WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2022/06/08
公開日: 2020/11/24
ロードバイクの中古アップグレードの王道105化。中でもお手頃価格なのがシマノの5800系と5700系です。105がR7000時代に、中古アップグレードをするならどちらが良いのかをまとめました。
この記事の目次
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シマノのロードバイク向けコンポーネントの中では、上から3番目のグレードで「レースレディ」と呼ばれるのが105です。
シマノのロードバイク向けコンポのグレードと型番での見分け方・選び方
シマノのロードバイク向けコンポーネントのグレードと、型番から簡単に見分ける方法をまとめました。グレードの選び方や、グレードごとの互換性など。
上位のロードバイク向けコンポーネントであるDURA-ACE、ULTEGRAから継承された技術が取り入れられることが多いため、一つ下のTiagraからだけでなく、エントリーロードバイク向けのシマノグレードSORAやClarisからのアップグレードも多いのが105です。
105は新品のコンポセットが5万円くらいで手に入るため、手が出しやすいロードバイクアップグレードでもあります。
つまり、入門車の105アップグレードは、「常識的な範囲内」で「上位譲りのレースグレード」にアップグレード出来るというわけです。
まず最初に105の型番をおさらいしましょう。
2018年4月にシマノが発表した現行ラインである105シリーズがR7000系です。2x11速なので前のモデルである5800系と互換性があり、上位機種であるDURA-ACE、ULTEGRAにも2x11速であれば互換性があります。
コンポセットで新品5万円くらいが相場です。
2014年4月にシマノが発表した5800系。これまでの2x10速から2x11速に変更になりました。新しいR7000系とは互換がありますが、一つ前の世代である5700系との互換性がありません。上位機種であるDURA-ACE、ULTEGRAにも2x11速であれば互換性があります。
コンポセットは新品は流石に販売されておらず、中古で3万円程度。ちなみに、上位のULTEGRA・6800系はセットで7万円以上するため、105のコスパの高さが光ります。
2010年5月発表と、5800系の一つ前のモデルですが10年以上も前のモデルでシマノのロードバイク向けコンポーネントでも古株に入ります。
2x10速なため、現行のR7000系、一世代新しい5800系との互換性はありませんが、一つ上の旧ULTEGRA・6700系、一つ下のTIAGRAの旧2x10速世代である4600系と互換性があります。
コンポセットは中古で2万円程度。
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CLARIS、SORAなどのコンポを搭載したロードバイク入門車から手頃な価格でアップグレードをするなら、中古で価格が下がっている5800系、5700系が候補に上がります。
そこで悩みどころなのが5800系にするか、5700系にするかという点です。
両者は変速が違うだけでなく、上位グレードの互換性も変わってくるため、アップグレードをする際は慎重に選ぶ必要があります。
大きな違いは変速です。5800系は2x11速、5700系は2x10速となっています。また、105は世代が新しくなるほど上位であるULTEGRAに近い設計思想になっているため、上位譲りの使い勝手を求めるのであれば5800系の方が良いでしょう。
また、シマノのロードバイク向けコンポーネントを性能比較する際は、「世代 > グレード」と言われているので、グレードにこだわるよりも新しいコンポーネントを選んだ方が良いとされています。ただし、その分価格は高くなります。
現状が2x10速のTIAGRAなら、5700系はTIAGRA・4600系と互換があるので(4700系は公式では非互換)「パーツごとに段階的にアップグレード」が可能です。STIレバーがこれまでの触覚系でなく、内装系になったのでアップグレード感も出ます。
中古で状態の良いものを購入しつつ、徐々にアップグレードしていくとコスパが一番良いでしょう。ただし、一つ上のグレードへのアップグレードなので、あまり差は感じられないかもしれません。
また、11速化したいのであれば、5800系しか選択肢はありません。
シマノの入門グレードであるSORA、CLARISは、5800系とも5700系とも互換性がないため、1万円の差額なら現行105であるR7000とも互換性がある5800系がオススメです。TIAGRA・4700系も、他のコンポとの互換性がないため、105・5800系へのアップグレードになります。
5800系はクランク、STIレバーなど大幅なデザイン変更があって、現行ラインに近いデザインになっています。
5800系だと、そのあとにパーツごとに現行R7000系へのアップグレードだけでなく、DURA-ACE、ULTEGRAグレードへのアップグレードも可能なため、長く使えます。
5800系のデメリットとしては、あと2万円ほど出せば新品のR7000世代のセットが手に入ること。この点を考えると、あまりコスパは高くありません。
ロードバイクの中古105アップグレードは5800系と5700系どちらが良いのかをみてきました。
アップグレード元がどのグレードになるのか、将来的にどこにアップグレードしていきたいのかでだいぶ方向性が変わります。どういった方向性でアップグレードしたいのかを考えて、5800系にするか5700系にするかを考えてみてください。
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