ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
ディスプレイ・画面で決めるサイコン選び
公開日: 2021/08/09
サイコンを選ぶ際で重要なポイントの一つが「ディスプレイ・画面」です。サイコンを選ぶ際はディスプレイ・画面のどこを見てれば良いのか?画面サイズから決める選び方をまとめました。
この記事の目次
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カラー液晶 vs モノクロ液晶
グラフやマップナビを使うなら「カラー」
最新のサイコンでは、マップを使ったナビや、心拍数やパワー、勾配などのデータをグラフで表示してくれる機能があります。こうした機能は、モノクロよりもカラー液晶のほうが断然見やすくなります。
特にマップは、モノクロサイコンの場合は「ただの黒い線の集まり」になるので、ルートが判別できないことはないですが、ライド中にパッと見てルート確認をする際にはカラーのほうが圧倒的に見やすいうです。
バッテリーの持ちだったら「モノクロ」
ロングライドでサイコンを使う場合、一番重要なポイントは「バッテリーの持ち」です。バッテリーの持ちが良いのはモノクロ画面になります。
日中の太陽の下でライドする場合、カラー液晶はディスプレイに光が反射するため、バックライトを暗くすると表示内容が見づらくなってしまします。見やすくするためにバックライトを明るくすると、当然バッテリーの持ちは悪くなってしまいます。
一方で、モノクロ画面は、太陽の下でも見やすい液晶が多いため、日中のライドならバックライトは不要なので、バッテリーを大幅に節約できます。
大画面 vs コンパクト画面
たくさんのデータを表示したいなら大画面一択
サイコンを使う主な目的は、ライド中のリアルタイムのデータを確認することです。速度やケイデンス、心拍数などをリアルタイムで確認することで、ライドステータスや身体の状態を把握できます。
サイコンでは、
- 表示できる項目数
- 各項目の表示文字
がサイズに大きく影響します。大画面サイコンのほうが総じて表示項目数が多く、文字サイズも大きいので視認性が高くなります。
最近のサイコンは、表示項目をページごとに設定できるモデルがほとんどですが、運転中に画面を見ながらボタン操作するのは危険なだけでなく道交法的にNGなので、1画面に必要なデータが揃っているほうが、ライド中は便利です。
その意味では、ライド中にたくさんのデータを確認したいのであれば、大画面サイコン一択になります。特に近視でメガネをかけてライドする方は、小さい画面だと文字がメガネでさらに小さくなってしまうので、注意しましょう。
逆に、スピードと距離くらいしか使わないのであれば、コンパクト画面でも十分です。
軽量重視ならコンパクトモデルが良い
ロードバイクなどの軽量さを求める自転車に乗っている方は、数十gの増加も気になる方がいるかもしれません。そうした方は、コンパクト画面のサイコンがオススメです。
製品にもよりますが、サイコンのパーツの中で重量に大きく影響するのはバッテリーです。そして、バッテリーを一番使うのは液晶画面です。
大画面モデルになるほど、大きな画面を表示するためにバッテリーを大きく消耗するので、必然的にバッテリー容量が大きいものを搭載し、重量が重くなります。重いモデルでは120gくらいのモデルもあります。
軽量化を重視するのであれば、2.2インチクラスがオススメ。2.2インチクラスなら画面表示は比較的大きく、重量は60gクラスのサイコンが多いので、大画面モデルの半分くらいの重量になります。
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サイコンの画面はここもチェックしたい!
精細さも大事
数字を表示するだけのシンプルなサイコンなら気にする必要はありませんが、画面表示切り替えなどができる高機能サイコンの場合、画面の精細さ(解像度)もチェックしたいポイントです。
特に画面サイズが小さいサイコンは文字サイズが小さくなるので、液晶画面の解像度が小さいと、小さい文字が潰れてしまい、一瞬で画面を確認したい時に判別がしづらくなります。
アイウェアをかけるなら表示がくっきりしているモデルを選ぼう
日中のライド中は、紫外線や風の対策としてサングラスなどのアイウェアを使える方もいらっしゃるでしょう。そうした方は、サングラス越しの液晶の見え方をしっかり実機でチェックしましょう。
サイコンの実機を置いてある店舗は少ないですが、大手スポーツ自転車小売店などは実機があるところもあるので、そうした店舗で普段使いのアイウェアをかけた状態でテストしてみると良いでしょう。