WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2022/06/07
公開日: 2020/11/25
自転車の重要なパーツであるクランクセット。クランクセット自体が高額で、しかも専用工具がないと脱着が出来ないため、手軽に手が出せるカスタムではありませんが、走りへの影響が大きいパーツでもあります。
この記事の目次
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クランクは、ペダルとチェーンリングを連結させるパーツです。
クランクセットを選ぶ際にチェックすべきクランクのスペックは「クランク長」です。クランク長が変わるとペダリングの円周が変わります。
また、クランクはアームでチェーンリングと接続するため、「アーム数」とアーム間の距離である「PCD」によって、互換するチェーンリングが決まります。
クランクと左右のクランクをつなぐシャフトが一体化しているクランクの場合は、シャフト長、シャフト径も大事になります。
パーツ | 互換性 | 選ぶ際のポイント |
---|---|---|
クランク | クランク長、アーム数、シャフト長、シャフト径 | 重量、剛性 |
ペダルを踏む力を伝達するパーツなので、パワーがある上級者になる剛性が高いクランクを好みます。
剛性を高くするためには素材を強くする必要があるため、通常は重量が重くなりますが、高剛性を必要とするユーザーは同時に軽量化も求めるため、上位グレードのクランクは本体を中空(中を空洞にする)にしたり、素材をカーボンにしたりして、高剛性と軽量化を両立させています。当然、値段も高くなります。
クランクに取り付けたれている歯車を「チェーンリング」と呼びます。チェーンリングはクランクとリアのスプロケットつなぐパーツです。
自転車においては、チェーンリングの歯の数とリアスプロケットの組み合わせでギア比が決まります。そのため、チェーンリングの歯数をカスタマイズすることで、全体の重さ・スピードの方向性を変えることが出来ます。
チェーンリングはクランクアームのギアアーム数、そして回転の大きさを示すPCDが一致していないと取り付けが出来ません。また、リング歯数やチェーンラインが合わないと、ディレイラーが正しくギアチェンジが出来なくなります。
パーツ | 互換性 | 選ぶ際のポイント |
---|---|---|
チェーンリング | ギアアーム数、チェーンライン、リング歯数、PCD | 重量、リング歯数 |
左右のクランクをつなぎ、チェーンリングを回転させる棒がシャフトです。
シマノのHOLLOWTECH IIのようにクランクアームとシャフトが一体になっているモデルもあれば、スクエアBBのように、BB側で軸が一体となっているモデルもあります。
それぞれ、対応するBB(ボトムブラケット)が必要となり、対応するBBが自分のバイクと互換性があるかで、そのクランクセットが使えるかを判断することになります。
パーツ | 互換性 | 選ぶ際のポイント |
---|---|---|
シャフト | 口径 | 対応BB |
クランクを構成するバーツのうち、チェーンリング以外はBBの規格で互換性が決まります。ここでいうBBの規格は、クランクセットが適合するBBと、バイクのフレームが適合するBB、両方です。
例えば、シマノの現行のクランクであればホローテックIIという規格になっているため、自分の自転車のBBを取り付ける部分(BBシェル)が、ホローテックII・BBにラインアップされているBB規格であれば取り付けが可能です。
日本市場向けの自転車は、68mm幅のねじ切り型BB(いわゆる、JIS・BSA)が多いですが、海外メーカーの場合、MegaExoやBB65などの独自のBB規格を使っている場合があるので注意しましょう。
クランクの中でもチェーンリングの互換性を決めるのは、基本的にはクランクアーム数とPCDです。ここがマッチしていれば他のメーカーやグレードの違うチェーンリングが取り付け可能です。
例えば、クランクアーム数とPCDが同じであれば、シマノの105のクランクに、上位グレードのULTEGRAのチェーンリングを取り付けることも可能です。
ただし、稀に取り付け部分の形状が独自のものがあるので、メーカーが互換性をうたっている組み合わせで使うようにしましょう。
クランクのチェーンリングはコンポーネントの一部ですので、ここを変更するということは、ディレイラーに影響が出ます。
メーカーが公式に互換性を表明しているパーツ同士であれば問題ないですが、互換性外で組み合わせる場合は、ギアの段数が変わるとチェーンリングの厚みや位置に違いが出るので変速にトラブルが生じる可能性があることを理解しておきましょう。
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