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ロードバイクのダボ穴を増設してボトルケージを増やす方法
最終更新日: 2022/05/16
公開日: 2022/05/12
ロードバイク・グラベルロードバイクでロングライドや旅をしようと考えると、増やしたくなるのがダボ穴。今回は、ダボ穴を増設してボトルケージを増やす方法をまとめました。
この記事の目次
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ロードバイクのダボ穴は通常2セット
ロードバイクの車体にボトルケージなどを取り付けるためのボルト穴である「ダボ穴」。
通常は、シートチューブに1セット(穴2つ)、ダウンチューブに1セット(穴2つ)の合計2セット用意されていますが、様々な理由でデフォルトのダボ穴では足りず増やしたいというシーンがあります。
ダボ穴を増やしたいシーン
自転車キャンプなどで積載量を増やしたい
ロードバイクのダボ穴を増やしたい理由の多くは積載量を増やしたいからでしょう。
特に、自転車キャンプをする場合、サドルバッグ、フレームバッグ、フロントバッグだけではキャンプギアをフル装備積載するのは難しいため、グラベルロードバイクのようにフロントフォークやダウンチューブ下にもダボ穴が欲しくなります。
搭載するボトルの数を増やしたい
ロングライドやブルベの場合、3時間や4時間などの長時間を無休憩でライドをすることがあります。1時間のライドで真夏なら500ml以上の水分を補給した方が良いとされているので、800mlのボトルを2つ用意したとしても、水分不足になってしまいます。
そこで、デフォルトのダボ穴に設置したボトルケージ以外の場所にボトルを収容するようにすると、ボトルの搭載数を増やすことができます。
また、ボトルケージが増えることで、ツールボトルなどで1つボトルケージを使ってしまっても、2つボトルを搭載できるというメリットがあります。
ロードバイクのダボ穴を増やす方法
フロントフォークケージアダプタでフロントの積載を増やす
ダボ穴を増やす方法でメジャーなのが、フロントフォークのサイドにバンドで取り付けるタイプのアダプタを使う方法。これを使うことでフロントフォークケージを取り付けることができます。もしくは、結束バンドで取り付けるタイプのフロントフォークケージを使うのも良いでしょう。
ただし、フロントフォークの素材がカーボンの場合は、アダプタを使うことでフォークが破損する可能性があるので注意が必要です。カーボンフォークでアダプタを使う場合は、非金属製のアダプタを使って、なるべく軽いものを積載するようにしましょう。
ダウンチューブバッグを使う
厳密にはダボ穴は増えませんが、ダウンチューブ専用のバッグを使うと、ボトルケージ1本分と同じくらいの積載量を増やすことができます。
ダウンチューブバッグは、クランクや前輪との干渉を避けるために1L弱のサイズのバッグがメインになりますが、それでもツール系をダウンチューブ下に移動することで、シートチューブとダウンチューブ上のボトルケージを別の用途に使うことができます。
シートポスト専用のアダプタやサドルバッグを使う
自転車アクセサリには、シートポストにボトルケージなどを取り付けるためのアダプタが販売されています。そうしたアダプタを使うことで、シートポストにボトルケージを追加できます。
また、サドルバッグにはドリンクボトルを収納できるタイプの製品もあるので、そうした製品を使えばダボ穴を増やしたのと同じ効果があります。
フレームをグラベルロードバイクに替える
ロードバイクは長距離を走る前提のスポーツ自転車ですが、旅をするというよりも「遠くまで走る」ことを重視しているので、積載力は高くありません。
一方で積載力を重視しているスポーツ自転車と言えば、自転車キャンプなどの旅に最適なグラベルロードバイク。グラベルロードバイクのダボ穴はモデルによって異なりますが、
- トップチューブ上
- ダウンチューブ下
- フロントフォーク横(左右)
と、たくさんのダボ穴が用意されています。
もし、キャンプなどの旅で使うスポーツ自転車ご欲しいのであれば、ロードバイクではなくグラベルロードバイク買い換えるのも一つの手です。