WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2022/11/16
公開日: 2020/11/06
ロードバイクにおいて制動を担う重要なパーツであるブレーキ。今回は、品質が高く日本での入手性も高いシマノのロードバイク向けリムブレーキの選び方と、各グレードのブレーキの型番をまとめました。
この記事の目次
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シマノのロード用ディスクブレーキの型番・互換性については下記の記事をどうぞ。
新品だけでなく、中古ショップやオークションといった中古市場なども含めてシマノブレーキを探すと、旧式(Rのついていない型番)のシマノブレーキがたくさん出てきます。
価格も手頃で「上位グレードになるなら、、、」と手を出したくなるところですが、シマノのブレーキでは「モデルの新旧の違い > グレードの違い」と言われるほど、現行モデルの性能が高く評価されています。
ですので、「ランクが上のグレードの旧式品を買うよりも、一つ下のグレードの現行品を選んだ方が良い」というのは頭に入れておきましょう。
シマノのロードバイク向けブレーキを交換する際は、STIレバーとの互換性を確認する必要があります。
今回ピックアップしているモデルについては、下記のSTIレバーと互換性があります。互換性があれば、同じグレードでなくても「上位STIレバーと下位ブレーキ」「下位STIレバーと上位ブレーキ」の組み合わせがメーカー公式で可能とされています。
型番 | グレード |
---|---|
ST-R9200 | DURA-ACE |
ST-R9100 | DURA-ACE |
ST-R9150 | DURA-ACE |
ST-9001 | DURA-ACE |
ST-9000 | DURA-ACE |
ST-R8100 | ULTEGRA |
ST-R8000 | ULTEGRA |
ST-R8050 | ULTEGRA |
ST-6870 | ULTEGRA |
ST-6800 | ULTEGRA |
ST-6770 | ULTEGRA |
ST-6700 | ULTEGRA |
ST-R7000 | 105 |
ST-5800 | 105 |
ST-5700 | 105 |
ST-4700 | TIAGRA |
ST-4600 | TIAGRA |
ST-R3000 | SORA |
ST-3500 | SORA |
ST-R2000 | CLARIS |
ST-2400 | CLARIS |
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シマノコンポーネントの最上位グレード。2021年に発売された最新のR9200シリーズでは、メインが油圧ディスクブレーキへと移行しましたが、リムブレーキモデル・BR-R9200もラインアップとして残っています。
BR-R9200はセットで3万円以上もするハイエンドモデルです。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-R9200 | DURA-ACE | ◎ | ◎ |
BR-R9100 | DURA-ACE | ◎ | ◎ |
BR-9000 | DURA-ACE | ◎ | ◎ |
BR-7900 | DURA-ACE | x | x |
シマノコンポーネントのレースグレードのミドルランクULTEGRA。DURA-ACE同様、最新モデルのR8100シリーズでは油圧ディスクへ移行していますが、リムブレーキモデル・BR-R8100が残っています。
価格はDURA-ACEよりも安く、前後で2万円前後です。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-R8100 | ULTEGRA | ◎ | ◎ |
BR-R8000 | ULTEGRA | ◎ | ◎ |
BR-6800 | ULTEGRA | ◎ | ◎ |
BR-6700 | ULTEGRA | x | x |
シマノの中ではホビーグレードの最上位で「レースレディ」とも言われる105。
最新モデルのR7100シリーズは2022年11月現在ディスクブレーキコンポのみとなっていますが、一つ前のR7000系のリムブレーキ・BR-R7000が前後セットで8,000円未満と格安で販売されています。
上位グレードと同じ「SLR-EV」や「デュアルピボット」を採用しており、エントリーグレードのロードバイクにも使えるため人気のブレーキです。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-R7000 | 105 | ◎ | ◎ |
BR-5800 | 105 | ◎ | ◎ |
BR-5700 | 105 | x | x |
シマノのミドルグレードに当たるTIAGRA。他のグレードと違って唯一型番に「R」がつかない旧式になっています。ミドルグレードのロードバイクのコンポセットとして選ばれるため、比較的よく見るブレーキですが、前後セットで最新のBR-R7000(105グレード)とそこまで価格差がない(-1,000〜2,000円)ため、BR-R7000の方がよく選ばれます。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-4700 | TIAGRA | x | x |
BR-4600 | TIAGRA | x | x |
エントリークラスのロードバイクに採用されるSORA。価格は1つ3,000円未満と安いのが特徴です。
ただ、TIAGRAグレードのブレーキ同様、もう少し出すとBR-R7000(105グレード)が買えるため、あえてアップグレードで選ぶことは少なく、標準ブレーキ向けのイメージです。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-R3000 | SORA | x | x |
BR-3500 | SORA | x | x |
シマノのロードバイク向けコンポーネントでは最下位グレードのCLARIS。他のコンポはともかく、CLARISのブレーキは効きがあまり良くないという声が多いので、入門ロードバイクを買って、BR-R7000などの1万円未満の上位グレードブレーキに交換する方が多いブレーキでもあります。
型番 | グレード | SLR-EV | デュアルピボット |
---|---|---|---|
BR-R2000 | CLARIS | x | x |
BR-2400 | CLARIS | x | x |
シマノのコンポーネントの中でも、素人でも違いがわかると言われるのが、「最新の105以上」と言われています。105未満のブレーキから105以上のブレーキにすると違いがハッキリとわかるくらいブレーキの効きがよくなると言われます。
モデル一覧からもわかる通り、最新のBR-R7000はDURA-ACE、ULTEGRAと同じ技術が採用されているため、性能がかなり高いことがわかります。
それでいて、BR-R7000は、通販で前後セットで8,000円未満で販売されていることが多く、前述の通り性能が上位グレード譲りと、コスパが非常に高いため、現状ではブレーキをアップグレードするなら新品のBR-R7000を選ぶのが鉄板となっています。
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