ロードバイクのサイクルパンツの定番となっているビブショーツ。ビブなしショーツと何が違うのか、どちらを選ぶと良いのかを、それぞれの特徴、メリット・デメリット、用途から比較します。
- 日本語
- English
シマノのパワーメーターまとめ
公開日: 2022/05/27
シマノのパワーメーターの特徴やモデルごとの違い、選び方をまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
シマノのパワーメーターの特徴
クランクタイプのパワーメーター
現在のパワーメーター主流はペダル式とクランク式ですが、シマノのパワーメーターは、クランク式を採用。ロードバイク向けのDURA-ACE、ULTEGRAグレードのクランクにパワーメーター搭載モデル(型番の末尾に「P」が付く)がラインアップされています。
シマノのパワーメーターが初登場したのは意外と最近の2016年で国内で流通開始したのが2017年、ロードバイクの最上位グレードDURA-ACEの当時の最新モデルR9100シリーズでした。
その後、2021年発表の最新DURA-ACE・R9200系にアップグレードされ、同時発表のULTEGRA・R8100系で、ULTEGRAに初めてパワーメーター搭載クランクがラインアップしています。
シマノのパワーメーターのラインアップ
FC-R9200-P
SHIMANO (シマノ) FC-R9200-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー | シマノ |
---|---|
センサー | 両足デュアルセンサー |
パワー精度 | ±1.5% |
電源タイプ | 内蔵バッテリー |
駆動時間 | 300時間以上 |
重量 | 745g〜 |
2021年に発売されたばかりの最新DURA-ACEのパワーメーター搭載クランク。パワー計測は左右のデュアルセンサーで、パワー精度は前モデルであるFC-R9100から向上して±1.5%になっています。前モデル同様、内蔵バッテリー式で最大300時間の連続動作時間可能。
シマノ純正ならでは統一されたデザインも◎。
FC-R8100-P
SHIMANO (シマノ) FC-R8100-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー | シマノ |
---|---|
センサー | 両足デュアルセンサー |
パワー精度 | ±2.0% |
電源タイプ | 内蔵バッテリー |
駆動時間 | 300時間以上 |
重量 | 758g〜 |
前シリーズであるR8000シリーズではパワーメーター搭載モデルがなかったため、ULTEGRA初のパワーメーター搭載クランクとなったのがFC-R8100-P。
パワー精度が±2.0%。上位グレードのFC-R9200-Pよりもやや落ちますが、両足デュアルセンサーで内蔵バッテリー式で最大300時間の連続動作という点は同じです。
パワーメーターのスペック的にはDURA-ACEの前モデルFC-R9100-Pに近いスペックになっています。
FC-R9100-P
SHIMANO (シマノ) FC-R9100-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー | シマノ |
---|---|
センサー | 両足デュアルセンサー |
パワー精度 | ±2.0% |
電源タイプ | 内蔵バッテリー |
駆動時間 | 300時間以上 |
重量 | 685g〜 |
シマノ初のパワーメータークランクがFC-R9100-P。両足計測可能なデュアルセンサーと内蔵バッテリーで300時間の連続動作と、発売当時としては画期的なスペックで、現在でも十分に通用するパワーメーターです。
ただ、パワーメーターの性能という面では、2021年発売のFC-R8100-Pと同等なので、今後のサポートを考えたらFC-R8100-Pも検討したいところです。
シマノのパワーメーターの違い
まずはシマノのパワーメーターの違いを見ていきましょう。
FC-R9200-P | FC-R8100-P | FC-R9100-P | |
---|---|---|---|
発売年 | 2021年 | 2021年 | 2017年 |
タイプ | クランク | クランク | クランク |
パワー精度 | ±1.5% | ±2.0% | ±2.0% |
重量 | 745g〜 | 758g〜 | 685g〜 |
アーム長 | 165mm,170mm,172.5mm,175mm | 165mm,170mm,172.5mm,175mm | 170mm,172.5mm,175mm |
電力 | 内蔵バッテリー | 内蔵バッテリー | 内蔵バッテリー |
バッテリー寿命 | 300時間以上 | 300時間以上 | 300時間以上 |
大きな違いはパワー精度とクランク長。FC-R9200-Pがパワー制度が高く、旧モデルであるFC-R9100-Pには165mmクランクのラインアップがありません。
それ以外は概ねどのモデルも同じですが、重量が旧モデルであるFC-R9100-Pの方が60gほど軽くなっています。
軽量化に拘っている方は、重要なポイントになるでしょう。
シマノのパワーメーターの選び方
シマノのパワーメーターは、同社のホローテックIIクランクと全く同じで、そこにパワーメーターを搭載したモデルで、性能もほぼ横並びなので、クランクで選ぶのが基本になります。価格的には同型のクランクをベースに、プラス9〜10万したのがパワーメーターモデルとなります。
ホビーユースではULTEGRAのFC-R8100-Pか、中古でFC-R9100-Pを探すのがコスパが高いでしょう。
コンポをDURA-ACEで組んでいる本格派の方は、FC-R9200-Pにしたいところですが、価格が18万近くすることを考えると、ペダル式の別のパワーメーターを使った方がコスパが高いことがあります。
この記事で紹介したアイテム
-
FC-R9200-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー シマノ センサー 両足デュアルセンサー パワー精度 ±1.5% 電源タイプ 内蔵バッテリー 駆動時間 300時間以上 重量 745g〜 -
FC-R8100-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー シマノ センサー 両足デュアルセンサー パワー精度 ±2.0% 電源タイプ 内蔵バッテリー 駆動時間 300時間以上 重量 758g〜 -
FC-R9100-P パワーメーター内蔵クランク
メーカー シマノ センサー 両足デュアルセンサー パワー精度 ±2.0% 電源タイプ 内蔵バッテリー 駆動時間 300時間以上 重量 685g〜