WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2022/06/13
公開日: 2021/11/01
一言にロードバイク向けのタイヤと言っても、サイズ規格やタイプなど様々な種類があります。今回は、ロードバイクのタイヤについて知っておきたいポイントをまとめました。
この記事の目次
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ロードバイクのタイヤは、概ね、
の3つの項目で違いがあります。
例えば、ロード向けタイヤで人気の「Continental GRAND PRIX 5000 700 x 25C クリンチャー フォルダブル」であれば、商品名だけで、
ということがわかります。
自分のロードバイクにそのタイヤが使えるかどうかは、サイズと種類だけあっていれば良いので、まずは今装着されているタイヤのサイズと種類を調べて、同じ規格のものを選べば問題なく使えます。
自転車のタイヤサイズは、日本の一般向け自転車ではインチサイズ表記が定着していますが、ロードバイクではインチではなく、ETRTO規格と呼ばれる欧州の規格で表記されます。
ETRTO規格では、タイヤのサイズを「直径 x 太さ」で表記します。ロード向けタイヤであれば、タイヤの直径が700mmとなる700と、太さを示す「00 C」という数字の組み合わせで表示されます。現在の主流なタイヤサイズは「700 x 25C」ですが、これは、「直径700mmで、太さが25mmのタイヤ」という意味です。
タイヤのサイズは、使用するロードバイクのフレーム・フォークとブレーキのタイヤクリアランスによって異なります。クリアランスを超えたサイズのタイヤを装着すると、ブレーキやフレームと擦ってしまって走行が出来ない、もしくはフレームを傷つけることがあるので注意しましょう。
キャリパーブレーキタイプのロードバイクであれば、ブレーキのスペックに最大タイヤサイズが記載されているので、そこがクリアされれば概ね収まります。
シティサイクルでお馴染みの、タイヤの内側にチューブを入れるタイプのタイヤを「クリンチャータイヤ」もしくは「チューブドタイヤ」と呼びます。ホイールの商品名では「CL」と省略されることもあります。
ロードバイクで使われているタイヤの多くがクリンチャータイヤです。クリンチャーホイールだけでなく、チューブレスレディホイールでも使えます。
クリンチャータイヤは、ホイールのリムにタイヤのビードを嵌め込んで装着するため、脱着が簡単で、パンク修理時のチューブ交換が簡単、しかもタイヤの価格も安いというメリットがあります。
一方で、タイヤとインナーチューブがズレて摩擦が生まれたり、段差に乗り上げた時にホイールリムとタイヤに挟まれたチューブが穴あきを起こす「リム打ちパンク」が起こりやすいというデメリットもあります。
タイヤのリムの上にインナーチューブを包み込んだタイヤを乗せる形で装着するのがチューブラータイヤ。チューブラー専用ホイールでのみ使えます。「TUB」と省略されることもあります。
ホイールリムとインナーチューブが接するクリンチャーに対して、チューブラーはインナーチューブをタイヤで完全に包み込んでいるため、パンクに強いというメリットがあります。また、インナチューブがタイヤに縫い込まれているので、タイヤとチューブの摩擦が減り、走行時のパワーロスが少ないとも言われています。
一方で、インナーチューブが縫い込まれたタイヤの中にあるということは、パンクした場合には縫い合わせている系を解いて、中のチューブを取り出して修理するがあるため、パンク時のメンテナンス性は高くありません。
タイヤの内側にチューブを入れる必要がない、新しいタイプのタイヤがチューブレスタイヤです。「TL(Tube Less)」と表記されることもあります。
構造としてはクリンチャーと同じリムにビードを嵌め込むタイプですが、チューブレス対応ホイールでのみ使えます。インナーチューブがないため、空気圧が低めでも走行性能が高く、チューブの交換寿命を気にしないで良いというメリットがあります。
チューブレスタイヤには、タイヤの内側に空気保持層があるため、後述のチューブレスレディと違って、シーラントが不要で手間が少ないもメリットの一つ。
