PACKABLE = 折り畳める
パッカブルは英語のPACKABLEで、「PACKING(梱包) + ABLE(出来る)」。その意味の通り、折りたたんで包装が出来るという意味です。
サイクリングウェアでパッカブルなアイテムは、基本的にはアウタージャケットやシェルといった「ベースウェアとして着ないけど、必要なシーンが出てくる」ウェアに多く採用されています。
パッカブルの方法は様々ですが、サイクルウェアで多いのは背中部分の大きなポケットにウェアを詰め込むと小さなポシェットサイズになるというもの。
ウェアだけでなく、最近では軽量リュックなどにもパッカブルタイプがラインアップされています。
パッカブルウェアのメリットと使い方
ロードバイクなどの積載力があまり高くない自転車でサイクリングをする際や、自転車キャンプなどで荷物に制限がある場合に、収納しやすいパッカブルウェアのメリットが際立ちます。
レインウェアやウインドブレーカーに最適
パッカブルウェアは、シェルなどの雨対策ウェアに多く採用されるので、万が一のために携帯しておきたいレインウェア、ウィンドブレーカーをパッカブルにしておくと、荷物が嵩張らず身軽にサイクリングが出来ます。
ポシェットサイズなので、サイクルジャージの背中ポケットに入れておくこともできますし、サドルバッグやフレームバッグに常時収納しておくのもOK。バッグの中で広がらないので、使いたい時にサッと取り出して使えるのもメリットの一つです。
うまく利用して体温調整にも使おう
また、冬場などの寒暖差が激しい季節には、パッカブルウェアは体温調節にも役立ちます。
例えば、ライドの最初の30分だけユニクロのライトダウンのような小さく包装できるタイプの暖かウェアを着てウォームアップライドをして冷えを防ぎつつ身体を暖めて、身体が暖まってきたら脱いで小さく包装してサドルバッグなどにしまっておくことでウォームアップを早く出来ます。
また、ライドの帰りに日が落ちてしまったり、風が強くなって身体が冷えてしまった際にも、パッと取り出して暖かい防寒具として使えう事もできます。
ダウンウェアは汗をかくサイクリングで常時着用することはできませんが、パッカブルなら「必要な時にだけ着る」という使い分けをすることで、体温調整がしやすくなります。