WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2023/03/07
公開日: 2020/11/10
カーボン、アルミ、エアロ、エンデュランス。一言でロードバイクと言っても用途によって様々な呼び方・種類があります。今回はロードバイクの呼び方・種類と特徴をまとめました。
この記事の目次
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ロードバイクはフレームの素材で大きく性能や重量が変わってくるため、「素材名 + ロードバイク」で呼ばれることが多くあります。
この時の素材名はフレームの素材を指すことが多く、フォークやホイールの素材も同じ素材とは限りません。
素材 | 特徴 |
---|---|
カーボン | 高い剛性と軽量性があり、振動吸収性に優れる。 フレーム形状を自由に出来るため、エアロロードなど高級モデルに採用される |
アルミ | 軽量で剛性が高いのにも関わらず、比較的低コストで製造できる。 エントリー向けのロードバイクに多く使用される |
クロモリ | 高い耐久性としなりによる独特な乗り心地がある。 重量があるため、軽量化を目的とする競技用途では使用されないことが多い。 |
チタン | 軽量かつ強度があり、乗り心地も良い。 加工が難しく、素材コストが高いため、高級モデルに多く使用される |
カーボンフレームを採用したロードバイクです。カーボンの特性を活かすことで、重量を軽くすることが出来、地面からの細かな衝撃を和らげてくれる効果もあります。カーボンロードバイクの高級モデルでは、車体重量が8kgを切ることがほとんどです。
成形をするのにマンパワーが必要なためフレーム単体で高額になるほか、金属よりも素材自体に強度がないため、落車などの強い衝撃でフレーム自体が壊れてしまう可能性が高いことがデメリットです。
少し前まで高級ロードバイクでもメイン素材だったのがアルミ。鉄に比べて成形の自由度がありながら強度を保てるメリットがあります。カーボンに比べて重量は重くなってしまいますが、落車などによる単点への衝撃に強いのはメリットです。
最近のロードバイクでは入門モデルの多くがアルミ・ロードバイクです。一方で、アルミフレームでも、フォークをカーボンにするなどの工夫をして車体重量が9kgを切るモデルもラインアップされており、下手なカーボン・ロードバイクにも重量で劣らないことがあります。
採用されるアルミの種類によって、重量や剛性が異なります。
クロモリは、鉄を主原料とした炭素鋼にクロムとモリブデンを配合した合成金属で、数十年前はロードバイクのフレームによく使われていた素材です。
カーボンやアルミに比べて重くなってしまいますが、丈夫な素材なので、サビを避けてしっかりメンテナンスをすることで、10年以上といった長く期間乗れるというメリットもあります。また、強度があるのでフレーム自体を細身にできるため、見た目のシルエットがスマートになるのもメリットです。
金属でありながらカーボンに匹敵する軽量化を実現できるのがチタン。アルミよりも強度が高く、軽量化ができるため、カーボンではない軽量ロードバイクを組むことが出来ます。
唯一の問題点はコストで、チタンが素材として高価なためチタンフレームも当然高価になります。
最近では、悪路などフレームにダメージを負うリスクが高いグラベルロードバイクでのチタンフレームを選ぶ方も増えてきています。
レースに最適なロードバイクです。レースでの使用を前提にしているため、フレーム素材やコンポーネントなどレース仕様になっていてるのが特徴。
「XXXがあるからレーシンググレード」といった決まりは特になく、各メーカー上位グレードをレーシング・ロードバイクと呼ぶことが多くなっています。
平地で高速走行を目的としたロードバイク。フレームやハンドル、ホイールの形状が空気抵抗を減らす「エアロ形状」になっていることからこう呼ばれます。こちらも明確な定義はありません。
最近では「レーシング・ロードバイクと言えばエアロ・ロードバイク」というくらい、レースシーンではエアロ性能が重視されています。
長距離を快適に走るためのロードバイク。ホイールベースが長めで、長時間乗っても体制が楽なようにフレームが設計されています。こちらも明確な定義はありません。
「長距離走る」という意味でツーリングなどでよく使われるロードバイクで、エンデュランス・ロードバイクに太いタイヤを履かせてグラベルロードバイク風にカスタマイズするのも流行です。
ロードバイクが苦手とするグラベルロード(砂利道)でも走れるように、35Cなどの太いタイヤに対応しているロードバイク。オンロードでもオフロードでも走りやすいのが特徴です。ここ数年で急激に増えてきているジャンルです。
最近では、シマノからグラベルロード用の「SHIMANO GRX」というラインアップが登場しています。
こちらも明確な定義はありませんが、一般的には35C、38Cなどの太いタイヤを装備するのがほとんどです。
通勤する人を意味する「コミューター」から使われる通勤向きのロードバイク。定義がかなり曖昧なジャンルです。コミューター・バイクは一般的に、シティサイクルやクロスバイクのことを指しますが、メーカーや販売店側が販促として特定のロードバイクを「コミューター」と呼ぶものがそれにあたります。
ロードバイクは、レーシング、エアロといったプロ仕様の車体がどうしても高くなり、安いモデルに比べて優れているように映りますが、違いは「使い方の違い」なので優劣を決めるものではありません。
ですので、どのロードバイクを選んでも、自分の用途に合っていればベストロードバイクですので、周りの声や風評は気にせずに、用途にあったお気に入りの一台を探してみてください。
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