走ってるのに痩せない!?自転車を走り込むほど痩せなくなる意外な原因
自転車ダイエットを続けていると「走ってるのに痩せない!?」という時期がやってきます。今回は、走り込むほど痩せなくなる意外な原因について見ていきましょう。
公開日: 2020/09/23
自転車通勤に最適な自転車はどれか。自転車の種類ごとの特徴や、自転車通勤で使う時のメリット・デメリットをまとめました。
この記事の目次
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ここ2年くらいで一気に市民権を得たのがミニベロ(小径車)です。
タイヤサイズが20インチ未満で車体が小さいため、折りたたみ用途に向いていて、車体を3つに折りたたむことで、玄関などにコンパクトに収納できることから、主に若い層の利用が目立ちます。安いモデルでは1万円前後で購入できる手頃さも人気ポイントです。
自転車通勤という点で見ると、会社からの許可が降りれば小さく畳んでオフィス内置くことも可能なのはプラス。ただ、小径車のわりに車体は結構重く、15kg前後のモデルが多いため、2階以上のオフィスの場合は、注意が必要です。
いわゆるママチャリと呼ばれるのがこのシティサイクル。「誰でもゆったり乗れる」というコンセプトのため、年代性別を問わずに乗れるのが大きな特徴です。
また、車体サイズが24インチ〜26インチがメインなので、前後にカゴをつけたりと積載性能が高いのが大きな魅力。通勤で大きめのバッグなどを持ち運ぶ人に最適な自転車と言えます。
ただし、サイズが大きいため駐輪場の利用が必須なのと、車体が20kg近くと重いため5km以上の長距離通勤の場合は、速度が上がらないので通勤時間がかかるのがデメリット。
シティサイクルの手軽さとロードバイクのスピード性をいいとこどりしたのがクロスバイク(クロスオーバーバイク)。両方の性質があるため、海外ではハイブリッドバイクと呼ばれます。
クロスバイクは、700Cと呼ばれるロードバイクで利用されるスポーツバイク規格なため、タイヤサイズが27インチ規格で大きく、かつメーカーによっては10kg前後と車体が軽量なため、トレーニングを積んでいなくても、簡単にスピードが出せるのが最大のメリット。
軽い車体でスピーディに移動できるため、最近は自転車通勤で一番人気があると言っても過言ではないほど人気です。
一方で、クロスバイクはシティサイクルよりもスポーツバイク寄りなため、デフォルトでは泥除けや前カゴが付いていないモデルが多く、積載性能ではシティサイクルよりも劣ります。通勤用途で考えるなら、カスタマイズするかリュックなど背負うタイプのバッグでの移動が前提になります。
長い距離を高速で移動することを前提に作られているのがロードバイク。特徴的なドロップハンドルが目印です。
車体は10kg未満のモデルがほとんどで、変速ギアなどもスポーツ向けに作られているため、軽い力でもスピードを出せ、トレーニングをすれば時速30km/hほどで巡航することも可能になるため、長距離通勤や、通勤時間を短縮したい方に最適な自転車です。
ただし、クロスバイク以上の走行性能が出せるモデルについては本体価格が10万円近くするモデルがほとんどで、ライトやスタンドなど追加で購入すべきパーツが多いのはデメリット。
また、高圧タイヤを搭載しているので、走行前の空気チェックや1〜2ヶ月ごとの定期メンテナンスが必要となるなど、他の自転車に比べて維持コストや手がかかるの点も注意が必要です。
「電動ママチャリ」と呼ばれる電動アシスト自転車。坂道がスイスイ登れるというイメージですが、電動アシスト自転車は仕組み上、走り出しから時速15km/hくらいまで一番アシストされるので、平地での自転車通勤にも最適です。
かつては26インチクラスのママチャリや20インチクラスの幼児乗せ自転車が多かった電動アシスト自転車ですが、最近ではクロスバイクモデルやミニベロモデル、折りたたみ自転車タイプも出てきているため、選択肢が広がっています。
電動アシスト自転車のデメリットは価格です。新車であれば10万オーバーが当たり前で、安いモデルでも6万円ほどと、入門向けのロードバイクが購入できる価格帯。クロスバイクモデルに至っては20万超えのモデルがほとんどなので、自転車というよりも原付バイクを買うのに近くなります。
通勤という観点で見ると、平地でも坂道でもスイスイ走れる電動アシスト自転車は体力に自信がない方でも長距離走れるのが大きなメリット。通勤に使う道が坂道が多いのであれば、電動アシスト自転車のメリットが最大限活かせるでしょう。
ただし、速度という点で見ると、電動アシスト自転車はどんなに速くても平均時速が20km/h前後になるので、ある程度体力に自信がある方なら、平均時速25km/h以上でも走行可能なロードバイクやクロスバイクの方が速く通勤先に到着できます。
電動アシスト自転車は、法令で時速24km/hでアシストを停止する仕組みになっているため、電動アシストが止まればママチャリより1.5〜2倍も車体が重い(26〜35kg前後が多い)「ただの重い自転車」になり、速度を出すには体力自慢の方でもかなりの体力が必要です。
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最後にそれぞれの特徴をまとめて見てみましょう。
タイプ | 値段 | 車体重量 | 平均速度 | 積載性能 |
---|---|---|---|---|
ミニベロ | 1〜3万 | 15kg前後 | 10〜17km/h前後 | △ |
シティサイクル | 1〜3万 | 20kg前後 | 12〜15km/h前後 | ◎ |
クロスバイク | 3〜10万 | 10〜14kg前後 | 15〜20km/h前後 | △ |
ロードバイク | 7〜100万 | 7〜10kg前後 | 20〜30km/h前後 | △ |
電動アシスト自転車 | 10〜30万 | 26〜36kg前後 | 10〜17km/h前後 | ◎ |
手軽さという意味では、ミニベロやシティサイクルがベストですが、車体が重く速度が出ないため、長距離通勤なら通勤時間がかかることを覚悟しましょう。
一方で、クロスバイクやロードバイクは軽量で速度が出るため通勤時間を若干短縮できますが、積載性能が低く汗もかくため、通勤時の服装やバッグの選び方などに制限があるのがデメリットです。また、信号が多い都市部を走る場合は、ストップ&ゴーが多いため、そこまで時間短縮にならないケースもあります。
自転車通勤に最適な自転車はどれかを見てきました。
どのモデルもメリット・デメリットがあり、一概にこれがベストというのは言えません。通勤は、人によって距離も違えば走る道も違うため、それぞれにあった自転車を選ぶようにしましょう。
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