WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
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公開日: 2021/09/25
意外とどのタイミングでアップグレードするのがベストなのかがわかりづらいのが、ロードバイクのドライブトレイン。今回はアップグレードのタイミングについて見てみましょう。
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基本的にはこのパターンの人が多いのではないでしょうか?
乗るロードバイクの気分を変えたかったとか、新作が出たからとか、セール品で良いのが出てたからとか、理由は人によって様々ですが、ロードバイクは趣味という方が多いでしょうから、「買い時に変える」というのはある意味正解です。
最近では、ロードバイクパーツを中古で買う人も増えてきているので、不要になったパーツをオークションやフリマで現金化して、新しいパーツに交換すれば、意外とお金がかからないケースもあります。
シマノやカンパなどの大手メーカーのドライブトレインパーツは、耐久性が高い素材を使っていることが多いので、簡単に劣化したり変速性能が落ちたりすことがはありませんが、落車などで物理的にパーツを傷つけてしまうと、変速不調が起きてしまうことがあります。
こうした物理的な破損による変速不調は、整備での調整では修復ができないことがあるので、そうなったらパーツの交換か、ドライブトレインの一式の交換となります。
基本的にはパーツの交換で対応することになりますが、「どうせ買うなら、この機会に・・・」とパーツアップグレードをしてドライブトレイン周りを一挙に交換する人も多いようです。
最初の頃はエントリー向けの8段や9段で十分だったライダーも、トレーニングを重ねたり、いろんなところに走りに行くようになると「もう少し変速の選択肢が欲しい」と思うようになります。
特に、サイクリングロードなどで時速30km以上で巡行できるようになると、足を休めるギアや少し負荷をかけるギアなど、細かい変速が欲しくなります。
基本的には、フロントのチェーンリングとスプロケットで調整することになりますが、変速段数が少ないドライブトレインだと、スプロケットがクロスレシオだとロー側の選択肢が弱くなり、ローを強化しようとワイドレシオにすると細かい調整が犠牲になります。
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このように、どうしてもスプロケットの交換だけでは解決できない場合は、10速や11速に段数を増やすことで選択肢を一気に獲得できます。
また、10速であれば、現行TIAGRAだけでなく、DURA-ACE、ULTEGRA、105の旧モデルも選択肢に入るので、交換パーツの幅が広がるというメリットもあります。
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シマノのコンポの場合、仮にシマノ公式ラインアップから落ちたとしても、長い間パーツが市場に流通しています。また、シマノは古いパーツでも交換用部品(スモールパーツ)を供給しているので、メンテナンスによってパーツの寿命はかなり長くなります。
それでも、シマノのスモールパーツの供給が終わってしまったり、市場在庫がなくなってしまった場合は、ドライブトレインのアップグレード時期と考えても良いでしょう。
スモールパーツの供給が止まるくらい古い(10年以上前)パーツの場合は、十分に元は取っていますし、同じグレードでも10年も経つと現行モデルは2世代くらい進んでいるので、アップグレードの費用対効果としては高いと言えます。
こちらもドライブトレインの交換が必要に迫られるケースの一つ。
フレームをアップグレードすると意外と同じパーツを流用できないことがあります。例えば、キャリパーブレーキフレームからディスクブレーキフレームにアップグレードすると、基本的にブレーキ周りは流用ができません。
他にも、Wレバー式のフレームから現行フレームにアップグレードするとWレバーが使えないためSTIレバーが必要になったり、メーカーが変わったらBBの規格が変わったりと、フレームを交換すると意外とドライブトレイン周りに影響があることがあります。
もちろん、フレームセットを選ぶ際に、現状のドライブトレインとの互換性を確認して購入すれば良いのですが、現行モデルのフレームとなると、どうしても合わない規格が出ることもあるため、フレームセットの交換タイミングで、ドライブトレインもアップグレードをするケースは多くあります。
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