WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2022/06/13
公開日: 2021/11/19
シティサイクルからロードバイクなどのスポーツバイクまで、自転車で幅広く使われているクリンチャータイヤ。そのメリット・デメリットをまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
クリンチャータイヤの最大のメリットはメンテナンス性の高さです。
一度もタイヤチューブの交換をしたことがない方は不安かもしれませんが、一度やってみればそこまで難しい作業でもなく、覚えてしまえば誰でも数分で交換が出来るようになるくらい、クリンチャータイヤーのメンテナンスは簡単です。
この点は、脱着が大変なチューブラーや、シーラントが必要なチューブレスレディタイヤ、一気に空気圧をあげるためにタイヤブースターなどが必要なチューブレスタイヤと比較して、クリンチャーの強みでもあります。
サイクリングなどのロングライドのトラブル時にも、交換チューブと空気入れを持っていくだけで良いので身軽になるというメリットもあります。
クリンチャータイヤは、現在自転車でもっとも使われているタイプのタイヤなので、シティサイクル向けだけでなく、ロードバイク向け、クロスバイク向けも含めて、一番選択肢が広いタイヤです。
さらに、完成車に搭載されているホイールは、ほとんどがクリンチャーホール、もしくはクリンチャーでも使えるチューブレスレディ・ホイールなので、ホイールを交換しないでも、いろんなタイヤを試せるというメリットもあります。
この点で言うと、専用ホイールが必要なチューブラーやチューブレスレディ・タイヤよりも手軽です。
クリンチャータイヤは、チューブとタイヤが別れているため構造がシンプルなため、チューブラーやチューブレス系のタイヤよりも価格が安くなります。
また、クリンチャータイヤには1本2〜3,000円ほどのエントリー向けタイヤも多くラインアップされているので、通勤・通学などの性能よりもコスパが重要になるケースではクリンチャータイヤの価格の安さが時にメリットになるでしょう。
チューブという穴が空きやすいパーツとホイールリムが接しているので、空気圧が低いとリムとタイヤに挟まれてチューブに穴があく「リム打ちパンク」を起こしやすくなります。
また、クリンチャータイヤはチューブで形を保っているため、踏んでしまった異物がタイヤを貫通してチューブまで届くと、空気が抜けて走行不可になってしまいます。
こうした外的な要因以外でも、タイヤとチューブが常に擦れているため、チューブの劣化によるパンクも起こります。
このあたりは、パンクがしづらいチューブラータイヤや、穴が空いてもシーラントが穴を埋めてくれるチューブレスレディタイヤに軍配が上がります。
クリンチャータイヤは、インナーチューブを入れないと使えないためチューブが必要です。タイヤチューブは軽いものでも1本100gくらいするので、チューブの分だけどうしても重くなってしまいます。
チューブラータイヤと比較するとクリンチャータイヤはチューブ込みでも軽量ですが、最新のチューブレスタイヤと比較するとどうしても重くなります。
ただし、このデメリットは最近流行の「TPUチューブ」を使うことである程度解消できます。TPUチューブは1本40g程度の超軽量チューブで、この数年で価格もかなり低価格化してきました。
TPUチューブはメリット・デメリットがあるので、確認した上で導入するようにしましょう。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
タイヤメーカーの新作を見てみると、これまでクリンチャーかチューブラーの2種類だったタイヤの中に、徐々にチューブレスレディやチューブレスタイヤが広がってきています。メーカーによっては、新作はチューブレス系のみと言うメーカーもあるくらいです。
特にスポーツ自転車界隈ではその傾向が強いため、クリンチャータイヤは今後徐々に新作が減っていく可能性があります。
ただ、それでも既存ユーザーがかなり多いのがクリンチャータイヤなので、この先10年ほどはしっかり製品があると思っても大丈夫でしょう。
スポンサーリンク
メリットしかない!自転車のタイヤの空気をしっかり入れることの重要性
意外と軽視しがちだけれども、実はメリットしかないのがタイヤの空気メンテナンス。今回は、タイヤの空気をしっかりいれておくことの重要性と空気を入れる時の注意点をまとめました。
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイクのタイヤの種類と楽しみ方
タイヤが変われば走りが変わる!ロードバイク向けのタイヤの種類とそれぞれの特徴やメリット・デメリット、タイヤを変えることでどのようにロードバイクの楽しみが出るのかをまとめました。
自転車のタイヤのサイズ・太さを変えるときの注意したい3つのポイント
数千円のコストで走り味がグッと変わって楽しいのがタイヤのカスタマイズ。タイヤを交換する際に、自転車のタイヤのサイズ・太さを変える時には注意すべきポイントが3つあります。
旧ETRTOと何が違う?新ETRTO規格の解説と選ぶ際のポイント
