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サイクルコンピュータで出来ること・メリット
公開日: 2020/10/29
自転車の走行データを表示することが出来るサイクルコンピュータ。サイクルコンピュータでで出来ることや、サイクルコンピュータを自転車に搭載することのメリットをまとめました。
この記事の目次
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サイクルコンピュータってなに?
サイクルコンピュータは、自転車の走行状態を数値化する自転車専用のアクセサリーです。かつては時速やケイデンスを計測するの主流でしたが、最近はGPSを使った勾配情報取得や、ルート表示、外部センサーと連携させて心拍数やパワーを計測できるなど、年々高機能化してきています。
サイクルコンピュータの種類は大きく二つ
サイクルコンピュータは大きく分けて、
- センサー式
- GPS式
の二つに分けられます。
センサー式は、自転車の前輪やクランクにセンサーをつけて、サイクルコンピュータでセンサーのデータを各種データを受信してディスプレイに走行情報を表示します。GPS式は、衛星(GPS)から位置情報を受信して、走行情報を表示します。
大きな違いはセンサーの有無で、センサー式はセンサーからデータを取るので正確で、GPS式はサイクルコンピュータのGPS精度によってデータの正確さが分かれます。ただし、センサーが不要なので配線などが邪魔にならないというメリットがあります。
サイクルコンピュータで取得できるデータ
センサー式でもGPS式でも、
- 走行速度
- 平均速度
- 走行距離
- 走行時間
このデータは基本的にどのモデルでも取得できます。
一方で、
- ケイデンス(回転数)
- 心拍数
- パワー
は追加のセンサーとサイクルコンピュータに対応機能ががあれば取得できます。
GPSサイクルコンピュータの場合は、機種によって、
- ルート
- 標高
- マップ
が取得できるモデルがあります。
サイクルコンピュータのメリット
道路交通法違反の回避に
自転車は、道路交通法違反で上限速度は定められていませんが、その道路の最高速度には従う必要があります。
自転車には速度メーターがありませんので、サイクルコンピュータを搭載することで、制限速度越えの走行を回避することが可能です。
自分の走行状態を数値化して知ることができる
自転車では自分がどれくらいの速度で走っているのかを知ることができないため、サイクルコンピュータを搭載することで、走行時の平均速度や、どれくらい距離を走ったかなど、走行を数値化することができます。
走行を数値化できると、「もっと速く走ってみたい」「もっと遠くに行ってみたい」など、走ることへの欲が出てくるので、より自転車が楽しくなります。
また、自分が現在どれくらい走れるのか、どれくらい走れるようになったのか、という指標にもなります。
スピードからケイデンスがわかる
自分の自転車のギア比を覚えておけば、スピードから逆算してケイデンスが測れます。
ケイデンスが分かれば、おおよその運動負荷がわかるので、ダイエットやトレーニングなどで自転車に乗る際には、わかりやすい指標になるのもメリットの一つです。
サイコンなくてもOK!時速だけでケイデンス維持トレーニングをする方法
ケイデンストラッキング機能付きのサイクルコンピューターなしで、時速だけでケイデンス維持トレーニングをする方法。サイクルコンピューターがなくてもスマホのアプリで気軽にトレーニングできます。
サイクルコンピュータで出来ることと、サイクルコンピュータを搭載することのメリットをみてきました。
ロードバイクなどスポーツバイクを乗る人はよく搭載しているサイクルコンピュータですが、値段がこなれてきたこともあって、利用する人が増えてきています。サイクリングライフを充実させてくれるサイクルコンピュータ、ぜひ試してみてください。