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自転車ライトはバッテリー式・電池式、どちらが良い?
公開日: 2022/01/26
いろんな種類があって意外と悩んでしまうのが自転車ライト。今回は、自転車ライトの電源方式はバッテリー式・電池式、どちらが良いのか、それぞれのメリットやシーンごとの選び方、使い分けをまとめました。
この記事の目次
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バッテリー式自転車ライトのメリット・デメリット
電池よりも大容量電力を搭載可能で、強い光を長時間照らすことができるのがバッテリー式の自転車ライト。最新の自転車ライトは、ほとんどがバッテリー式に移行しています。
メリットとしては、
- 電池代がかからないからコスパが良い
- 明るい/明るさが弱くなりにくい
- 長時間使える
という点。電池よりもサイズの大きいバッテリーを搭載するので、長持ちで電池では出せないような明るさを実現できるため、夜走るのであればバッテリー式がベスト。電池切れになったらUSBなどで充電できるコスパの高さも◎です。
一方で、バッテリー式は、
- 充電までに時間がかかる
- 充電がなくなったらすぐに使えない
- バッテリーが寿命になったら買い替えが必要
というデメリットがあります。
特に、夜から朝まで走るような長時間のライドの場合、ライドの終盤にはバッテリー切れになる可能性があるため、予備のライトを持っていく必要が出てきます。
また、「バッテリーが寿命になったら買い替えが必要」というのはバッテリー式の隠れた、そして意外と大きなデメリットです。
電池式自転車ライトのメリット・デメリット
最近はめっぽう少なくなってきた電池式の自転車ライト。しかし、意外とメリットもあります。
- 電池交換ですぐに使える
- 電気切れになっても予備電池ですぐに使える
- 予備電池を忘れてもコンビニなどで簡単に手に入る
- 故障しない限り、繰り返し使える
一番のメリットは、手軽さです。電池を入れたらすぐに使えて、万が一の電池切れも予備の電池を用意しておけばOK。しかも乾電池はコンビニで必ず売っているので、出先での調達のしやすさも◎。トラブルに強いのが電池式です。
一方で、デメリットしては、
- 明るさが足りない(予備ライトくらいの明るさ)
- 電池代がかかる
という点。特に明るさの面ではハイパワーを出せるバッテリー式にどうしても負けてしまうため、夜、特に街灯の少ない道を走る際は不安になります。
電池代については、エネループなどの充電式乾電池を使えばある程度コストは抑えることができます。
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バッテリー式・電池式自転車ライトのメリット・デメリットを比較
ここまで見てきたメリット・デメリットを元に、特性を比較してみましょう。
項目 | バッテリー式 | 電池式 |
---|---|---|
明るさ | ◎ | ▲ |
明るさの維持 | ◎ | ▲ |
使える時間 | ◎ | ▲ |
使える長さ | ◎ | ▲ |
コスパ | ◎ | ○ |
使うまでの速さ | ▲ | ◎ |
本体の寿命 | ○ | ◎ |
電池切れ対応 | ▲ | ◎ |
最近はバッテリー式自転車ライトが人気ですが、こうしてみると、意外と電池式も悪くないということがわかります。特に、使えるまでの速さや本体の寿命を考えると、意外とコスパも高いことがわかります。
メインの自転車ライトはバッテリー式がベスト
明るさ・明るさの維持、使える時間を考えたら、現状ではメインの自転車ライトはバッテリー式一択と行っても過言ではないでしょう。特に日常用途であれば、一回充電すれば数日持つことがほとんどなので、バッテリー式で困るシーンはほぼありません。
ただ、メーカーをしっかり選ばないと、バッテリーやバッテリー回路が原因で故障することがあるので、キャットアイやレザインなど、信頼できるメーカーのライトを選びましょう。
乾電池式はロングライドの予備ライトやデイライトに最適
乾電池式自転車ライトは、手軽さと予備電池を持ち歩きやすいという意味では、予備ライトとして使うのがベスト。暗くなってからも走る可能性があるロングライドの場合は、予備の自転車ライトは必携アイテムなので、重量も軽く「確実に使える」乾電池式自転車ライトは、心強い「予備」となってくれます。
また、あまり明るさが必要でないシーン、例えば、日中のサイクリングなどでは、道路で自分の存在を知らせるためのデイライトとして乾電池式を使うのも良いでしょう。ただ、トンネルなどの暗所に入る可能性があるなら、バッテリー式も携帯して、シーンによって切り替えるようにしましょう。