ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
メーカー別・ロードバイクヘルメットの特徴と選び方
公開日: 2022/01/13
実は様々なメーカーから多種多様な製品が発売されているロードバイク・ヘルメット。今回は、ロードバイクヘルメットのメーカー別の特徴や選び方をまとめました。
この記事の目次
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ヘルメットメーカー
OGKカブト
日本のヘルメットメーカー・OGKカブト。
日本メーカーならではの「日本人の頭の形にジャストフィットする形状」を採用したヘルメットと、豊富なカラーバリエーション、入手性の高さから国内では絶大な人気を誇るメーカーです。
エントリーからハイエンドまでラインアップも広く、サイズ展開も多いことから、自分にフィットしたヘルメットを選びやすいのも人気の理由でしょう。
KASK(カスク)
プロロードチーム・INEOSのチームヘルメットにも採用されるイタリアのヘルメットメーカー・KASK。自転車だけでなく、スキーや乗馬用のヘルメットも手がけるメーカーです。
ロードバイク向けヘルメットは、軽量モデル、エアロモデル、高機能モデル、エントリーモデルとラインアップが広いですが、やや高めの価格設定のため、誰でも気軽に選択肢に入るメーカーではないかもしれません。
LAZER(レーザー)
日本でも人気の高い、自転車大国ベルギーのヘルメットメーカー・LAZER。エントリーからハイエンドまで幅広いロードバイクヘルメットを手がけています。
LASERのヘルメットはその独特なフォルムも特徴ですが、頭頂部に開閉式ベンチレーションを取り入れたり、LEDライトを搭載したりと、高い機能性を追求するメーカーでもあります。
値段設定は全体的にやや高く、本格的なロードバイクユーザーが使用するケースが多いヘルメットです。
LAZER(レーザー)のロード向けヘルメットの種類とグレード
プロロードチームでも多く採用されている、ロードバイクヘルメットの定番メーカー・LAZER(レーザー)・LASERのロード向けヘルメットの種類とグレード、モデルごとの機能の違いや、選び方についてまとめました。
MET(メット)
1987年に創業したイタリアの老舗ヘルメット専門メーカー・MET。
METのロードバイクヘルメットは全体的に軽量に仕上がっていて、エントリーモデルでも250gと他社のミドルグレードクラスの軽量に仕上げています。
最上位グレードのヘルメットは当然高額モデルですが、ボリュームゾーンが7,000円台から17,000円くらいで一般ユーザーにも選択肢が広いのが嬉しいポイントです。
BELL(ベル)
日本でも自転車ヘルメットだけでなくオートバイヘルメットのメーカーとしても定着しているのが、アメリカのBELL。日本でも人気メーカーとあって、アジアフォームと呼ばれる日本人の頭の形状に合わせたモデルをラインアップしています。
オートバイ用のヘルメットメーカーということもあって、頭部の保護機能が高いヘルメットが多いのが特徴。頭部保護レイヤーであるMIPSレイヤーをほぼ全てのモデルに搭載しています。
エントリーからハイエンドまで比較的選びやすいラインアップになっています。
GIRO(ジロ)
安全性と快適性を重視したヘルメットを製造するGIRO。スキーやスノーボードなどのヘルメットで有名なヘルメットメーカーです。
高い安全性を誇るため、ヘルメットの値段は全般的に高めの価格設定になっていますが、独自進化させたMIPSレイヤーの搭載など、他のメーカーにはない強みがあります。
安全性と快適性を重視したヘルメットを製造するGIRO。スキーやスノーボードなどのヘルメットで有名ですが、ロードバイク向けのヘルメットも自転車に最適化された素晴らしいヘルメットをラインアップしています。
自転車メーカー
SPECIALIZED(スペシャライズド)
ロードレースで多くのチームにバイクを供給し、もっともレースで勝利をあげているとも言われる自転車メーカー。・SPECIALIZEDは、ヘルメットも手がけています。
プロに自転車を供給するということもあって、プロ仕様の「S-WORKS」シリーズのヘルメットもラインアップが豊富。しかも、エントリーからミドルグレードもしっかりカバーしているので、選択肢が広いのが特徴です。
日本国内に直営店も展開しているので、メーカースタッフに相談しながら購入できるのもメリットの一つでしょう。
SCOTT(スコット)
こちらも日本でも定番の自転車メーカー・SCOTT。
ロード向けヘルメットのラインアップは大きくわけて2種類と、他社メーカーと比較すると少ないですが、自転車の車体からリュック、グローブなど多彩なアクセサリを手がけているため、ヘルメットだけでなく、ウェアやグローブなどと合わせてコーディネートすることで、トータルで統一感を出せるのがメリットです。
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メーカーの選び方
まずはアジアンフィットを確認しよう
自転車競技が日本ではマイナースポーツなため、自転車ヘルメットは欧米人向けのデザインのものがそのまま日本に輸入されているケースが多くあります。
欧州人向けのデザインでも使用には問題ないですが、しっかりとフィットさせるためには一つ上のサイズを選ぶ必要があり、見た目的にも重量的にもデメリットがあるため、出来れば日本人の頭にあったアジアンフィットのヘルメットを選ぶのがベストです。
アジアンフィットを手がけるメーカーとしては、第一候補はOGKカブト。日本メーカーということもあって、違和感のないフィット感があります。
保証規定も確認しよう
シェルとベルトだけだったかつのヘルメットと違い、最新のロードバイクのヘルメットは、アジャスト機構や頭部保護レイヤーなど意外と複雑な仕組みになっています。仕組みが複雑になると、当然ですが不具合が起こる確率も高くなります。不具合時に差が出るのが保証です。
日本メーカーのOGKカブトや日本子会社が販売しているSPECIALIZEDやSCOTTは保証が手厚いですが、海外メーカーのアイテムを代理店が輸入している場合は、保証規定がバラバラだったりするのでしっかり保証を確認してから購入しましょう。(輸入代理店経由が問題というわけでありません)
OGKカブトのようにハイエンドモデルには破損保証がついているケースもあるので、どこまで保証されるのか?というも選ぶ際の一つの基準です。
製造年度も確認しよう
自転車のヘルメットは一度買ったら永遠に使えるものではなく、製造から時間が経つほど、頭部を衝撃から守るシェル部分は経年劣化をしていきます。通常5年ほどでヘルメットは交換タイミングと言われています。
ネット通販では、アウトレットや展示品を特価で販売していることがありますが、製造から時間が経っていると劣化が始まっている可能性もあるので、長く安全にヘルメットを使いたいのであれば製造年度もしっかり確認しましょう。