WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
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公開日: 2021/01/28
もっと良いロードバイクに乗りたいと思った時に、新車に買い替え流のかパーツアップグレードにするのかは悩みどころです。今回は、新車とアップグレード、どちらがお得なのかを検証しました。
この記事の目次
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ロードバイクの完成車の新車を購入するとなると、10万円以上になることが多いため、パーツアップグレードの方がコスパが良いように思えますが、実はパーツ単体の値段で見ると完成車はコスパが非常に高いことがわかります。
コンポーネントをアップグレードしようとすると、105以上を除いて一式交換が基本になるのでコストが高くなります。自分で交換作業をしないでショップにお願いするとなると、パーツ費用にプラスで工賃もかかるため、トータルコストは新車の価格にどんどん近づいていきます。
例えば、シマノの105の場合、現行モデルであるR7000シリーズで新品で購入すると5万円以上で、ここから工賃を含めると8万円前後になることが多いでしょう。一方で、105の完成車の新車は、安いメーカーのものでは10万円前後で購入できるので、もう2万出せば新車が買えるということになります。
この辺りはどこをアップグレードするかにもよるため、アップグレードしたいパーツごとの予算感を把握しておきましょう。
新車におけるコンポーネントの価格比率は40〜50%が多いので、残りの費用で、フレーム、タイヤ、ホイールなどの単体で買うと高額になりがちなパーツの予備を買うことが出来るとも言えます。
特に、所有しているロードバイクが1台なのであれば、旧車のフレーム以外のパーツを予備にすると考えれば、新車は意外とコスパが高い選択肢になります。特に、消耗パーツであるタイヤ、ホイールなどは予備を持っておくと安心です。
自宅にロードバイクを2台置くスペースがないのであれば、ホイール、ハンドル、ペダルなどを外して8分組み状態にしておけば、クローゼットなどに省スペースで収納可能です。
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シマノのコンポーネントグレード言えば、105以上を装備した上位モデルのロードバイクの場合、ホイールやフレームなども品質の高いものを採用していることが多いため、それ以上のものへアップグレードするとなるとコストが高くなりがちです。
その場合は、高い完成車の新車を買うよりも、パーツをアップグレードした方が少ない費用でアップグレード出来ます。
特に、シマノの105以上は全て11速で互換性があるため、一式アップグレードをしないでも、STIレバーだけ、クランクセットだけといった単体アップグレードが可能なので、色々試しながらアップグレードが出来ます。
個々のパーツを安く手に入れることが出来て、自分でロードバイクの組み立てが出来るのであれば、新車を買うよりもバラ組みすると圧倒的に安く済みます。
例えば、フレームだけ今のままで、他のパーツを全てアップグレードしたとしても、自分で 組むなら新車と同等か新車よりも安く組めるので、好きなパーツで組める分だけ満足度が高い1台に仕上がります。
完成車はどうしても、ホイール、クランク、ブレーキなどの比較的高額なパーツを安いものにしていることが多いので、こだわるのであればバラ組がベストです。
新車に買い替え or アップグレードどっちがお得を見てきました。
どこをどうやって、どれくらいの予算でアップグレードしたいのかによって、新車が良いかアップグレードが良いかが変わってきます。
自分がアップグレードしたい部分をしっかりと考えて、よりお得な方を選ぶようにしてみてください。
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