ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
バーテープの素材の種類と違い、選び方・カラーコーディネートまとめ
公開日: 2021/09/27
ロードバイクのバーテープの種類と違い、選び方、カラーコーディネートをまとめました。
この記事の目次
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ロードバイクのバーテープに使われる素材
コルク素材
ワインのキャップに使われているコルクと同じ素材のバーテープ。厚みがあり衝撃吸収性があるため、自然な握り心地になります。
コルクが水を吸収しやすい素材なので、水分に弱く、雨に濡れると劣化しやすくなります。また、引っ張る力にあまり強くないので、衝撃などで破れやすいのがデメリットです。
EVA素材
サンダルのソールやビート版などに使われている合成樹脂。ぎっしり詰まったスポンジのような素材です。
丈夫なのに軽く、柔軟性と弾力性があるため、もっちりした使い心地で丈夫というバーテープにぴったりな素材です。
本革
動物の皮で作った本革のバーテープ。握り心地もよく、耐久性が高いというメリットがありますが、お値段がとても高くなってしまいます。
また、素材が高いのでバーテープを待ちづらいというデメリットも。
合成皮革
本物の革のような素材ですが、布と樹脂でできているため、本革よりも価格がグッと安く、巻きやすいのが合成皮革。バーテープの素材としても意外と人気の素材でもあります。
ポリウレタン
伸縮性があることから、下着などのインナーやバッグなどにも使われている合成樹脂。ピタッとした張り付く感じになるので、バーテープとしても使いやすい素材です。
ポリエチレン
ポリエチレンというとゴミ袋で使われている素材。頑丈である程度の伸縮性もあるため、ポリウレタンと同様にバーテープでも使われます。
シリコン
防水性があり、ゴムのように硬いけど伸縮性もある合成樹脂。硬いのでバーテープとしては巻きづらいですが、水分に強く、劣化もしづらいというメリットがあります。
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素材の特徴からバーテープを選ぶ
クッション性重視するなら
クッション性が欲しいなら、EVA素材やポリウレタンなどのスポンジに近い感覚の合成樹脂が定場。扱いは難しいですが、コルクも握り心地とクッションが良いので人気です。
- EVA素材
- ポリウレタン
- コルク
耐久性が欲しいなら
耐久性という意味では、伸びる本革は最強と言えます。耐久性が高いので長く使え、長く使っているうちに色が変わってきて味が出るという別の楽しみ方もできます。化学素材で言えば、シリコンや合成皮革が良いでしょう。
一方でコルクやポリウレタンは、あまり耐久性が高くないため、耐久性重視なら避けた方が良いでしょう。
防水性
雨天でも関係なくライドするのなら、防水性が大事です。防水性があるバーテープなら、水に濡れても手が不快になりにくいですし、バーテープ自体の劣化も抑えることができます。
防水性が高い素材はシリコンがベストでしょう。ビニールっぽい素材のポリエチレンも防水性は高めです。
逆に、コルクや本革など雨に濡れて水分を含んでしまう素材は、「たまたま雨に降られた」程度なら良いですが、「雨の日でも関係なく走る」という用途だと不快かもしません。
ロードバイクのバーテープ・カラーコーデのポイント
フレームカラーに合わせる
ロードバイクのバーテープ・カラーコーデの定番は、フレームカラーに合わせるコーデ。
特に、赤やイエローなどの明るい色のフレームと合わせると、フレームの色が全面に強調されて、ロードバイクのフレームカラーの印象を強くしてくれます。オールレッド、オールブルーなどで好きな色に統一するコーデはよく見かけます。
一方で、ホワイトやブラックなどのカラー個性が強くないカラーのフレームの場合は、フレームカラーに合わせることで単一カラーが強すぎてバランスが変になってしまうこともあるので、その場合は敢えてカラーを変えるのもアリです。
フレームの差し色(デカール、ラインなど)に合わせる
次によくあるバーテープのカラーコーデが、差し色を使うパターン。どの差し色に何を使うかでセンスが分かれる意外と難しいカラーコーデです。
差し色としてよく使うのは、フレームのデカールやフレームのデザインで使われているラインのカラーに合わせる方法。ただ、あまり目立たない色で合わせてしまうと、全体の印象を違う方向に持っていってしまうので注意が必要です。
デカール色を使うにしても、デカールの大きさや位置によっても印象が違ってくるので、どの色を使うのかがポイントです。
フレームの逆色
ロードバイクのカラーコーデでもっともセンスが問われるのがフレームの逆色コーデ。
白に対して黒、赤に対して黒など、フレームで使われているメインのカラーの逆の色をバーテープで使うことで、フレームのインパクトを強くすることができます。
このコーデの難しい点は、単純に逆色を選べば良いというわけではない点。例えば、黒のフレームに白のバーテープがかっこよく見える場合もあれば、おかしな感じになってしまう場合もあって、選び方が難しいのが難点です。
逆色を使う場合、他のユーザーのカラーコーデを参考にすると良いでしょう。