走ってるのに痩せない!?自転車を走り込むほど痩せなくなる意外な原因
自転車ダイエットを続けていると「走ってるのに痩せない!?」という時期がやってきます。今回は、走り込むほど痩せなくなる意外な原因について見ていきましょう。
公開日: 2020/09/14
大抵の人は単純に痩せるのではなく「理想の体型」になりたいはずです。今回は、自転車ダイエットで理想の体型を手に入れるための事前準備についてまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
理想の体重や体型は人それぞれです。
ただ痩せたいという人もいれば、身体の脂肪を減らしたいという人、筋肉隆々のマッチョボディになりたい人もいます。大事なのは、どのような体型になりたいかを明確にして、そのためのサイクリング計画を決めることです。
例えば、「とにかく早く痩せたい」と言って、過度な運動で余計に脂肪を減らしてしまうと、女性の場合は、バストやヒップまで同時に落ちてしまって、女性らしい体型で無くなってしまう場合もあります。女性マラソン選手に、少年のようなすらっと体型の選手が多いのは、脂肪を落とすからです。
また、自転車ダイエットで「スーツが似合う、スラッとしたボディラインを出したい」と思っていたのに、無酸素運動サイクリングばかりすると、ロード選手のように太ももが筋肉パンパンになってしまい、マッチョスーツ姿になってしまう可能性があります。
どういう体型になりたいかによって、自転車ダイエットでのトレーニング方法が変わってくるので、まずはしっかりと理想の体型を考えてみましょう。
有名人やモデルさんでも良いのでこの人みたいな身体というイメージを持ちましょう。
「キレイな体型」は見る人の主観によって異なります。本人は「ぽっちゃり」と思っていても、他人から見たら「痩せてる」と言われることもあります。
一方で、体重は現実的な数値です。60kg -> 50kgへ10kg減少!と聞くと、「すごいダイエットしたなぁ」と思えますが、その結果が「キレイな体型」に繋がるとは限りません。
自転車ダイエットをする前に理解しておきたいのは、「体重減少 = 理想の体型」とはならない可能性があることです。
まずは、現在の自分の体重と体型を把握しましょう。自転車トレーニングでは体重計が必須なので、用意しましょう。できれば、体重計よりも機能が多い「体組成計」がベストです。
自転車ダイエットにおいて、重要な指標は、
の3つです。できれば、この3つが測れるものを体重計を選びましょう。最近では体脂肪率まで測れる体重計が2〜3,000円くらいで販売されているので、長く使うと思えば安いものです。
体重、体脂肪率、筋肉量がわかれば、自分の概ねの体型がわかります。そして、どこを減らしてどこを増やすことで理想の体型になるのかを考えてみましょう。
人間の脂肪の量は体脂肪率で測れますので、体重60kg・体脂肪率20%の成人男性であれば、体内の脂肪は12kgとなります。この場合、脂肪を減らして筋肉量を維持させれば、シュッとした体型になります。
自転車ダイエットは脂肪を落とすのに最適なトレーニングで、ちょっとしたサイクリングが脂肪を効率よく燃焼する運動になり、しかも長時間継続できるので、しっかりと運動強度を測りながらサイクリングをすれば、やればやるほど脂肪が減って痩せていきます。
脂肪を減らすのとは逆に、筋肉に増やしてマッチョになりたいという人もいるでしょう。その場合は、体脂肪率ではなく筋肉量を指標とします。
成人男性の場合、体重から脂肪を除いた「除脂肪体重」の半分が筋肉量と言われています。先ほどの体重60kg・体脂肪率20%の成人男性のケースでいうと、筋肉量は「(60kg - 12kg) / 2 = 24kg前後」というわけです。
筋肉量を増やすには、強度の高いトレーニングで筋肉をつけるのがベストです。この場合、普通に自転車トレーニングをしてるだけでは脂肪も同時減ってどんどん痩せていってしまうので、筋肉に繋がるような食事やプロティンなどのサプリを多めにとってバランスをとります。
スポンサーリンク
さて、指標がわかったら、実際に計算してみましょう。
先ほどから例に出している体重60kg・体脂肪率20%の成人男性で見てみましょう。この人は、メタボっぽくなってきたので、20台前半の頃のようなスリムボディになりたいとします。
