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万が一の事故のために、身を守る装備で乗車しよう
公開日: 2020/10/12
自転車に乗る以上交通事故にあう確率は0にはなりません。万が一の事故のために、事故から身を守る装備をまとめました。
この記事の目次
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意外と多い自転車が関与した交通事故
警視庁の統計によると、2019年(令和元年)の東京都の交通事故件数は30,4567件、このうち自転車が関与した交通事故件数は11,874件で関与率は39%。つまり、自転車に乗っていて交通事故に遭う確率は、自動車事故にあう確率の40%ほどだと言えます。
都内自転車の交通事故発生状況 自転車事故の推移(令和元年中)
自転車が関与した交通事故のうち、自転車死者の数は34人ですので、自転車運転中にあった交通事故で死亡する確率は0.2%(34/11874)ほどです。
自転車事故で身を守る方法
事故を回避するために、自転車の万全の装備をする
法令で定められている装備は必須です。
装備 | 役割 |
---|---|
前照灯(ライト) | 見通しをよくする、対向車に自転車の存在を使える |
ブレーキ | 自転車を制動する |
リフレクタ | 後続車に自転車の存在を使える |
ベル | 警告する |
事故に直結するブレーキについては、必ず乗車する前に効きをチェックしましょう。
自転車の存在を使えるライト・リフレクタについては、出来れば効果の高いものにしましょう。前照灯は400ルーメン以上の明るいものを、リフレクタは出来ればリアライトを複数装着するようにしましょう。
事故にあっても身体を守る装備をしよう
交通事故は自分が起こさなくても、巻き込まれるリスクがあります。これは自転車で走行すれば0には出来ません。
万が一交通事故に巻き込まれたことを想定して、身体を守る装備を装着しましょう。
装備 | 役割 |
---|---|
ヘルメット | 頭を守って、死亡事故の確率を下げる |
リュックを背負う | 転倒時のエアバッグの役割 |
グローブ | 転倒時に手を守る |
アイウェア | 目を守る |
自転車の死亡事故の多くは頭部へのダメージが原因になっていると言われています。自転車運転中の交通事故で死亡する確率は0.2%ほどですが、ヘルメットを装着すればそのリスクをさらに下げることが出来ます。
地味にオススメなのがリュックです。自転車で事故にあうということはそのまま落車することになるので、落車した際に、背中にリュック背負ってくれると着地の際の支点がリュックになり、背骨・腰・首という人間の生命維持・動作維持に必須なパーツを守ってくれるエアバッグになります。
自転車に乗れば雨対策はしないといけないので、レインウェアなどをいれてクッション性を高めると良いでしょう。
自転車に乗る以上交通事故にあう確率は0にはなりません。
ただ、事故を回避すること、事故にあった時に大怪我や死亡に繋がるリスクを減らすことは可能です。しっかりと準備をして自転車に乗るようにしましょう。