最軽量・最安値はどれ？ロード向けチューブラータイヤまとめ

※タイヤ重量はブラックタイヤの重量を、下書きはメーカー（代理店）の定価で記載しています。カラータイヤは重量が異なることがあります。

主要メーカーのロード向けチューブラータイヤのラインアップ

軽量チューブラータイヤ

まずは走りのパフォーマンスにも影響する「軽量さ」でチューブラータイヤを比較してみます。

23C

23Cでは、VittoriaのCORSA SPEEDとContinentalのTEMPOが200gで最軽量。23Cでも300g近いモデルもあるなか、200gはかなり軽量と言えます。

25C

各メーカー、200g台後半になることが多い25Cのチューブラータイヤですが、ここでもVittoriaのCORSA SPEEDが圧倒的な軽量さで最軽量に。

続いて、2022年に新発売されたPanaracerのAGILESTのチューブラータイヤとHutchinsonのPRO TOURが次点に。AGILESTは、日本国内での入手性の高さと、1本1万円ほどというコスパの高さを考えると、60gほど重たいことを除けばNo.1と言っても過言ではありません。

28C

各メーカーラインアップがほぼなくなってくる28Cのチューブラータイヤ。最軽量は、Panaracerの旧レースグレードタイヤ・Race A Evo4のチューブラーモデルで、300gを切る軽量さです。それ以外のメーカーは300g超えで、軽さで言えば、Race A Evo4とMichelinのPOWER Competition、PirelliのP ZERO RACE TUBから選ぶことになるでしょう。

1本1万円未満の安いチューブラータイヤ

続いて、どうしても値段が高くなるチューブラータイヤの中でも、1本あたりが1万円未満の安いモデルをピックアップして比較してみます。

23C

チューブラータイヤの中で圧倒的な低価格を実現しているのがPanaracerのPracticeシリーズ。実売で3,000円前後と脅威のコスパです。それ以外にも、コンチネンタルのGIROも低価格。VittoriaのRUBINO PROやContinentalのSPRINTER GATORSKINなどは、1万円に近くやや高いですが、性能とのバランスは抜群です。

25C

ここ数年のトレンドありながら、安価なチューブラーモデルのラインアップが少ないのが25C。ここでもPanaracerのPracticeシリーズが圧倒的な最安値。とにかく安さを求めるなら唯一の選択肢でしょう。