WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
公開日: 2020/12/02
ロードバイク界隈でよく言われる「○○mix」ってとはどういう意味なのか、良いのか悪いのかなどをまとめました。
この記事の目次
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自転車のコンポーネントの場合、本来であれば同じグレードのものを全て揃えるのが前提です。
コンポーネントセットは、
の8点がセットになります。
例えば、レースレディである105グレードのコンポーネントセットであれば、現行モデルでは下記のパーツで構成されます。
パーツ | 型番 |
---|---|
STIレバー | ST-R7000 |
クランク | FC-R7000 |
ブレーキ | BR-R7000 |
フロントディレイラー | FD-R7000 |
リアディレイラー | RD-R7000 |
スプロケット | CS-R7000 |
チェーン | CN-HG601 |
BB(ボトムブラケット) | SM-BBR60 |
105シリーズに関しては、基本が「R7000」系の型番で、BBが上位のアルテグラと共用になっています。
実は、上位モデルをのぞいてほとんどのロードバイク完成車がシマノコンポーネントのmixです。「105コンポ搭載」「SORA搭載車」などとうたった完成車の多くは、
のみをシマノのグレードにして、他のコンポーネントは他社の安いものを搭載することが多くあります。特に入門向けロードバイクの場合はその傾向が顕著です。
mixというと悪いイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
例えば、105の下のグレードのTIAGRAコンポーネントセットのロードバイク完成車に、互換性のある105のコンポーネントを一部取り付けると「上位mix」になります。ベースの部分はTIAGRAコンポーネントのままに、ブレーキやクランクなど「どうしても上位の性能が欲しい」という部分だけを自分でアップグレードする方法です。
この場合は、コンポーネントを一部上位グレードにするわけですから、同じmixでも全てTIAGRAコンポーネントセットで揃えるよりも性能は高くなります。
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大手メーカーであれば公式HPに全てのパーツの型番を詳細に掲載しています。そこを見れば「○○搭載車」と言っても、どのパーツまで搭載しているのかをチェック出来ます。
mixコンポが悪いわけではありませんが、あまりにも知らないメーカーや、「性能が悪い」というレビューが見られるパーツを使っていたら、あとで自分で交換するか、他の完成車を検討しましょう。
もし、メーカーHPに詳細なパーツ情報がない場合は、「そのパーツを搭載するしていることがセールスポイントではない」可能性が高いでしょう。
もし気になっている完成車のHPに、詳細なスペックシートがなかったら、最低でも各パーツの拡大写真をしっかりパーツをチェックしましょう。シマノのロードバイク向けコンポなら、現行機種は必ずグレード名がパーツに入っています。
ロードバイクのmixコンポについて見てきました。
mixコンポが悪いわけではなく、メーカー側が走行性能と価格のバランスをとった結果ですので、性能が足りなければ高いロードバイク完成車を選ぶか、自分でパーツを交換すれば良いだけです。
ただし、mixコンポというのがあることを知っておけば、「この完成車はなぜこの価格なのか?」「本当に安いのか?」といった、購入する際の判断材料になるので、完成車を購入する場合はパーツのグレードをしっかりチェックしましょう。
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