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公開日: 2024/04/09
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性について解説。互換性があるパーツの組み合わせ、組み合わせることができないコンポーネントをまとめました。
この記事の目次
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SRAMのMTB向けコンポーネントには、
の3つがあります。
Eagleコレクションの登場時にSRAMのMTBコンポーネントは全てEagleコレクションに統一されていましたが、2023年に電動変速専用コンポーネントである「Eagle Transmissionコレクション」がされたことで、互換性が分かれています。
SRAMのMTBコンポのラインアップとグレードについては下記の記事をどうぞ。
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性は非常に簡単です。
注意すべきは「Eagleコレクションか、Eagle Transmissionか」と「電動式変速か機械式変速」かくらいで、そこが同じであればグレード違いでもコンポをミックスして使うことができます。
なお、MTBではブレーキは変速と別パーツで構成されているため、SRAMのブレーキはどのドライブトレインでも使うことが可能です。
SRAMはEagleコレクションは、新しく発表された「Eagle Transmission」を除いて、全てのグレードで互換性があるため、違うグレードのコンポを組み合わせて使うことが可能です。
THE FREEDOM TO MIX THE FREEDOM TO MATCH (ミックスする自由、マッチする自由)
Eagle is a drivetrain ecosystem with more range than ever before. XX1, X01, GX, NX and SX Eagle share technologies that make them all cross compatible. (Eagleは、かつてないほど幅の広いドライブトレインエコシステムです。XX1、X01、GX、NX、SX Eagleは、すべてのクロス互換を実現するテクノロジーを共有しています。)
つまり、エントリー向けのSX Eagleから、コンポを部分的に上位にアップグレードすることも、電動化することも可能ということです。ただし、電動化をする場合はシフターとリアディレイラーはセットで交換する必要があります。
また、リアディレイラーについては、ロー最大52Tに対応しているのは上位グレードのXX1、X01、GXのみとなるため、NXとSXのリアディレイラーで10-52Tのスプロケットは使うことができません。
2021 MTB Components COMPATIBILITY MAP | SRAM
Eagleコレクションは、電動式変速・機械式変速でチェーン・スプロケットが共用となっており、さらにAXSは完全無線コンポーネントとなっているため、既存のEagleコンポーネントからリアディレイラーとシフターを交換するだけで電動変速システムを導入可能です。
Eagle AXSシリーズで最安値の電動変速コンポ「GX Eagle AXS」は、「GX EAGLE AXSアップグレードキット」というアップグレードキットを販売しており、発売時には98,000円と10万円を切る価格で話題になりました。
Eagle Transmissionコレクションについては、チェーン、スプロケットも含めてEagleコレクションと別互換となっているため、既存のEagleコンポーネントから部分的なアップグレードができません。
シリーズ | チェーン | スプロケット |
---|---|---|
Eagle | 12s Eagle | XG |
Eagle Transmission | 12s T-Type | XS |
参考:AXS COMPONENT COMPATIBILITY | SRAM
かつてはSRAMと互換性があると言われたSRAMのコンポですが、現行のMTBシリーズであるEagleコレクションは、シマノコンポとは互換性がありません。
ただし、SRAMは従来のシマノフリーボディを搭載したホイールで、Eagleコンポーネントを使えるスプロケットを用意しているため、シマノのホイールについては、一部がEalgeコンポーネントと組み合わせが可能です。
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