一方で、タイヤを装着する時には、ビードをしっかり上げるために高圧で一気に空気を入れる必要があるため、タイヤの脱着に専用のポンプがあった方が良いなど、普通の空気入れとは違う運用になるというのがデメリットです。
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チューブレスと同じインナーチューブが不要なタイヤですが、シーラントが必要なのがチューブレスレディタイヤ。「TLR(Tube Less Ready)」と表記されることもあります。
チューブレスと違って空気保持層がないため、タイヤの内圧を保つためにシーラントと呼ばれる専用の液体を使って、タイヤとリムの隙間を埋めて空気漏れを防ぐ仕組みです。
機構的にはクリンチャーに近いですが、チューブレスレディタイヤとチューブレスレディホイールの組み合わせでのみ使えます。
シーラントは年に2、3回交換する必要があるとされているため、チューブレスタイヤよりも運用の手間があるのがデメリットでしょうか。
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自転車屋さんで、輪っかのまま展示されているタイヤがいわゆるワイヤービードと呼ばれるタイヤで、ビード部分に金属ワイヤーが入っています。金属なので折り曲げられないため、輪っかのまま展示されているわけです。
ワイヤービード・タイヤの最大のメリットは価格。1本3,000円未満のタイヤはワイヤービードが多くなっています。
ワイヤービードのデメリットは金属ワイヤーが入っているためタイヤ重量が重く、折り畳みが出来ないため、持ち運びに不便という点。また、金属のワイヤーが入っているため、タイヤの交換作業も不便です。
ビードを保持するためにワイヤーを使うのではなく、ケブラー繊維で編み込んであるのがケプラービードのタイヤ。繊維なのでタイヤを折り畳んでおけることから「フォルダブル(フォールディングタイヤ)」とも呼ばれ、タイヤ重量が軽く、1本200gを切るタイヤもあります。
デメリットは価格で、ワイヤービードのタイヤの2〜3倍くらいの価格がすることがあり、最上位グレードとなると1本1万円以上にもなります。
自転車のタイヤというと表目に溝があるトレッドパターンのあるタイヤを思い浮かべる方が多いかもしれません。舗装路ではない悪路を走る際は、地面と噛み合うためにトレッドパターンがあった方が走りやすくなります。
ただし、溝がある分、路面とタイヤの接地面積が少ないためグリップ力が低くなる、パワーロスが起こる、転がり抵抗が高くなってしまうというデメリットがあります。
ただし、ロードバイク向けの上位グレードのタイヤは、トレッドパターンが入っていても転がり抵抗が低くなるようにデザインされているモデルがたくさんあります。
ロードレースなどで使われるのが溝がないスリックタイヤです。溝ない分、路面との接地面積が広く、グリップ力に優れていて、転がり抵抗が少なく軽い走りになります。
一方で、溝がない分、タイヤの全ての面で路面をキャッチするため、タイヤの消耗が早くなってしまうというデメリットもあります。
スリックタイヤというと、「溝がないからスリップしやすいのでは?」と思いがちですが、実は濡れた路面でのスリップの原因とされる「ハイドロプレーニング現象」は、おおむね80km以上で発生することが多くなっているとされているため、一般人が乗るロードバイクでは心配する必要はありません。
ロードバイクと普通の自転車の違いの一つにバルブの種類があります。
日本で一番普及しているのは英式バルブのチューブですが、ロードバイクはほとんどが仏式バルブのチューブです。ただ、バルブの種類はタイヤではなくチューブの規格なので、タイヤ側がバルブ規格を求めることはありません。
ただし、自転車のタイヤにはタイヤのモデルごとに規定の空気圧が定められており、ロードバイク向けのタイヤは高圧前提のモデルが多いため、高圧に出来ない英式バルブではなく仏式バルブのチューブを使うことがほとんどになります。
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