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公開日: 2024/02/29
ロードバイク・MTBパーツの中でも交換パーツを探すのが困難なのがBB。BBの種類と交換パーツの選び方
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スポーツ自転車用のBBには様々な種類があります。それぞれ、メーカーが強度、製造コスト、剛性などを考えてベストな規格を提唱しているのですが、メーカーごとの設計思想が違うが故に、驚くほど多様な規格が存在します。
BBの規格は、
の組み合わせで決まります。
メーカーごとだけでなく車体ごとにBB規格が違うことも当たり前のようにあるため、
そのため、まずは自分のロードバイク・MTBのBBがどの規格なのがをチェックするのが最初です。
メーカー公式サイトの自分の車体のスペック表に記載されていることがほとんどなので、公式サイトをまずはチェックしましょう。
もし、公式サイトに記載がない、もしくは公式サイトの情報がない場合は、取り付けられているBBを外してみて、BBの型番で詳細なスペックを確認しましょう。
例えば、BBに「SM-BB93」という型番が書いてあったらその型番で検索します。そうすれば「XTR ねじ込み式ボトムブラケット」というシマノの公式サイトが出てきます。
この二つの方法でも詳細なスペックがわからなかった場合は、以下のことを確認します。
例えば、(1)圧入式で(2)、BBシェル幅が89.5mm、(3)BBシェル内径が42mmだと、シマノのBBなどに多いBB92(PF92)規格であることがわかります。
先ほどのBBの規格はフレームのBBシェルに取り付け可能な規格です。ですが、実際にはBBにクランクを取り付けるため、クランクセットに対応するBBを探す必要があります。
例えば、シマノ・ホローテックIIのロードクランクセットに交換したいのであれば、ホローテックIIに対応かつ自分のロードバイク・MTBに取り付け可能なBBを探す必要があります。
注意したいのはメーカーが同じでも規格が違うケース。例えば、同じシマノのクランクでも「ホローテックII」と「オクタリンク」は互換性がありませんし、SRAMのクランクでも現行モデルの「DUB」と旧モデルの「GXP」には互換性がありません。
BB・クランクの規格が確定したらBBを選びます。BBは重要なパーツですが、複雑な構造ではないため、グレードによる性能差はあまりないと言われているため、予算にあった製品を選べば良いでしょう。
その際に注意したいのが必要な工具。基本的には、BBの種類によって必要な工具が異なります。専用工具がないと取り付けができない、もしくはパーツを破損することもあるので、必ず推奨されている工具を使いましょう。
古い車体のBBの交換時や、純正BBが対応していないクランクに交換したい際に出てくるのが「対応するBBがない」という問題。
そうした際に力になってくれるのが、多彩なBBを手がけているサードパーティメーカーです。
BBに強いのは、共に自転車大国・台湾メーカーの「TOKEN」と「WISHBONE」です。
TOKENは国内での流通も豊富で、スポーツ自転車専門店でも取り扱いが多いメーカー。BBだけでなく、安くて高性能なホイールも人気です。
TOKENのBBは様々なシェル幅、シャフト径に対応できるようにカスタマイズ可能なモデルもあるため、まずはTOKENで探してみると良いでしょう。
とにかく細かな対応が可能なBBをラインアップするのがWISHBONE。ここで対応BBが見つからないということはないだろうと言えるくらい、豊富なラインアップがあります。
どちらもシマノの純正BBと比較するとかなり高額にはなってしまいますが、BB自体の品質が高いこと、そして何よりも自分のMTBにフィットするBBを探すことができるのが最大のメリットです。
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