ローラー台を始めるときに揃えておきたいアイテム

絶対に揃えたいアイテム

防音マット

ローラー台は基本的には室内で使うことになると思いますので、近所迷惑を考えると防音マットは必須です。

ローラー台の場合は、車輪の回転による振動が主な騒音になるので、なるべく厚みのある「衝撃吸収」の強いマットを選ぶようにすると良いでしょう。

なお、ローラー台用に防音マットを選ぶ際は、レビューなどからマット自体の強度をしっかりとチェックしましょう。ローラー台自体が重いため、弱いマットにするとすぐに破れてしまう可能性があります。

汗受けパッド・ネット

外を走っている時と違って、室内は風がないため思ったよりも汗をかきます。

外を走っている時は、風である程度の汗は乾いてしまいますが、室内のローラー台だとかいた汗がそのまま下にポタポタと落ちていきます。

汗はそのままフレームやクランクなどについてサビの原因になりますので、汗受けパッド・ネットを用意するようにしましょう。

ケイデンス機能付きサイクルコンピュータ・センサー

ローラー台でトレーニング中には、速度やケイデンスなどの指標がないと「どれくらいの速度が出ているのか」がわかりません。きちんとしたデータを取らないとトレーニングにならないので、できればケイデンス機能付きサイクルコンピュータか、ANT+に対応したセンサーを購入すると良いでしょう。

なお、ローラー台は前輪が回転しないため、通常のサイクルコンピュータでは速度が計測できません。また、GPSサイクルコンピュータの場合も、GPS式はサイコンが移動した緯度経度の差分で速度を算出しているため、自転車が移動しないローラー台では速度が取得できません。

あったら用意アイテム

ローラー台用タイヤ

ローラー台は塗装された地面とは接地コンディションが異なる為、できればトレーニング専用タイヤがあるとより快適にトレーニングが出来ます。

トレーニング用のタイヤは比較的安価なので、実際に外で走る際の高価なタイヤを摩耗させずに済むというメリットも大きいでしょう。

タイヤの履き替えが面倒な場合は、

• ホイール
• スプロケット
• タイヤ

の一式を用意して、ローラー台用セットにしておくとより便利です。

扇風機

風が吹いていない状況でローラー台に乗るのは思ったよりも暑いので、扇風機で風を浴びると夏場は特に楽になります。

外を走るときの風に比べたら風量は全然弱いですが、扇風機自体が3,000円くらいで購入できるので、快適性を高めるという意味ではあったら嬉しいアイテムです。

室内用シューズ

ロードバイクにビンディングペダルを装着している場合は、ローラー台でもビンディングシューズを履くことになるので、できれば室内用のビンディングシューズを用意しましょう。

ビンディングシューズは外を歩くと思ったよりも砂や泥などを持ってくるので、外で使っているビンディングシューズを室内で使うのは、衛生的にあまりよくありません。

ローラー台を始めるときに揃えておきたいアイテムをみてきました。

外を走る時とは違った環境になるため、必要になるアイテムを変わってきますので、ローラー台でのトレーニングを充実させるためにも、ぜひ検討してみてください。

ローラー台トレーニング環境に関するよくある質問