HAMMERHEADのサイクルコンピュータ（サイコン）を徹底比較！まとめ完全版

HAMMERHEADのサイコンのラインアップ

Karoo 2

初代Karooからアップグレードした現行モデルがKaroo 2。ベースの機能は初代モデルそのままに、筐体をスリムアップして軽量化。また、ストレージやモバイル通信のアップグレードなども行われています。

AndroidベースながらもBluetoothとANT+に対応。どちらのセンサーでもペアリングが可能になっています。通信面で他社のサイコンとの大きな違いはモバイル通信機能とWifiを搭載している点で、サイコン単体でネット通信が可能になっています。

また、大きなトピックとしては、対応位置情報衛星に「みちびき（QZSS）」が追加された点。日本での位置情報の精度アップが期待できます。

Karoo

初代モデルがKaroo。3.5インチのサイコンとしては最大クラスの液晶にAndroid OSのサイコンとして注目を浴びました。Androidベースということから、専用のストアからアプリも追加可能で、Zwiftのコンパニオンアプリなどが対応しています。

Android OSのサイコンでタッチスクリーンキーボードが使えるなど快適なタッチ操作を可能にしつつ、4つの物理ボタンでライド中の操作性もしっかりと確保。スマホのような感覚でサイコンを使えます。

また、Android OSとWifiなどのデータ通信機能を搭載していることで、他社サイコンと比較してナビ機能が豊富なのが特徴。オフラインマップにも対応しているので、ライド中にスタンドアローンでリルートをすることも可能です。

モデルごとのスペック・機能比較

続いてHAMMERHEADのサイコンのスペックと機能を比較してみましょう。

Karoo 2とKarooの違い

かなり大きかった初代から筐体サイズが大幅にサイズダウンし、重量も20gほど減量しています。筐体の縮小に伴って、画面サイズが3.5インチから3.2インチにサイズダウンしていますが、解像度が480 x 800にアップしたことで、292PPIと高密度で精細な画面表示が可能になっています。

そのほかに、ストレージが倍の32GBにアップグレードされたほか、バッテリー駆動時間が12時間から14時間へと2時間アップ。充電ポートがUSB type Cになったことで、モバイルバッテリーやリバース充電モードに対応するスマホから高速充電が可能になりました。

通信・センサー系ではモバイル通信が4Gに対応し、位置情報衛星がみちびきに対応。格安SIMなどを入れておけば完全スタンドアローンで快適に運用可能です。

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