WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
公開日: 2023/03/28
MTBやクロスバイクで使われるフラットバー用ブレーキレバーには種類がありそれぞれ違いがあります。今回は、フラットバー用ブレーキの違いと選び方をまとめました。
この記事の目次
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フラットバー用ブレーキレバーには、下記の3つの点で種類が分かれます。
それぞれ似たような形のブレーキレバーですが、機能や使い勝手には大きな違いがあります。
MTB、クロスバイク、ロードバイク用のブレーキシステムは、
の3つの種類があります。
それぞれ対応するブレーキレバーが必要になり、共用は出来ません(ハイブリット式のみ機械式と共用可能)。そのため、ブレーキキャリパーを選んだ時点でブレーキレバーの種類が決まります。
例えば、シマノのMTB向けコンポーネントはSLX以上の上位グレードは全て油圧式ブレーキキャリパーになるので、ブレーキレバーも油圧用レバーが必要です。
一方で、ミドルグレード以下のMTBやクロスバイクでは、機械式ディスクブレーキやVブレーキが主流なので、機械式用のブレーキレバーを選ぶことになります。
機械式のブレーキレバーはVブレーキ用が主流ですが、機械式ディスクブレーキはVブレーキ用のレバーの引き量に合わせて設計されていることが多く、共用が可能です。
シマノにはブレーキレバーとシフターが一緒になったデュアルコントロールがあります。違いはブレーキレバーにシフターが一体化しているか、という点です。
デュアルコントロールレバーというとロードバイク用のSTIレバーをイメージしますが、実はフラットバー用にもデュアルコントロールレバーがあります。
ただし、デュアルコントロールレバーは下位グレードの製品しかないため、12速や11速などの上位グレードのコンポーネントと組み合わせて使うことが出来ません。
そのため、上位グレードのMTBコンポを使いたい場合は、必然的にシングル・ブレーキレバーを選んで、シフターは別途用意することになります。
ロード用のSTIレバーでは馴染みがないですが、フラットバー用のブレーキレバーには、握る指の本数で種類があります。
例えば、油圧式ブレーキレバーは軽い力でブレーキングができるため、2フィンガー(二本指で握る)や2.5フィンガーのブレーキが主流です。下位グレードになると3フィンガーが主流になります。
現在のMTBやクロスバイクでは、ブレーキシステムが油圧式か機械式かでコンポーネントの値段が違ってきます。当然ですが、油圧式の高くなります。
油圧ブレーキの場合、基本的に「MTB向け上位グレードのディスクブレーキシステム」で組むことになるため、最大で車体丸ごと交換しなければ行けないほどパーツの縛りがあります。さらに上位グレードのコンポーネントで組むことになります。
一方で、機械式のブレーキシステムの場合、ディスクブレーキにもVブレーキにも対応しているため、対応範囲が広く、しかもエントリー向けからミドルグレードのコンポーネントで組むことが出来ます。
両者の違いはメンテナンスコストにも影響します。
油圧ブレーキシステムは、油圧用の工具やオイルなどが必要で、機械式とは違ったメンテナンスが必要です。基本的にはプロショップなどにメンテナンスを頼むことになるでしょう。また、エア噛みやホイールを外した状態でレバーを握ってしまうと、パッドが戻らなくなるなど、繊細な点もあります。
一方で、機械式は従来のワイヤーで引くブレーキシステムなので、メーカーのマニュアルを読めば誰でもメンテナンスが可能ですし、出先での調整も簡単です。
このように、どちらのブレーキシステムにするかで、「価格」「コンポのグレード」「メンテナンス性」で大きな違いがあるため、最初にどちらを選ぶかが重要です。
ブレーキとシフターが一体化しているロード用のSTIレバーと違い、フラットバーではブレーキとシフターが別々のパーツとして組み上げることができるため、ブレーキとシフターの組み合わせに自由度があります。
そのため、例えばブレーキは上位グレードのSLXグレードの油圧ブレーキで組んで、変速周りは9速のALIVIOで組み合わせるということも可能です。
MTBやクロスバイクにどれくらいの制動力を求めるかで、ブレーキのグレードも決まってきますが、より安心して楽にブレーキングをしたいなら、上位グレードのブレーキで組むというのも選択肢の一つです。
MTB、クロスバイクで実際に乗っていると、多くの時間はブレーキの操作をしています。そのため、ブレーキの握りのフィーリングは非常に重要です。その意味で、ブレーキレバーを選ぶ際は、フィンガータイプにも注目しましょう。
3フィンガー用のブレーキでも二本指で引くことも出来ますしその逆も可能ですが、握った際に指を挟んでしまうことがあるため、最適なレバーを選ぶのがベストです。
また、フィンガーごとの違いは、使うシーンにも大きく影響します。例えば、ダウンヒルなどではグリップをしっかり握りつつブレーキングをする必要があるため、2フィンガーが基本で、シーンによっては人差し指だけでブレーキングをすることもあります。
一方で、街乗りなどゆったり走るシーンでは、常にブレーキに手をかけて走ることも多いため、3フィンガーなどの幅広のレバーの方が気楽に握ることが出来ます。
利用シーンによってブレーキを握るスタイルも違いますし、快適と感じ方も人によって異なるため、実際に自転車屋さんなどで触らせてもらって、自分にとって最適なフィンガータイプを探してみましょう。
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