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デカトロンのサイクルコンピュータ(サイコン)を徹底比較!まとめ完全版
公開日: 2021/06/03
手頃な価格が嬉しい、フランスの大手スポーツメーカー・デカトロンのサイクルコンピュータ(サイコン)を徹底比較!機能ごとのモデルの選び方など。
この記事の目次
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デカトロンのサイコンのラインアップ
デカトロンのサイコンは、デカトロン傘下の自転車ブランドB’TWINの製品として製造されています。
ワイヤレスサイクロメーター B’TWIN 500
Decathlon (デカトロン) ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 500
メーカー | Decathlon |
---|---|
バックライト | あり |
外部センサー | 専用ワイヤレスセンサー |
計測項目 | 現在の速度、平均速度、最大速度、走行距離、積算走行距離、時刻、ストップウォッチ、気温 |
B’TWIN 500は、ワイヤレスセンサーを使用したサイコンです。GPSセンサーは搭載しておらず、ホイールに直接取り付ける小型センサー(非マグネット式)からの回転数を元に、速度などを計測しています。
計測可能なデータは、現在の速度、平均速度、最大速度、走行距離、積算走行距離、時刻、ストップウォッチ、気温で、サイコンとしては基本的な項目をカバーしています。
ワイヤレスサイクロメーター B’TWIN 120
Decathlon (デカトロン) ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 120
メーカー | Decathlon |
---|---|
計測データ | 現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計 |
バックライト | なし |
外部センサー | 専用マグネット式無線センサー |
B’TWIN 500は、従来型のマグネットセンサーを使ったワイヤレス・サイコンです。フレームかフォークに取り付けたセンサーと、ホイールのスポークに取り付けたマグネットで回転数を計測します。
表示可能な項目は、現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計と、上位機種のB’TWIN 500と比べてやや少なく、「現在速度と時計くらいがあればいい」と言うライトユーザー向けのサイコンです。
ワイヤレスサイクロメーター B’TWIN 100
Decathlon (デカトロン) ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 100
メーカー | Decathlon |
---|---|
計測データ | 現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計 |
バックライト | なし |
外部センサー | 専用マグネット式有線センサー |
B’TWIN 100は兄弟モデルのB’TWIN 120のセンサーが有線になったモデルです。
表示可能な項目もB’TWIN 120と全く同じで、現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計が表示できます。
B’TWIN 100の魅力はなんといっても価格で、有線とはいえサイコンが1,000円台前半(記事執筆時)で購入できると言うのは破格と言えます。
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モデルごとのスペック・機能比較
続いてデカトロンのサイコンのスペックと機能を比較してみましょう。
スペック・機能 | B’TWIN 500 | B’TWIN 120 | B’TWIN 100 |
---|---|---|---|
スピードセンサー | ハブ取り付け型 | 無線マグネット式 | 有線マグネット式 |
バックライト | ○ | x | x |
現在の速度 | ○ | ○ | ○ |
平均速度 | ○ | ○ | ○ |
最大速度 | ○ | x | x |
走行距離 | ○ | ○ | ○ |
積算走行距離 | ○ | ○ | ○ |
時刻 | ○ | ○ | ○ |
ストップウォッチ | ○ | x | x |
気温 | ○ | x | x |
サイコンの機能としての違いは大きくない
サイコンの機能として比較すると、上位モデルのB’TWIN 500も下位モデルのB’TWIN 120/100も大きな差はありません。最高速度と気温とストップウォッチ機能があるくらいなので、その機能差が最大で2,000円の価格差に値するかは価値観によるでしょう。
ただ、スピードセンサーは、上位モデルのB’TWIN 500がハブ取り付け型で一番スマート、B’TWIN 120は無線ですがマグネット式ですし、B’TWIN 100は有線式です。
この辺りはバイクをどのように見せたいかというところで選べば良いでしょう。
使い勝手で大きな差はバックライト
一方で、デカトロンのサイコンで大きな差があるのはバックライトの有無。バックライトの有無は夜に走ることがある方には大きな違いです。
バックライトが欲しい方は、上位モデルのB’TWIN 500一択となります。
機能差以上に大きい価格差、でも安い。
デカトロンのサイコンの悩ましい点は、機能差は少ないのに価格差はそこそこあり、それでも商品価格が非常に安い点です。
上位モデルのB’TWIN 500が3,000円台、B’TWIN 120が2,000円台、B’TWIN 100が1,000円台と、モデルごとにおおよそ1,000円ほど価格差がありますが、1,000円の違いを見出すほどの機能差があるのか判断が難しいところです。
とはいえ、最安値のB’TWIN 100だと機能的にも物足りないような気がしてしまいますし、上位のB’TWIN 500だともう2,000円くらい出すと中華メーカーのGPSサイコンが視野に入ります。
手頃な価格でお財布に優しいデカトロンのサイコンですが、どれかと選ぶと意外と悩ましいところです。
この記事で紹介したアイテム
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ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 500
メーカー Decathlon バックライト あり 外部センサー 専用ワイヤレスセンサー 計測項目 現在の速度、平均速度、最大速度、走行距離、積算走行距離、時刻、ストップウォッチ、気温 -
ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 120
メーカー Decathlon 計測データ 現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計 バックライト なし 外部センサー 専用マグネット式無線センサー -
ワイヤレスサイクロメーター B'TWIN 100
メーカー Decathlon 計測データ 現在の速度、平均速度、走行距離、積算走行距離、時計 バックライト なし 外部センサー 専用マグネット式有線センサー