WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2024/01/25
公開日: 2021/10/21
完成車メーカーとしても評価の高いLOOK。今回は、日本でも人気が高いLOOKのロード向けビンディングペダルのグレードと種類、モデルごとの違いについてまとめました。
この記事の目次
スポンサーリンク
現行のLOOKのロード向けビンディングペダルは、全て「KEO(ケオ)」シリーズに統一されています。
KEOシリーズの中で、
の3つのグレードが分かれています。
さらに、各グレードの中に、素材などの違いで「CARBON(カーボン)」や「PLUS」など、いくつかのバリエーションがラインアップされる形となっています。
DURA-ACEやULTEGRAといったシリーズ名でグレード分けがされる、シマノのロード向けビンディングペダルよりかはわかりづらいですが、「BLADE、MAX、CLASSIC」と覚えておけば良いでしょう。
LOOKの現行のビンディングペダルの最上位グレードがKEO BLADE。ベースモデル名の後にシャフト・ベアリング素材の名前が加わる形でモデル展開します。
全てのモデルがカーボン製なので「KEO BLADE」がベースで、ベアリングやシャフトの素材の違いで3つのモデルに分かれます。
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON CERAMIC TI
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | チタン |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 95g(片側) |
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON CERAMIC
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 110g(片側) |
LOOK (ルック) KEO BLADE CARBON
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 115g(片側) |
2024年1月には10年ぶりのモデルチェンジとなる新型のKEO BLADEが発売され、若干の重量アップがあるものの踏み面が広がり、よりエアロ効果の高いデザインに刷新されています。
最上位のKEO BLADEの一つ下のグレードがKEO 2 MAX。KEO BLADEとは構造も形状も全く違うビンディングペダルで、シマノのSPD-SLペダルシリーズと似たデザインです。
KEO 2 MAXは、カーボンモデルと通常モデルの2種類のラインアップで、見た目はほとんど一緒ですが、カーボンモデルの方がボディカラーがうっすらカーボンカラーになっているのと、軸部分にある「KEO 2 MAX CARBON」というプリントで見分けが出来ます。
LOOK (ルック) KEO 2 MAX CARBON
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 125g(片側) |
LOOK (ルック) KEO 2 MAX
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 130g(片側) |
LOOKのビンディングペダルのうち、コンフォートモデルに位置付けされるのがKEO 3 CLASSIC。上位モデルのKEO 2 MAXをベースに、ボディ構造を簡素化することで大幅にコストダウンしたシリーズです。
ベースとなるとKEO 3 CLASSICと、クリートが接する面をステンレスプレート化した「PLUS」の二つのラインアップ。プレートがあれば「PLUS」です。
LOOK (ルック) KEO 3 CLASSIC
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
LOOK (ルック) KEO 3 CLASSIC PLUS
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
上位グレードのKEO BLADEとミドルグレードのKEO 2 MAXは形状も構造も全てが違います。
KEO BLADEは、これまでのLOOKのシリーズを継承しつつ、TIMEのビンディングペダルに似た底面プレート構造を採用しているため、よりペダリングパワーを推進力に変換できるように設計されています。
重量的にも、KEO BLADEは軽量ペダルと呼ばれるTIMEのペダルにも匹敵するような軽量さですが、KEO 2 MAXシリーズはシマノのSPD-SLペダルと同じかやや軽いぐらいです。
先程解説した通り、KEO 3 CLASSICはKEO 2 MAXの廉価版なので、お手頃な価格でLOOKのビンディングペダルを試したいという方向けのラインです。
ロングライドやロードレースで使うなど、本格的なライドを楽しみたい方は、KEO 2 MAX以上を選ぶ方が良いでしょう。
ただ、KEO 3 CLASSICは値段的にはシマノのエントリークラスのロードペダル・PD-R550よりも安い価格で10%ほど軽量化されるので(PR-R550はペア310g)、最初から軽いペダルが良いという初心者の方はKEO 3 CLASSICを選ぶのも良いでしょう。
モデル | シリーズ | 重量(ペア) | シャフト | ベアリング | ボディ | 底面プレート |
---|---|---|---|---|---|---|
KEO BLADE CERAMIC TI(2024) | KEO BLADE | 190g | チタン | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE CERAMIC(2024) | KEO BLADE | 230g | クロモリ | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE(2024) | KEO BLADE | 230g | クロモリ | スチール | カーボン | あり |
KEO BLADE CARBON CERAMIC TI | KEO BLADE | 190g | チタン | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE CARBON CERAMIC | KEO BLADE | 220g | クロモリ | セラミック | カーボン | あり |
KEO BLADE CARBON | KEO BLADE | 230g | クロモリ | スチール | カーボン | あり |
KEO 2 MAX CARBON | KEO 2 MAX | 250g | クロモリ | スチール | カーボン | なし |
KEO 2 MAX | KEO 2 MAX | 260g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
KEO 3 CLASSIC | KEO 3 CLASSIC | 280g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
KEO 3 CLASSIC PLUS | KEO 3 CLASSIC | 280g | クロモリ | スチール | コンポジットボディ | なし |
エントリー向けのKEO 3 CLASSICと最上位のKEO BLADE CARBON CERAMIC TIでは重量100gも違うため、軽量化に拘る方は高くてもKEO BLADE CARBON CERAMIC TIを選ぶ価値があるでしょう。
「軽量化はそここそこで」という方なら、バランスの取れたKEO 2 MAX CARBONが選びやすいモデルです。
LOOKの現行モデルのビンディングペダルは現行は全てKEOクリートに対応したモデルになるため、旧モデル用のDELTAクリートには対応していません。
KEOクリートとDELTAクリートは形は似ていますが互換性がないため、使い回しができない点に注意しましょう。
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | チタン |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 95g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | セラミック |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 110g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 115g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | カーボン |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 125g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 130g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
メーカー | LOOK |
---|---|
ボディ素材 | コンポジット |
ベアリング | スチール |
シャフト | クロモリ |
対応クリート | KEOクリート |
重量 | 140g(片側) |
スポンサーリンク
ロードバイク初心者のためのビンディングシューズ・ペダルガイド
ロードバイクのビンディングシューズ・ペダルの種類をまとめました。ロードバイクをビンディング化するメリット・デメリット、ビンディングタイプの選び方など。
ロードバイクはビンディングペダル・シューズ必須?フラットペダルではダメ?
