ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
義務はないけど装備しておきたい、自転車の安全性を高めるアクセサリ5選
公開日: 2021/08/10
自転車にはライトやベルなどの義務装備がありますが、義務ではないけど装備すると安全性をグッと高めることができる自転車アクセサリをご紹介。
この記事の目次
スポンサーリンク
自転車の安全性を高めるためのポイント
自転車で走行する際に、事故を回避し安全性を高めるためには、
- 他の車両から認識される
- 体の重要なパーツを保護する
という2つのポイントが重要です。
最近では、自転車専用帯が整備されるなど、自動車と同じところを走るようになってきているため、安全性を高めることは事故から身を守るためにも必須となっています。
自転車の安全性を高めるアクセサリ
ヘルメット
義務化の声も聞こえてくるくらい大事なのがヘルメットです。
自転車事故の死因の原因が頭部へのダメージが多いことから、ヘルメットを被っているだけでも、万が一の事故の時に、頭部への重大なケガを防ぐことができます。
自転車に乗るということは、自動車やバイクと同じだけ事故リスクがあります。車道をノンヘルで走るということは、ノンヘルでバイクに乗るのと同義です。自転車でヘルメットをする大き過ぎるメリットと、デメリットの解消方法をまとめました。
自転車のヘルメットというと、ロードバイクの方が被っているようなスポーティなものを思い浮かべますが、実はカジュアルでおしゃれなヘルメットも発売されているので、自分のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
【おしゃれ・カジュアル・カッコいい】自転車ヘルメットの種類とそれぞれの特徴
自転車ヘルメットを装着することの安全性はわかっていても「どんなヘルメットを選べばいいかわかない」という人のために、自転車ヘルメットの種類とそれぞれの特徴をまとめました。
他の車両から認識されるという意味では、ヘルメットにもリフレクターをつけておくと完璧です。
テールライト(後尾灯)
後続車に自転車の存在を知らせることができるのがテールライト(後尾灯)です。
公道を走る際は、自転車は左端走行が義務付けられているため、夜間やカーブなどの見通しが悪い状況では、後続車から自転車の存在が認識しづらくなってしまいます。特に、速度が出ている自動車のドライバーは視野が狭くなってしまうため、公道では少しでも存在感を出すのが重要です。
テールライトをつけると、車やバイクのテールライトと同じように光で存在を知らせることができるため、後ろから衝突されたり、カーブや左折で巻き込まれるリスクを回避できます。
なお、テールライトは自転車の義務装備の一つである反射板(リフレクター)の代替として使えますが、リフレクターの代替として使う場合は、
- 赤色・橙色
- 常時点灯
のライトでないと代替としては使えません。ブルーやホワイトのライトを点滅させる場合は、別途リフレクターと併用しましょう。
サイコン
走行データのリアルタイム確認や、ライドログをStravaなどにアップロードするために使われるサイコンですが、安全装備としても自転車に装備しておきたいアクセサリです。
公道を走る際には、
- 相対的な速度
- 絶対的な速度
の二つの要素が重要になります。
相対的な速度は自動車やバイクなどの同じ公道を走っている他の車両との速度、つまり「車の流れ」です。自転車は人力なので自動車ほど高速は出せませんが、低速域などでは車の流れに乗ることが安全確保に置いて重要です。
一方の絶対的な速度は「時速」です。
今、自分はどれくらいの速度で走っているのか?、車の流れはどれくらい速いのか?、今の速度は自分が制御できる(コーナリングができる、ブレーキで止まることができる)速度なのか?を確認することは、安全確保という意味でも重要です。
例えば、市街地など建物が多い道を走る際は、過ぎ去る建物、街路樹などのスピードから「結構スピードが出ているな」体感することが可能です。一方で、山道の長い下り坂や、周りに建物の少ない直線などでは体感だけで速度を図ることは難しくなります。
サイコンを装備していれば、そうしたシーンで速度の出し過ぎを防ぐことが可能です。
サイコンは高いというイメージがありますが、最近は低価格モデルも充実してきていて、デカトロンなどの安いモデルでは1,000円台前半で購入できるものもあります。
デカトロンのサイクルコンピュータ(サイコン)を徹底比較!まとめ完全版
手頃な価格が嬉しい、フランスの大手スポーツメーカー・デカトロンのサイクルコンピュータ(サイコン)を徹底比較!機能ごとのモデルの選び方など。
アイウェア
意外と重要なのがアイウェアです。
ロードバイクやMTBなどのスポーツバイクに乗る方は、日光対策や風対策でアイウェアを装着する方も多いですが、実は「異物から目を保護する」という役割もあります。
道を走っていると、自転車のタイヤは小石などを踏んで巻き上げてしまうことがあります。また、並走している自動車が何かを踏んで飛ばしてきたり、街路樹が突き出ていて目に入ってきてしまうこともあります。
アイウェアを装着しておけばそうしたトラブルから目を守ることができます。
リュック
あまり考えたくはないですが、公道を自動車などと一緒に走る以上、事故のリスクは0ではありません。
自転車の事故はほとんどが転倒を意味します。自転車で転倒した際にケガをすると、命に関わる、もしくは後遺症が残る可能性があるのは、
- 頭
- 背中
- 腰
の3つのパーツです。
ヘルメットのコーナーで解説した通り、頭のケガは命に直結します。そして、自転車で転倒した際のケガで多いのが背中と腰です。
背中と腰には脊椎が通っているので、ここを怪我すると下半身付随・歩行困難などの重大な後遺症が残る可能性があります。自転車に乗るときは、万が一の転倒に備えて、背中をしっかり保護しておくことが大事です。
背中を守るプロテクターもありますが、普段使いの自転車で装備するのは現実的ではないので、リュックをしっかり背負いましょう。リュックの中の背中が当たる部分に、クッションシートなどを入れておくと、脊椎を少し保護することができます。
また、リュックは面積が大きく、後続車両から見やすいので、リフレクターをつけたり、反射プリントのリュックを選ぶと、より安全性を高めることがdけいます。