全国的に加入の義務化が進んでいる自転車保険。今回は、どんな会社が自転車保険を取り扱っているのか、大手を中心にまとめました。
自転車の盗難に合わないためにやっておきたいこと
公開日: 2021/01/28
自転車の盗難に合わないためにやっておきたいことをまとめました。ちょっとした工夫や習慣で、大切な自転車を盗まれるリスクをグッと下げることが出来ます。
この記事の目次
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防犯登録をする
自転車の防犯登録は義務化されていますので、自転車に乗る場合は防犯登録が必須ですが、オークションやフリマなどで購入した場合、防犯登録を自分でする必要があるため、面倒で防犯登録をしていないという方もいるでしょう。
防犯登録シールは、盗難犯に「盗んだら防犯登録から見つかるかも」という心理的不安を与える効果も期待できます。
逆に、防犯登録シールのない自転車は、盗難犯に「盗んでも探せないだろう」という安心感を与えることにもなるので、必ず防犯登録をしましょう。
簡単に破壊できないロックを買う
盗難犯が自転車を盗む際には、基本的には鍵がかかってない自転車か、簡単にロックを破壊できる自転車を狙います。
逆に言えば、簡単に破壊できない鍵でロックしている自転車は盗難犯から避けられるということでもあるので、多少高くてもしっかりとした素材のロックを使いましょう。少しお値段は高くなりますが、直径2cmくらいの鉄製のロックを使うと安心です。
100円均一で売られているような細いワイヤーロックは、家庭用の工具でも切断ができてしまうので、避けたほうが良いでしょう。
同じ場所に長時間止めない
走っている自転車を盗難することは不可能ですから、自転車の盗難が起こるのは基本的に駐車中です。
盗難犯は「すぐに取りに帰ってきたら」という不安は常に持っていますので、同じところに長い間駐車しないのが重要です。
駐車するならラック式駐輪場で
5分くらいのちょっとした買い物などなら問題ないですが、長時間駐車するのであれば、ラック式の駐輪場を使うようにしましょう。ラック式駐輪場は駐車番号で解錠できてしまうので、きちんと鍵は締めましょう。ラック式の駐輪場を使う場合は、駐輪場で暗証番号ロックをするとより安心です。
ラック式駐輪場でも駐車番号で解錠できてしまうのであればあまり意味がないように感じますが、ラック式駐輪場はほとんどが防犯カメラがあります。防犯カメラは盗難犯が嫌うので、それだけでも効果があります。
可能なら室内保管
自転車を普段駐輪する場合は屋外がほとんどでしょう。しかし、ロードバイクや電動アシスト自転車などの高級自転車は、「いつもこの場所に駐輪している」と盗難犯に知られると狙われてしまいます。
盗難犯に目をつけられないためにも、高級な自転車は出来るだけ室内で保管するようにしましょう。
ただし、普段室内で保管していたとしても、外で駐輪することがあるなら、屋外保管と同じくらいしっかりしたロックを用意して、鍵をかけるようにしましょう。
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ロック方法を工夫する
二重・三重ロック
自転車のロックは、
- 馬蹄錠
- ワイヤーロック
などが主流ですが、どちらも特殊工具があれば簡単に切断ができてしまいます。100円均一の自転車ロックなどは、家庭用の工具でも簡単に切断できるため、盗難犯からすればお飾りでしかありません。
しかし、ロックを切断するには時間がかかるため、二重・三重ロックにしておくと、切断に時間がかかると判断して盗難犯が諦める可能性が高くなります。長時間ロックを切断している人なんて、たとえオーナーだったとしても周りから見たら明らかに不審者ですから、周りから見たら「不審者」に見られる状況を作りましょう。
また、ロードバイクのようにパーツが簡単に脱着できる自転車の場合は、ホイール、サドルなどパーツを連結してロックするようにしましょう。
地球ロック
力技の盗難犯は、自転車を鍵がかかったまま車などに乗せて盗んでいくケースもあります。そうしたケースを防ぐためにも、ロックと地上の何かを繋いで鍵をする「地球ロック」を心がけましょう。
ただし、ガードレールや公道上の電信柱、道路標識、樹木などに公共物に物を固定するのは条例違反になる可能性があるので注意しましょう。公園の駐輪スペースなど、駐輪ができるところにあるフェンスや柵などに固定するのは問題ないでしょう。
地球ロックをする場合は、店舗に許可を得て、店舗の敷地内のフェンスやポールなどに固定するのがベストです。
自転車の盗難に合わないためにやっておきたいことを見てきました。
ちょっとした工夫とロック代金という投資で、かなりの確率で大事な自転車を盗難から守ることができます。今一度、ご自身の自転車の保管状況を見直してみてください。