安定した走りと見た目の良さから、最近ではMTBが街乗り自転車として選ばれることも増えてきています。今回は、「街乗り自転車」という視点でMTBを選ぶ際のポイントをまとめました。
自転車の海外通販を使う時に知っておきたい英語・用語集
公開日: 2021/10/26
自転車の海外通販を使うと、日本で使われるのとは違う単語や用語が出てくることがあります。今回は、海外通販を使う時に知っておきたい英語・用語をまとめました。
この記事の目次
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商品名
Group Set
日本で言うところの「コンポ/コンポーネント」が英語圏ではGroup Setです。
名前からするとレバーやディレイラーがセットになった「コンポセット」のことなのかと思いがちですが、商品名に明確にセット組やペアなどの表記がない限りは単品販売ですので注意しましょう。
Stearing
ハンドル、ステムなどのハンドル周りのパーツは海外ではStearingと表記されることがあります。車などでよく聞くステアリングです。
Commute
日本で言うところの「通勤用」がCommuteです。ロードバイクやクロスバイクで「コミューター」と呼ばれる車種は「通勤・通学に最適なバイク」と言う意味です。
Bike Computer
日本ではサイクルコンピュータと呼ぶ製品は、海外ではCycle ComputermもしくはBike Compuerと呼ぶことがあります。Computerと単体で使われるケースもあります。
呼び方の違いで、製品としては同じです。
Turbo Trainer
日本ていうところの固定ローラー台がTurbo Trainer。
ターボと書いてあるからすごいパワーが出るというわけではありません。海外では3本ローラーが「Roller」で固定ローラーが「Turbo Trainer」と呼ばれます。
ちなみに日本で言うスマートローラーは「Smart Trainer」「Smart Turbo Trainer」と表記されます。
支払い関係
Save XX%
海外旅行をしたことがある方なら一度は見たことがあるかと思いますが、日本で言う「XX % OFF」は海外では「Save XX%」と言う表記になります。XX%割引ということです。
商品ページに記載があるだけでなく、カートページなどでも「You save XX%」などと書かれていることがあります。
VAT
Value Add Taxの略で、日本で言うところの消費税にあたります。
基本的にはその通販会社の所在する国の法律に従った率のVATが設定されますが、日本から購入する場合は消費地が海外となって免税になるのが通常です。注文確定時に、出荷先を日本にするとVATは0になるのが通常です。
海外から来た観光客の方が日本で買い物をすると免税になるのと同じ仕組みです。
PayPal
日本でもある程度知名度はありますが、使っている人はあまり多くないのがPaypal。日本のYahoo系の支払いサービスPaypayに似ていますが、全く別のアメリカ企業の決済サービスです。
メールアドレスだけで支払いができるネット決済サービスで、世界最大のネットオークションサービス・eBayの子会社ですので安心して使えます。
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配送・返品系
Returns
英語でReturnというと帰ってくるという意味ですが、通販では「返品」という意味です。「Return policy」なら「返品規約」という意味になります。
返品に関することが書いてあるので、この文字が出てきたらGoogle翻訳を使うなりして、意味をしっかりを把握しておきましょう。
International Delivery / International Shipping
国際配送という意味です。日本から海外通販を使う場合は国際配送になりますから、International Deliveryに関するヘルプページや表記には注意して見るようにしましょう。
Free delivery
日本で言うところの送料無料がFree delivery、もしくはFree Shippingです。英語の意味的には「配送(Delivery)」か「発送(Shipping)」の違いなので、意味としては同じです。
Invoice
日本での納品書・領収書に当たるのがInvoiceです。
海外通販の場合、通販会社のある国を出る時と日本国内に入る時の2回、通関処理を行いますが、その際に関税や消費税などの税金を計算するのに使われるのがInvoiceです。
もし、通関で何かの問題が発生して、通関事務所から「インボイスに不備がある」と言われたら、通販会社が段ボールに貼り付けた領収書に問題があったと言うことです。
通販会社から来る注文メールなどをプリントアウトして送れば処理してもらえます。
発送・トラッキング
Tracking Number
Tracking Numberは追跡番号です。海外通販の場合はこの追跡番号が厄介で、最初から最後まで同じ番号が使われることもありますが、国際ハブがある中継国で番号が変わったり、日本国内に入ったら日本の業者に引き渡されて別の番号が発行されたりします。
Despatched
日本で言うところを「出荷」、もしくは配送会社による「荷受け」にあたります。
商品の梱包が通販会社の手から離れたと言う意味ですが、大きな通関会社の場合、別の国にある倉庫や集積所に一旦集めてから国際配送業者に回すこともあるので、日本のヤマト運輸や佐川急便での感覚とは少し違う場合があります。
ROUTED TO DESTINATION
「目的地に向けて出発」と言う意味です。
この場合の「目的地」は、トラッキングによっては日本のこともありますが、別の場所にある倉庫や配送拠点への施設間輸送の場合も「ROUTED TO DESTINATION」が使われます。
また、日本に向けて出発したと言う意味合いで使われる場合でも、この段階で確実に航空機や船便に乗ったと言うわけではなく、あくまで「税関検査が終わっていつでも日本に向けて出発できるよ」くらいのステータスだったりします。
実際に積載された飛行機などがその国を出発したかと言うステータスは、ほとんどの場合トラッキングできません。
ARRIVED IN COUNTRY / ARRIVE AT DESTINATION
「目的地に到着した」と言う意味ですが、この場合の「目的地」が確実に日本とは限りません。
場合によっては、航空機や船便がどこかの国でトランジットをする際に、荷物が一度到着ステータスとして「ARRIVED IN COUNTRY」とされるケースがあります。
CUSTOMS CLEARED
税関検査を通過したと言う意味です。通関は出国、入国の2回行われるため、
- EXPORT CUSTOMS CLEARED
- IMPORT CUSTOMS CLEARED
と言う形で、2回トラッキングイベントに出てきます。
IN TRANSIT
施設間輸送をする場合「IN TRANSIT」となります。
「IN TRANSIT」には様々な状態があって、国際交換局内での輸送も「IN TRANSIT」になりますし、倉庫から発送拠点に輸送される時も「IN TRANSIT」と表記されることがあります。