WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2023/06/19
公開日: 2022/11/17
チューブレスの導入の最難関でもあるビード上げを簡単にしてくれるのがタイヤブースター。1本あると心強いタイヤブースター、ブースト機能付きエアポンプをまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
ブースターとブースト機能付きエアポンプの違いは、「既存のポンプに取り付ける」かどうかの違いです。
ブースターは単品では動作せず、一般的なエアポンプなどを使ってブースターの中に空気を充填させて、充填させた空気をリリースすることで一気に高圧で空気を送出することでタイヤのビードを上げます。
ブースト(インフレーター)機能付きエアポンプはエアポンプ自体にブースターがついていて、単品で普通の空気入れとしても、ブースターとしても使うことが出来るという点が違いです。
ブースターとブースト機能付きエアポンプでは、圧倒的にブースター単品の方が安くなります。ですので、すでにエアポンプを持っているのであれば、ブースターを買うのが一番安上がりですし、エアポンプを持っていなかったとしても、一般的なエアポンプとブースターをそれぞれ買った方がコスパは高くなります。
ブースト機能付きエアポンプのメリットは、一台でクリンチャーもチューブレスもこなせる点です。ただ、仕事で毎日ビード上げがあるプロとは違って、ホビーユースではビード上げは頻繁に発生しないでしょうから、値段を考えるとブースト機能付きエアポンプはホビーユースではややオーバースペックです。
チューブレス用のブースターを選ぶ際にまずチェックしたいのが最大空気圧と充填バルブの二つ。
最大空気圧は高いほど一気にビードをあげることができるので、なるべく高いものが良いでしょう。160PSIもあれば、概ねビード上げはできるかと思います。
次に大事なのがブースターへの空気の充填方法。最近はスポーツ自転車のエアバルブは仏式のものが主流ですが、ブースターは製品によっては「送出は仏式」「充填は米式」という製品があります。
仏式・米式両方に対応している空気入れを持っているのなら良いですが、米式用のエアポンプを持っていないと、ブースターに空気を充填することが出来ないので注意が必要です。
タイヤブースターは一時期は5,000円程度で購入できましたが、最近では8,000円程度はする高額なツールです。チューブレスのビード上げは「一度上がってしまえば、タイヤ交換するまではそのまま」というのが基本ですので、頻繁にチューブレスタイヤの交換をしないのであれば、ブースターを買っても出番はあまりないかもしれません。
そうなるとコスパ的にはかなり悪くなってしまうので、有料でも良いのでプロショップにお願いするか、CO2ボンベで代用したほうがコスパが良い場合もあります。
チューブレスタイヤに対応したブースターは、シマノのパーツ・工具ブランド「PRO」、タイヤメーカーのSCHWALBE、自転車アクセサリメーカーのTOPEAK、日本の自転車パーツブランド・Samuridingから発売されています。
シマノのブースターがコンパクトで軽量、信頼性も高いですがやや価格が高くなります。一方で、一番安いSamuridingの「タイヤブースター」は安いですがサイズが大きいのが難点。
バランスが良いのがSCHWALBEのブースターとTOPEAKの「TUBI BOOSTER X」となっています。
SHIMANO (シマノ) PRO コンプレッサーチームチューブレス
メーカー | シマノ |
---|---|
最大空気圧 | 12 Bar/180 PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | - |
SCHWALBE (シュワルベ) タイヤブースター
メーカー | シュワルベ |
---|---|
最大空気圧 | 11bar |
対応バルブ | 仏式 |
重量 | 435g |
TOPEAK (トピーク) タイヤブースター
メーカー | TOPEAK |
---|---|
最大空気圧 | 1,800PSI |
対応バルブ | 仏式 |
重量 | 985g |
Samuriding (サムライディング) タイヤブースター
メーカー | Samuriding |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式、英式 |
重量 | 1.8kg |
ブースター付きのポンプは、TOPEAK、GIYO、CRANK BROTHERSなどから発売されています。
GIYOのブースター付きポンプが一番安く、CRANK BROTHERSが一番高くなります。TOPEAKも実売で2万円ほどするため、安くはありません。
TOPEAK (トピーク) ジョーブローブースター
メーカー | TOPEAK |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | 2.9kg |
Crank Brothers (クランク・ブラザーズ) KLIC FLOOR W/GAUGE+CANISTER
メーカー | CRANK BROTHERS |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | - |
GIYO (ジーヨ) アルミフロアポンプ GF-94T
メーカー | GIYO |
---|---|
最大空気圧 | 260PSI |
対応バルブ | 仏式、米式、英式 |
重量 | - |
メーカー | シマノ |
---|---|
最大空気圧 | 12 Bar/180 PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | - |
メーカー | シュワルベ |
---|---|
最大空気圧 | 11bar |
対応バルブ | 仏式 |
重量 | 435g |
メーカー | TOPEAK |
---|---|
最大空気圧 | 1,800PSI |
対応バルブ | 仏式 |
重量 | 985g |
メーカー | Samuriding |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式、英式 |
重量 | 1.8kg |
メーカー | TOPEAK |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | 2.9kg |
メーカー | CRANK BROTHERS |
---|---|
最大空気圧 | 160PSI |
対応バルブ | 仏式、米式 |
重量 | - |
メーカー | GIYO |
---|---|
最大空気圧 | 260PSI |
対応バルブ | 仏式、米式、英式 |
重量 | - |
スポンサーリンク
メリットしかない!自転車のタイヤの空気をしっかり入れることの重要性
意外と軽視しがちだけれども、実はメリットしかないのがタイヤの空気メンテナンス。今回は、タイヤの空気をしっかりいれておくことの重要性と空気を入れる時の注意点をまとめました。
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイクのタイヤの種類と楽しみ方