タイヤのサイズを選ぶ際の基準となっているのがETRTO規格。2020年に新しい規格が制定され、一部のタイヤでは新ETRTO規格での設計がスタートしています。今回は、旧ETRTO規格と新ETRTO規格の違いや、新ETRTO規格のタイヤを選ぶ際のポイントをまとめました。
25C?クリンチャー?知っておきたいロード向けタイヤの名称とサイズ・規格
一言にロードバイク向けのタイヤと言っても、サイズ規格やタイプなど様々な種類があります。今回は、ロードバイクのタイヤについて知っておきたいポイントをまとめました。
チューブレス、チューブレス・レディタイヤのメリット・デメリット
最新のホイールで採用がどんどん進んでいるチューブレス、チューブレス・レディタイヤ。チューブレスは何が良いのか?それぞれの違いやメリット・デメリット、クリンチャーとの運用やコスト面の違いをまとめました。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
ラテックス?ブチル?TPU?タイヤチューブの素材の違いと選び方
自転車のタイヤチューブにはラテックスチューブとブチルチューブ、TPU(ポリウレタン)チューブがあります。それぞれの違いやどれを選ぶべきかをまとめました。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
自転車のタイヤのサイズ・太さを変えるときの注意したい3つのポイント
数千円のコストで走り味がグッと変わって楽しいのがタイヤのカスタマイズ。タイヤを交換する際に、自転車のタイヤのサイズ・太さを変える時には注意すべきポイントが3つあります。
予算2千円で出来る!英式バルブのクロスバイクを仏式化する方法
予算2千円(税抜き)で出来る、英式バルブのクロスバイクを仏式バルブ化する方法をまとめました。交換する際に必要なパーツや交換方法を解説します。
WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
シマノの最新リアディレイラーに採用されている「シャドー・RD」とは何か?その特徴と、選ぶメリットを解説します。
【MTB・クロスバイク】フラットバー用・油圧ブレーキメーカー
MTB・クロスバイク用の「フラットバー用・油圧ブレーキ」を製造しているメーカーと、その特徴を解説。フラットバー用・油圧ブレーキメーカーの選び方も。
シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
シマノから新しくリリースされた8速コンポーネント「ESSA」のラインアップと、既存8速パーツとの互換性を解説します。
SRAMのロードバイク、MTB向けスプロケットの互換性を解説。互換するドライブトレイン、ホイールを見つけることができます。
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性について解説。互換性があるパーツの組み合わせ、組み合わせることができないコンポーネントをまとめました。
それぞれ別コンポーネントの互換システムにある、ロード用スプロケットとMTB用スプロケットは組み合わせて使うことができるのかを解説します。
シマノDi2コンポーネントを接続するのに必須な専用工具「プラグツール」の種類と、各Di2パーツとの互換性について解説します。
シマノ・CUESシリーズのスプロケットの互換性を詳しく解説。スプロケットと互換が発生する、リアディレイラー、チェーン、ホイールの互換性を一覧で確認できます。
シマノの油圧ブレーキ用ホース・コネクティングボルトの規格と選び方
シマノの油圧ブレーキ専用ホース「BH90」と「BH59」の違いやコネクティングボルトの種類、自分のブレーキに合う油圧ブレーキ・ホースの選び方、選ぶ際の注意点を解説します。
【メーカー別】油圧ブレーキのオイル種類と特徴、メリット・デメリット
自転車の油圧ブレーキで使われる油圧オイルの種類とそれぞれの特徴、メーカーごとのブレーキオイルの種類を解説します。
シマノ・Di2システムの根幹であり、システム全体のレイアウトにも影響を与えるDi2 バッテリー。種類と互換性について解説します。
シマノ・Di2コンポーネントのエレクトリックワイヤーの種類と、Di2コンポーネントとの互換性をまとめました。
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの世代の見分け方
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの互換性が発生する世代分けについて解説。各シリーズのコンポセットがどの世代になるのかを一覧でまとめました。
11速までと大きく変わった、シマノの12速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの11速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの10速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの9速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違いと選び方
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違い、メーカーごとのラインアップと選び方を解説します。