WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
公開日: 2021/09/15
クロスバイクをカスタムする際に迷うのが、ロード風にするのか、MTB風にするのか。お持ちのクロスバイクのタイプによって異なるカスタムについて解説します。
この記事の目次
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クロスバイクのフレーム形状は、メーカーの製品にもよりますが、ロードバイクとMTBの中間くらいの形状で、ややロード寄りのものが多くなっています。
ですので、ハンドルをドロップハンドルに交換するだけ(ブレーキやシフターなども交換が必要です)でもロードバイクっぽくなります。
クロスバイクのフレーム形状は、街乗りを前提としてヘッドチューブからシートチューブまで緩やかに下るトップチューブが多いので、ロードバイク初心者の方にとっては乗りやすいかもしれません。
一方で、クロスバイクのコンポを見てみると、フラットバー用ブレーキレバーやVブレーキ、フロントトリプルのクランクセットなど、MTB向けのコンポを採用している製品が多くなります。
カスタムをする際には、フレームにマウントがついていない、別のタイプのブレーキを取り付けることはできないので、ブレーキの種類は基本的にはそのままで使うことになります。
その意味では、クロスバイクをカスタムする際に、ロードに行くかMTBに行くかは、搭載されているブレーキの種類で概ね決まってきます。
クロスバイクはフレーム形状がロードバイクに近いため、ロードバイク化に比較的向いています。
ただし、注意点もあって、
をチェックしましょう。ロード向けのSTIレバーはVブレーキを引くことができないため、Vブレーキのクロスバイクをロード化するなら専用のアジャスターを取り付ける必要があります。
クロスバイクも基本的にはロードと同じエンド幅ですが、稀にMTBベースのフレームになっているとリアエンドが135mmの場合があります。リアエンドが幅が違うと、ロードバイク用のホイールが使えないので注意しましょう。
また、ブレーキのタイプがロードと同じキャリパーブレーキだったとしても、クロスバイクではブレーキの種類がロングアーチになっていることもあります。ロングアーチのブレーキを採用しているフレームは、太いタイヤを履けるようにブレーキ取り付け穴からホイールまでのクリアランスを広くしているので、通常のロード向けキャリパーブレーキではブレーキのアームがホイールのリムまで届きません。
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MTBのようなオフロードを走る前提で作られていないため、クロスバイクをMTB風にカスタムしたクロスバイクでは、MTB専用コースや山間部のコースは走れません。いわゆる「ルック車」と呼ばれるMTBです。
MTBとクロスバイクでは設計思想が全く異なるため、フレーム破断など最悪の場合は命に関わる事故になることもあるので、MTBとして走りたいのであればMTBを買うようにしましょう。
せっかく買ったクロスバイクだから、カスタムして乗りやすくカッコよくしていくのは非常に楽しい作業です。しかし、どんなにカスタムしてもベースとなるフレームの設計思想が違うため、ロードバイクやMTBには慣れないのがクロスバイクです。
その意味では、ある程度カスタムをして「っぽく」自転車を楽しんだら、本物を買って楽しむのも良いでしょう。
カスタムしたクロスバイクは街乗り使用として、ロードバイク・MTBは室内で大事に保管して週末の本格ライドで使うという使い分けをするのも良いのではないでしょうか?
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