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイク向けのタイヤの種類とそれぞれの特徴やメリット・デメリット、タイヤを変えることでどのようにロードバイクの楽しみが出るのかをまとめました。
自転車のタイヤのサイズ・太さを変えるときの注意したい3つのポイント
数千円のコストで走り味がグッと変わって楽しいのがタイヤのカスタマイズ。タイヤを交換する際に、自転車のタイヤのサイズ・太さを変える時には注意すべきポイントが3つあります。
旧ETRTOと何が違う?新ETRTO規格の解説と選ぶ際のポイント
タイヤのサイズを選ぶ際の基準となっているのがETRTO規格。2020年に新しい規格が制定され、一部のタイヤでは新ETRTO規格での設計がスタートしています。今回は、旧ETRTO規格と新ETRTO規格の違いや、新ETRTO規格のタイヤを選ぶ際のポイントをまとめました。
25C?クリンチャー?知っておきたいロード向けタイヤの名称とサイズ・規格
一言にロードバイク向けのタイヤと言っても、サイズ規格やタイプなど様々な種類があります。今回は、ロードバイクのタイヤについて知っておきたいポイントをまとめました。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤのメリット・デメリット
最新のホイールで採用がどんどん進んでいるチューブレス、チューブレス・レディタイヤ。チューブレスは何が良いのか?それぞれの違いやメリット・デメリット、クリンチャーとの運用やコスト面の違いをまとめました。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤのメリット・デメリット
最新のホイールで採用がどんどん進んでいるチューブレス、チューブレス・レディタイヤ。チューブレスは何が良いのか?それぞれの違いやメリット・デメリット、クリンチャーとの運用やコスト面の違いをまとめました。
ロードバイク・MTBなどで使われるシーラントとは何か、そのメリットとデメリット、シーラントの選び方、どれくらい入れれば良いのか、いつ追加・補充すればいいのかなど、シーラントの使い方ガイドをガイドします。
ビードが上がらない!チューブレスタイヤのビードを上げる方法とコツ
チューブレスタイヤを使っている必須な作業が「ビードが上げ」。しかし、実際にやってみると簡単に上がる時もあれば、「頑張っても全然上がらない」ということもあります。今回は、上がらないチューブレスタイヤのビードをフロアポンプで上げる方法とコツを原因から考えて紹介します。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤでパンクした時の修理方法
ここ数年で利用ユーザーが劇的に増えてきているチューブレスタイヤ。チューブレス、チューブレス・レディタイヤでも0には出来ないのがパンク。パンクの原因と修理方法をまとめました。
軽量No.1はどれ?ロードバイク用軽量チューブレスタイヤまとめ
ロードバイクでも利用者が増えているチューブレス。今回は、ロード用チューブレスタイヤはどれが一番軽いのか、サイズごとにチューブレスタイヤを比較しました。
チューブレスにあると心強い!タイヤブースター、ブースト機能付きエアポンプまとめ
チューブレスの導入の最難関でもあるビード上げを簡単にしてくれるのがタイヤブースター。1本あると心強いタイヤブースター、ブースト機能付きエアポンプをまとめました。
CANNONDALE、PINARELLO、BIANCHI、BROMPTONの対象ロードバイク、クロスバイク、ミニベロが最大10%ポイント還元!新車を安く買うチャンス!
2025年1月31日 23:59まで
セールページを見るWheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
シマノの最新リアディレイラーに採用されている「シャドー・RD」とは何か?その特徴と、選ぶメリットを解説します。
【MTB・クロスバイク】フラットバー用・油圧ブレーキメーカー
MTB・クロスバイク用の「フラットバー用・油圧ブレーキ」を製造しているメーカーと、その特徴を解説。フラットバー用・油圧ブレーキメーカーの選び方も。
シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
シマノから新しくリリースされた8速コンポーネント「ESSA」のラインアップと、既存8速パーツとの互換性を解説します。
SRAMのロードバイク、MTB向けスプロケットの互換性を解説。互換するドライブトレイン、ホイールを見つけることができます。
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性について解説。互換性があるパーツの組み合わせ、組み合わせることができないコンポーネントをまとめました。
それぞれ別コンポーネントの互換システムにある、ロード用スプロケットとMTB用スプロケットは組み合わせて使うことができるのかを解説します。
シマノDi2コンポーネントを接続するのに必須な専用工具「プラグツール」の種類と、各Di2パーツとの互換性について解説します。
シマノ・CUESシリーズのスプロケットの互換性を詳しく解説。スプロケットと互換が発生する、リアディレイラー、チェーン、ホイールの互換性を一覧で確認できます。
シマノの油圧ブレーキ用ホース・コネクティングボルトの規格と選び方
シマノの油圧ブレーキ専用ホース「BH90」と「BH59」の違いやコネクティングボルトの種類、自分のブレーキに合う油圧ブレーキ・ホースの選び方、選ぶ際の注意点を解説します。
【メーカー別】油圧ブレーキのオイル種類と特徴、メリット・デメリット
自転車の油圧ブレーキで使われる油圧オイルの種類とそれぞれの特徴、メーカーごとのブレーキオイルの種類を解説します。
シマノ・Di2システムの根幹であり、システム全体のレイアウトにも影響を与えるDi2 バッテリー。種類と互換性について解説します。
シマノ・Di2コンポーネントのエレクトリックワイヤーの種類と、Di2コンポーネントとの互換性をまとめました。
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの世代の見分け方
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの互換性が発生する世代分けについて解説。各シリーズのコンポセットがどの世代になるのかを一覧でまとめました。
11速までと大きく変わった、シマノの12速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの11速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの10速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの9速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違いと選び方
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違い、メーカーごとのラインアップと選び方を解説します。