脂肪だけを減らすことはなかなかできませんが、仮に体重60kg・体脂肪率20%の状態から脂肪だけを5kg減らことができるとしたら、体重55kg・体脂肪率13%、筋肉量は約23kgとなります。脂肪が減って、筋肉が増えましたね。
体重を維持したまま脂肪を減らすとどうでしょうか。体重60kg・体脂肪率10%だとすると、筋肉量は約27kg、スリムなアスリート体型になります。
このように、ただ「スリムボディになりたい」と言っても、どこを減らすのか増やすのかで、体型はかなり変わってきます。単純に体重全体を減らすのではなく、どのように痩せるのかを、実際に計算しながら決めることが、自転車ダイエットで理想の体型を手に入れる近道となるのです。
スポンサーリンク
買う前に絶対にチェックしたい!女性のためのロードバイクの選び方
女性特有の痛みや悩み事に合わせた、女性のためのロードバイクの選び方、パーツの選び方をまとめました。ロードバイクの購入前にぜひ読んでください。
シマノ・クランクセットのクランク長ラインアップと最適なクランク長の探し方
シマノのロード向けクランクのクランク長を一覧で比較。クランク長を変えることで生じる違い、自分に最適なクランク長の探し方、最新のクランク長のトレンドなども解説します。
155cm未満の低身長ミニ女子向けロードバイクがあるメーカーと選び方
男性向けサイズがメインのロードバイクでは、そもそもサイズに155cm未満の低身長女性が乗れるロードバイクが少ないのが現状です。今回は、そんな女性のために低身長でも乗れるロードバイクの選び方と、女性専用ロードバイクを製造しているメーカーをまとめました。
CANNONDALE、PINARELLO、BIANCHI、BROMPTONの対象ロードバイク、クロスバイク、ミニベロが最大10%ポイント還元!新車を安く買うチャンス!
2025年1月31日 23:59まで
セールページを見る走ってるのに痩せない!?自転車を走り込むほど痩せなくなる意外な原因
自転車ダイエットを続けていると「走ってるのに痩せない!?」という時期がやってきます。今回は、走り込むほど痩せなくなる意外な原因について見ていきましょう。
サイクリングに行く際に最低限これだけは携行した必須アイテムを10個ピックアップしました。保安・体調管理の面で、サイクリング中の軽度なトラブルに対応するためのアイテムを中心に選んでいます。
長時間走行するサイクリングでは、ハンガーノックを防ぐためにも補給食は必携アイテムです。今回は、サイクリングで用意しておきたい補給食の量と、補給の目安をまとめました。
信号が多い街乗りではロードバイクでもママチャリに負けることがあります。そうした街乗りで、安全運転や道交法を守りながら、ちょっとでも平均速度をあげる方法をまとめました。
自転車通勤のために用意しておきたいアイテムをまとめました。汗対策、雨対策、防寒対策、盗難対策など自転車通勤をする上で必須なアイテムを中心にピックアップしています。
自転車通勤はコスパがいいのか?初期費用とランニングコストから計算してみよう
自転車通勤はコスパがいいのかを、自転車通勤を始める時の初期費用とランニングコスト(毎月のコスト)から計算してみました。
自転車通勤するなら、通勤時間は公共交通を使った時と最低でも同じ時間にしたいものです。今回は、自転車通勤が通勤時間の時短になる条件と、実例をピックアップしました。
自転車通勤に最適な自転車はどれか。自転車の種類ごとの特徴や、自転車通勤で使う時のメリット・デメリットをまとめました。
ダイエットの手段として選ばれることが多くなったのが自転車通勤。今回は、自転車通勤でどれくらい痩せれるのかを、クロスバイクを使った通勤を例に、具体的な数字と計算式で試算してみました。
自転車ダイエットを始める前に!しっかりと目標減量体重とサイクリング計画を練ろう
自転車ダイエットをする際は、始める前にしっかりと目標と計画を立てるのが非常に大事です。今回は、自転車ダイエットで目標を立てる際の考え方や、運動の設定量、自転車ダイエット中の食事量についてまとめました。
自転車ダイエットを始める前に知っておきたい、ダイエットと心拍数の関係性
自転車でダイエットをするなら、消費カロリーだけでなく「何を消費するか」が大事です。今回は、サイクリングで消費するものを決定づける、心拍数について見ていきます。
ダイエットにはサイクリングがピッタリ!自転車運動と消費カロリーの関係性
手軽で長時間続けられるサイクリングはダイエットにピッタリ!自転車運動と消費カロリーの関係性や、ランニング・ジョギングのとの違いをまとめました。