子供自転車の補助輪なし練習の仕方まとめ

最終更新日: 2020/10/05

公開日: 1/01/01

子供自転車の補助輪なし練習の仕方をまとめました。なるべく子供に無理がなく、自転車の仕組みを段階的に学びながら「最後にはなんか乗れてしまった」という感じで乗れるようになる練習方法になっています。

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自転車に乗るのは最後

まずは自転車の操作を覚えよう

自転車を動かすことから始めましょう。まずは、ペダルを使わない練習なので、サドルは一番下にしておいて構いません。そのほうが跨ぎが楽になります。

手で自転車押してみよう

いきなり補助輪なしの自転車の乗ろうとしてもうまく乗れません。転んだ時や、停車時の操作を覚える上でも、まずは手で自転車を押す練習をしましょう。

最初は自分の手や足の位置と自転車の距離がうまく取れなくて、ぶつかったりうまく歩けませんが、初めてのことですので当たり前です。まずはゆっくり、自転車を倒してしまっても良いので手で動かす練習をしましょう。

その時に、自転車を倒してしまっても大丈夫です。車が通るような危険な道でなければ、自分で起こすようにしましょう。手助けしてあげたいところですが、いづれは自分で起こさなくてはならなくなるのですから、自分でやらせてみましょう。

自転車をまたいで歩いてみよう

手で押すことに慣れたら、次は自転車にまたいで歩いてみましょう。ペダルなしのバイク・ストライダーの感覚です。歩くだけなのでスピードは出ませんし、倒れても痛くないので自転車を運転する感覚を覚えることができます。

この時に、ペダルを外してあげるのがベストなのですが、ペダルを外すのは工具が必要なので、無理はせずにペダルありでちょこちょこと歩くだけでも大丈夫です。

子供にとっては自転車は大きいものなので、最初は跨ぐだけでも自転車を倒してしまうかもしれませんが、そのバランスを覚える練習でもあるので、しっかりと自分でやらせてみましょう。

ブレーキで自転車を止めてみよう

自転車にまたいで歩くのに慣れたら、ブレーキを使って自転車を止める練習をしましょう。

子供とって運転をしながらブレーキを使うという「同時作業」はいきなり出来ないことがありますが、歩くスピードならブレーキをうまく使えなくても止まれるので安心です。

この時、出来れば前ブレーキを使って止まるクセをつけたいところですが、前のブレーキはリムブレーキという「ブレーキをかけるのに力がいる」タイプのブレーキなので、前ブレーキがうまくで出来なかったら、後の油圧ブレーキでも構いません。

ただし、前輪後輪を両方同時に使うと、後輪がロックされてドリフトすることがあるので注意しましょう。

緩い坂道をペダルを使わずに降りてみよう

次は坂道を降りてみましょう。あまり急でない、子供の力でも自転車を足で止められるくらいの緩やかな坂で、下が芝生のところがベストです。

最初は歩きで、慣れてきたらサドルに座って降りてみましょう。自転車は勢いがあった方が倒れないので、その感覚を掴むための練習です。

また、坂道練習はスピードが出た時のブレーキの練習でもありますので、しっかりブレーキで止まることも意識させましょう。

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いよいよ乗ってみよう!

ここまできたら、あとはペダルを漕ぐだけなので、もう一息です。

  • ハンドル操作する
  • 自転車に乗ってバランスを取る
  • ブレーキで止まって降りる

という基本動作は練習できたので、あとは走り出しのペダリングと、降りる練習だけです。

走り出しの練習

走り出しは、車体が反対側に倒れないように、車体をほんの少しだけ自分の方に傾けた状態で、右足をペダルを上に乗せて、「ペダルの上に立つ感覚」で乗り出すことを教えてあげましょう。この時、ハンドルがまっすぐ前を向いてないとほぼ100%倒れるので、ハンドルをまっすぐにするのを意識づけしてあげましょう。

  • 車体をちょっと傾けて
  • 右ペダルをちょっと上に動かして
  • 右足を乗せて
  • ハンドルを前に向けて
  • ペダルの上に立つ感覚でふむ

この5つです。

停車の練習

走り出しがスムーズにできるようになったら、あとは停車です。

先ほどのブレーキ練習が出来ていればブレーキ動作自体出来ますが、そのあとの自転車にまたがった状態から降りる練習は出来ていないので、停止して自転車の左側に降りる練習をしましょう。日本は左側通行ですから、右側に降りると車両に巻き込まれる可能性があります。必ず左側に降りるように教えましょう。


子供自転車の補助輪なし練習の仕方をみてきました。

お子様によって得手不得手があるので、必ずしもこの方法が正解というわけではありません。いきなり乗れてしまう子もいますし、全然違う方法の方がよかったということもあるでしょう。

何よりも大事なのは、なるべく全部子供にやらせて、出来るようになった感覚を味あわせてあげることです。そうすることで、自転車が自分のものになってもっと楽しくなるでしょう。

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