ロードバイクユーザーの間で使用者が多いビンディングペダル。ビンディングペダル・シューズとフラットペダルの違いや、なぜビンディングペダルが選ばれるのかをまとめました。
スニーカーのようにカジュアルに履ける普段履きビンディングシューズ
通勤・通学や、観光、買い物などで普段からビンディングシューズを使いたいという方のために、スニーカーのように履けるビンディングシューズをまとめました。
Crank Brothersのビンディングペダルの種類まとめ
あまりメジャーではないですが、MTBユーザーやツーリングユーザーに人気があるのがCrank Brothersのビンディングペダル。それぞれのグレードとモデルごとの違いの比較をまとめました。
CANNONDALE、PINARELLO、BIANCHI、BROMPTONの対象ロードバイク、クロスバイク、ミニベロが最大10%ポイント還元!新車を安く買うチャンス!
2025年1月31日 23:59まで
セールページを見るWheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
シマノの最新リアディレイラーに採用されている「シャドー・RD」とは何か?その特徴と、選ぶメリットを解説します。
【MTB・クロスバイク】フラットバー用・油圧ブレーキメーカー
MTB・クロスバイク用の「フラットバー用・油圧ブレーキ」を製造しているメーカーと、その特徴を解説。フラットバー用・油圧ブレーキメーカーの選び方も。
シマノのロードバイク、MTB、クロスバイク用コンポーネントで採用されているチェーンの互換性を解説。チェーンの選び方について解説します。
シマノから新しくリリースされた8速コンポーネント「ESSA」のラインアップと、既存8速パーツとの互換性を解説します。
SRAMのロードバイク、MTB向けスプロケットの互換性を解説。互換するドライブトレイン、ホイールを見つけることができます。
SRAMのMTB向けコンポーネントの互換性について解説。互換性があるパーツの組み合わせ、組み合わせることができないコンポーネントをまとめました。
それぞれ別コンポーネントの互換システムにある、ロード用スプロケットとMTB用スプロケットは組み合わせて使うことができるのかを解説します。
シマノDi2コンポーネントを接続するのに必須な専用工具「プラグツール」の種類と、各Di2パーツとの互換性について解説します。
シマノ・CUESシリーズのスプロケットの互換性を詳しく解説。スプロケットと互換が発生する、リアディレイラー、チェーン、ホイールの互換性を一覧で確認できます。
シマノの油圧ブレーキ用ホース・コネクティングボルトの規格と選び方
シマノの油圧ブレーキ専用ホース「BH90」と「BH59」の違いやコネクティングボルトの種類、自分のブレーキに合う油圧ブレーキ・ホースの選び方、選ぶ際の注意点を解説します。
【メーカー別】油圧ブレーキのオイル種類と特徴、メリット・デメリット
自転車の油圧ブレーキで使われる油圧オイルの種類とそれぞれの特徴、メーカーごとのブレーキオイルの種類を解説します。
シマノ・Di2システムの根幹であり、システム全体のレイアウトにも影響を与えるDi2 バッテリー。種類と互換性について解説します。
シマノ・Di2コンポーネントのエレクトリックワイヤーの種類と、Di2コンポーネントとの互換性をまとめました。
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの世代の見分け方
シマノの電動変速システム「Di2」コンポーネントの互換性が発生する世代分けについて解説。各シリーズのコンポセットがどの世代になるのかを一覧でまとめました。
11速までと大きく変わった、シマノの12速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの11速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの10速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
シマノの9速スプロケットを使う上で重要な「取り付けるホイール(フリーハブ)」と「ドライブトレイン」の二つの互換性について解説します。
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違いと選び方
MTBの「ブースト(BOOST)クランク」とは?従来のクランクとの違い、メーカーごとのラインアップと選び方を解説します。