WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2023/11/26
公開日: 2020/11/12
グレードの違いや世代の違いでいろんなパーツがあって混乱しがちなシマノのロードバイク向けコンポーネント。今回は、シマノコンポーネントの互換性の傾向についてまとめました。
この記事の目次
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ブレーキは、シマノのロードバイク向けパーツの中でも最も互換性が高いパーツです。基本的には、STIレバーが対応してれば基本上下グレードで互換します。
例えば、エントリーグレードのCLARISのSTIレバーでも、最上位のDURA-ACEのブレーキに対応することがあります。
ブレーキは新品でも価格がそこまで高くないので、単体でのアップグレードしやすいパーツ言えます。
コンポーネント周りでパーツのアップグレードで人気なのはドライブトレイン(スピード段数)のアップグレード。
見た目だけでなく、変速数が増えることで走りの幅が増えるため、「ロードバイクのアップグレード = 変速周りのアップグレード」という方が多いでしょう。
シマノのロードバイク向けコンポーネントでは、変速段数は、
と言う組み合わせがあります。
シマノのロードバイクの最新モデルであるDURA-ACE・R9200シリーズと、ULTEGRA・R8100シリーズ、そして105・R7100シリーズは上下で互換性があります。
後述するDURA-ACE・R9100シリーズやULTEGRA・R8000シリーズ、105・R7000シリーズは、2x11速のため、変速系の互換性はありません。
同じ2x11速同士になる旧DURA-ACE・R9100シリーズ、旧ULTEGRA・R8000シリーズ、105のパーツは、同じ変速数であれば互換性があります。
ただし、同じ105でも最新シリーズであるR7000系と5800系は2x11速用で5700系は2x10速なので、ここに互換がありません。
同じ2x10速同士になるULTEGRA、105、TIAGRAのパーツ同士は、同じ変速数であれば一部に互換性があります。ただし、現行のTIAGRA・4700シリーズ2x10速だけは、ULTEGRA:6700系、105:5700系、そして旧TIAGRA・4600系と互換性がないため注意が必要です。
また、リア10速コンポーネントにはフロントが2速のモデル(2x10速)と3速のモデル(3x10速)がありますが、リアが同じ段数でもフロントの段数が違う場合は、STIレバー、フロントディレイラー、リアディレイラーがセットで交換する必要があるケースがあります。(フロントディレイラーとクランクのみの交換でOKな場合もあり)
シマノのロードバイク向けエントリーグレードの上位版であるTIAGRAコンポ。現行上位グレードの11速ではなく、一つ下の10速グレードとしては選びやすいTIAGRAですが、互換性を考えた際にはコンポ選ぶを慎重にする必要があります。
SORA(2 or 3x9速)とCLARIS(2 or 3x8速)は、段数がそれぞれのグレードにしかないため、基本的には上下の互換がありません。
ただし、前述の通り、ブレーキについては上下互換が強いので使えるケースが多くなります。
フロント変速のパーツである、フロントディレイラーとクランクは、前後の段数が同じ場合は上下互換がある場合があります。ただし、旧モデルについては上位モデルとの互換がないケースなどもあります。
これまで見てきた互換のケースの範囲内であれば、基本的には現行のR世代(XX-R0000)と一つ前のx800世代(XX-0800)は互換性があることが多くなります。
例えば、ULTEGRAのSTIレバーST-6800(x800世代)は105の最新フロントディレイラー・FD-R7000(R世代)と互換性があります。
これよりもさらに一つ世代が空いてしまうと互換性がないケースが多くなります。
シマノの機械式変速については、変速段数が同じであれば互換することが多いですが、確実に互換しないのが電動シフトDi2コンポーネントの場合です。
Di2コンポーネントの場合、
が専用のものが必要で、これら3つのパーツは機械式のパーツを流用出来ません。
現行のシマノのロードバイクのブレーキは、ブレーキキャリパーをワイヤーで動作させる従来の「機械式ブレーキ」と、STIレバー内部のオイルタンクの油圧差で動作させる「油圧式ブレーキ」の両方があります。
ブレーキ方式が違う場合、例えば同じシリーズ・同じ変速数だったとしても互換性がありません。
例えば、機械式ブレーキ向けのSTIレバーで油圧ブレーキキャリパーは動作させることが出来ませんし、油圧式のSTIレバーで機械式のブレーキキャリパーを引くことは出来ません。
なお、シマノのロード向けコンポーネントでは、基本的にはリムブレーキが機械式でディスクブレーキが油圧式(一部違いモデルもある)となります。
シマノのロードバイク向けコンポーネントの互換性を見てきました。こうして見ると、シマノのコンポーネントは互換性が高いので、パーツによって中古なども組み合わせると格安でロードバイクのアップグレードが出来そうです。
当然ですが、詳細なパーツごとの互換性はシマノの公式サイトで確認してください。
シマノのロード向けDi2は、世代によってシステムを構築するのに必要なパーツや、パーツの組み合わせが異なるため、パーツによって互換性があります。
Di2コンポでロードバイクを組む時は、シマノの互換チャートに記載の組み合わせでパーツを揃えましょう。
パーツによっては可能です。
ロード向けコンポの場合、基本となるのがSTIレバーで、STIレバーが機械式であればリムブレーキを使うことができますし、逆にSTIレバーが油圧式だったとしても、機械式シフトで変速数が同じであれば、リムブレーキ用に多い、機械式のディレイラーなどを組み合わせて使うことができます。
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