WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
公開日: 2020/11/02
ロードバイクなどのカーボンフレームモデルに乗っていると起こりうるのが「フレームのクラック」。クラックがどうして起こるのか、どういったものがクラックなのか、クラックが入ってしまったらどうするのかをまとめました。
この記事の目次
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「カーボンフレーム」というとフレーム全体がカーボン100%で出来ているように感じますが、カーボン自体は繊維素材なのでカーボンだけでは自転車のフレームを成形することができません。
実際には、カーボン繊維とエポキシ樹脂やレジンなどの母材と組み合わせて固めてフレームにします。フレームの中身はアルミフレームなどと同じ空洞になっていて、軽量なカーボン繊維と組みわさってフレームの軽量化ができるわけです。
カーボンフレームの母材に使われているエポキシ樹脂などは金属と比べると衝撃で割れやすい素材です。ですので、カーボンが受け止められる衝撃を超えると母材に衝撃が伝わり、
といった破損が発生します。これが金属であるアルミフレームなら「凹む」くらいで済むので、カーボンフレームの弱いところでもあります。
クラックという言葉自体は一般的には「亀裂やひび割れ」のことですが、自転車のカーボンフレームでは、
なども含まれます。
目視でこれらの状況がわかる場合は良いですが、判断が難しいのが「見た目的にはフレーム表面が擦れて塗装がハゲただけ」という状態。
このケースでは、実際にフレーム本体の形状になんら異常がない場合もありますし、表面は無事でも内部的には破損してしまっている場合もあります。
もしクラックが入ってしまっているなら、フレームに破損があるわけですからそのまま走行するのは危険です。最悪、走行中にフレームが折れる可能性も0ではありません。
しかし、カーボンフレームは高価なものですから、「壊れたかもしれないからすぐに簡単に交換」というのが難しいことが多いでしょう。そんな時には、まずは自分で破損重度を簡単に測ってみましょう。
チェックポイントは、
基本的にはこの3点です。どれか一つでも該当するのであれば、すぐに修理した方が良いでしょう。
一方で、破損直後に目視や触った段階では問題なかったけれども、乗るに連れてヒビが広がってきた場合などは、破損している可能性が高いため、これも修理をお勧めします。
これらの3点が問題なくても、専門家がみたら破損しているケースもあるので、一度専門店で見てもらうのがベストです。
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基本的には、自転車のカーボンフレームを修理する専門の業者に依頼することになります。かなり高額にはなってしまいますが、そのまま乗るは危険です。
CHIBA CYCLEなど、しっかりと破損個所を検査した上で修理後の保証までついている業者を選ぶと良いでしょう。
また、落車などの自己責任でない自然発生の破損の場合は、メーカーの保証が受けられる場合がありますので、購入した店舗に確認してみましょう。
破損個所がフレームだけなのであれば、フレームだけを交換するのも手です。最近では、自転車メーカーもフレーム単体販売をしているので、フレームだけ購入して、現在の車体から他のパーツを取り付けることも出来ます。
注意したいのは中古のカーボンフレームで、中古フレームは安くて魅力的ですが、目に見えないところに破損や疲労がある可能性があるので、そのリスクがあることを理解した上で購入するようにしましょう。
カーボンフレームのクラックについてみてきました。
軽量で地面からの衝撃もいなしてくれることで、上位グレードの定番となっているカーボンフレームですが、落車などの衝撃に弱いというデメリットもあります。
フレームは自転車のベースですから、不具合がある状態で乗るのはそのまま事故に繋がる危険性があります。万が一クラックが入ってしまったら、財布にも精神にも大きなダメージになりますが、しっかりと修理・交換した方が安心です。
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