安定した走りと見た目の良さから、最近ではMTBが街乗り自転車として選ばれることも増えてきています。今回は、「街乗り自転車」という視点でMTBを選ぶ際のポイントをまとめました。
中古ホイールを買う際に絶対チェックしたいポイント5選
公開日: 2021/01/27
かなり格安で入手できる中古ホイールはや安いというメリットもありますが、状態をしっかり見極めて買わないと大きなゴミを買うリスクもあります。中古ホイールを買う際に絶対チェックしたいポイントをピックアップしました。
この記事の目次
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回転の振れ
ホイールに振れがあると、ブレーキの効きが悪くなったり、回転抵抗が上がったりしてしまいます。
ホイールの振れは、ニップル回しがあれば個人でもある程度の修正は可能ですが、フレが大きい場合は振れ取り台を使った本格的な修正が必要になります。
振れ取り台を使った本格的な修正は下記の動画が参考になります。
中古ショップの場合、販売する前にショップ側である程度の振れを取ってあることがあるので、「ショップで振れ取りをしているのか、これ以上は振れが修正できなかったのか?」は質問しましょう。
ハブのゴリ感
ホイールはハブの回転抵抗(転がり抵抗)で走りが全く変わってくるため、ハブの回転が正常かが大事です。
ハブの回転に濁りやゴリ感がある(手で回した時に引っ掛かりがある、ザラつく感じがある)場合は、ハブに砂が混じっていたり、グリスがなくなっていたりする可能性があるので、メンテナンスが必要です。
ハブのメンテナンスはホイールごとに違うので、購入前に、
- 自分でメンテナンスが出来るハブなのか
- ベアリングなど交換パーツは入手可能か
をチェックしましょう。
ホイールのハブのメンテナンスは下記の動画のような作業です。自分でこれが出来ると思うなら、ハブに多少のゴリ感があっても修復できる可能性があります。
リムの磨耗具合
リムブレーキのホイールの場合は、リムは消耗パーツかつ交換が不可能なパーツです。リムが磨耗していると、ブレーキシューとの摩擦が発生しにくくなるため、ブレーキがしっかりと効かなくなります。
リムブレーキ用のホイルの場合、リムのシューと当たる部分に磨耗具合をチェックする印があるので、そこを基準にチェックすると良いでしょう。
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スポークの曲がり、折れ
ホイールのスポークは、ホイールにテンションを与える大事なパーツです。ここが曲がっていると、適正なテンションがかけられず、振れの原因になります。
スポークが折れている場合は、交換して正しくテンションをかければホイール自体は利用可能ですが、交換用のスポークが特殊なものの場合、スポークだけを入手するのが難しい場合があるので要注意です。
クリックリリースの有無
中古ホイールで地味にあるのが、クイックリリースが付属しない商品。クイックリリースは基本的には現在使っているものを流用できますが、クイックリリースは単体で1,000円くらいするパーツなので、その分価格に反映されているかはしっかりとチェックしましょう。
他の店舗などで、クイックリリース付きの商品が安くなっていないかも同時にチェックするとベターです。
中古ホイールを買う際に絶対チェックしたいポイントを5つ見てきました。
どれもホイールの品質を見極めるための最低条件なので、しっかりと店員さんに質問して状態に満足してから購入するようにしましょう。