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絶対に焼きたくない人のための「サイクリングの日焼け対策」
公開日: 2021/09/25
真夏のサイクリングの天敵の一つが「日焼け」。体質や仕事柄絶対に焼きたくない!という人のための「サイクリングの日焼け対策」をまとめました。
この記事の目次
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サイクリングでは普段と同じ日焼け対策だと焼けてしまう理由
サイクリングをするとなると、動きやすい洋服やサイクルウェアを着ることが多いですが、日差しが強い夏の時期だと一日で真っ黒に焼けてしまうというのはよくある話です。
「サンオイルなどの日焼け止めを塗っておけば大丈夫でしょ」と思って帰ってきたら、こんがり焼けていてびっくりするなんてこともあります。
汗で日焼け止めが落ちる
サイクリングは体を動かしているので、当然汗をかきます。サンオイルが必要な夏のシーズンだと、それこそ滝のように汗をかくのも普通なので、顔や腕などに塗った日焼け止めは下手したら1時間くらいで流れ落ちてしまいます。
都度塗っても良いですが、体や顔がオイルでベタベタして不快になってくるので、オイルだけで対策をするのは難しいでしょう。
日差しの下に長時間いることが多い
普段の生活では、日差しが強い日でもある程度は建物などの日陰を通ることがあります。しかし、サイクリングでは基本的に日陰の少ない道を走ることが多いため、普段よりも多く紫外線を浴びます。
1時間くらいのサイクリングなら問題ないこともありますが、数時間のサイクリングの場合は普段の何倍もの紫外線を浴びるため、普段と同じ日焼け対策では不十分なのです。
サイクリングの日焼け対策
ウェアを工夫しよう
サイクリングで一番の日焼け対策はウェアです。
普段の通勤・通学で腕や足が出る洋服を着ている方は「腕や足を絶対焼きたくない!」という方も多いでしょうから、まず腕や足など肌の露出を最低限に抑えましょう。
最近は、真夏用長袖ウェアとしてクール素材や通気性・速乾性の高いウェアがたくさんラインアップされているので、そうしたウェアを選びましょう。黒は紫外線を吸収しやすいので、なるべく白に近い色のウェアを選ぶと良いでしょう。
なお、自転車ウェアというと、ロードレーサーのピチピチのウェアをイメージしてしまいますが、普通のスポーツウェアや普段着でも問題ありません。
スポーツ・サイクルマスクをしよう
自転車でのサイクリングは、暖かい時期だけでなく凍えるような真冬でも行われるので、顔面に当たる冷風から顔を守るためのサイクルマスクが用意されていますが、サイクルマスクは真夏の日焼け対策としても使えます。
普通のマスクでも問題ないですが、隙間焼けしてしまうのと、どうしても呼吸がしづらくなってしまうので、呼吸がしやすいように呼吸口が空いているサイクルマスクがオススメ。
日焼け止めは最強クラスを使おう
ウェアやサイクルマスクをしていても、どうしても隙間から日焼けをしてしまうため、日焼け止めも使うようにしましょう。
お肌にとってサイクリングは、真夏のビーチで日光浴をしているのとほとんど同じですから、日焼け止めを使う際は、SPF50以上・PA++++クラスの強めの日焼け止めを使うようにしましょう。
オイルタイプよりもクリームタイプのやや伸びにくい日焼け止めの方が、塗りづらいというデメリットがありますが、汗で落ちにくいのでオススメです。
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ルートを工夫しよう
自転車で日焼けをしたくない人は、ルートも工夫しましょう。
海岸沿いの道路や河川敷のサイクリングロードなど、周りに何もない道を走ると日陰がほとんどないため、かなり日焼けします。特に河川敷のサイクリングロードは周りに何もないところがほとんどなので、真夏は数時間でもこんがりと焼けてしまうことも。
逆に、山のルートを走るヒルクライムの場合、ルートにもよりますが木々の生い茂った中を走ることが多いので、日焼けレベルとしてはやや低めです。真夏は草木が一番生い茂っているので、一番焼ける真夏には山ルートを選ぶと、涼しくて空気も美味しくて快適です(坂道は大変ですが)。
走る時間を工夫しよう
真夏は日が出ている時間が長いため、午前中から夕方までのロングライドをする方も多いですが、日焼けをしたくないのであれば、早朝ライドがオススメ。
真夏は日の出時間が早く、朝4時くらいには外が明るくなってくるので、それくらいの時間にスタートして、日が上りきる8時くらいには家に帰ってくるようにすれば、日焼けをかなり抑えることができます。
唯一の欠点は「早起き」ですが、それを乗り越えて仕舞えば、早朝サイクリングならサイクリングロードも空いていますし、真夏でも気温がやや低いので快適にライドできます。