ロードバイクの納車時にチェックするべきポイント

最終更新日: 2022/06/16

公開日: 2021/08/26

ロードバイクの納車時にチェックするべきポイントをまとめました。納車時にちょっとチェックするだけで、ロードバイクを安心して走行できるようになります。

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ロードバイクの納車時にチェックをする理由

整備の漏れをその場で整備してもらえる

お店の整備はプロによる整備なので、チェックしないでも問題ないのが大前提ですが、プロも人間ですので、見落としがあるかもしれません。

しかも、納車時はお店にいるので、整備の見落としが見つかったらその場でプロによる整備を受けられます。ほとんどの場合が無料でやってくれるはずです。

一度やり方を見ておけば自分でも出来る

大きなトラブルやメンテナンスはプロにお願いするのがベストですが、。ちょっとした調整などは自分でも出来るようになっておくと、日々のメンテナンスや出先でのトラブルなどに対応できるようになります。

最近ではプロの整備士さんがYoutubeにメンテナンス方法を動画でアップロードしているケースもありますが、ロードバイクの場合、コンポのメーカーや型番が違うとメンテナンス方法も異なってくるので、自分のロードバイクのプロのメンテナンスを自分の目で見ておくのは貴重な経験になります。

フィッティングができる

ロードバイクは身体に合わせて調整をする自転車なので、フィッティングが非常に大事です。フィッティング次第では、ものすごく乗りづらい乗り物になってしまいます。

親切なショップなら、納車時にフィッティングもしてくれますが、フィッティングの対応していないお店でも、ちょっとしたハンドル・サドルの調整くらいは納車時にやってくれることがほとんどなので、フィッティングがてらに調整をしておきましょう。

ロードバイクの納車時にはここをチェックしよう

ブレーキの効き

ロードバイクはシティサイクルよりも速度が出る自転車なので、制動力が非常に大事です。ロードバイクの制動はブレーキで行うので、ブレーキのチェックを行いましょう。

まずはレバーを引いた時のグリップ感や握りやすさをチェックしましょう。しっかりと力が入るか、レバーの開き幅に問題がないかをチェックします。

レバーが問題なければ、レバーを締めた状態で腕でロードバイクを前に押してみて、ホイールが回転してしまわないかもチェックしましょう。しっかりと整備できていれば、前輪がロックされて後輪が浮くはずです。

ディスクブレーキ車の場合は、ローターとの擦れもチェックしましょう。しっかりと整備がされていないと、走行中にパッドとローターが擦れて異音がして故障の原因になるので、前後のホイールを回して、ローターから異音がしないかをチェックしましょう。

タイヤの空気圧

ロードバイクは細めのタイヤを履いているので、空気圧が少ないとパンクの原因になります。せっかくロードバイクが納車されたのに、帰り道でパンクしたら悲しいですので、タイヤの空気圧はチェックしましょう。

チェックと言っても、エアチェッカーなどを使った本格的なものでなくても大丈夫。指でタイヤの腹をグッと押してみて軽く凹むようでしたら空気圧が低い可能性があるので、店員さんに確認してみましょう。

「もう少し空気入れたい」と言えば、嫌がる店員さんはほとんどいないと思います。

チェーンオイルの渇き

新車の場合はほとんどありませんが、長期保存してあったロードバイク、例えば在庫処分やアウトレットの自転車の場合は、稀にチェーンオイルが乾いてしまっていることがあります。

納車前に注油をしてくれることがほとんどですが、チェーンオイルが乾いたままだと、新車で乗った時点でチェーン、スプロケットなどにダメージを与えてしまうので、しっかりとチェックしましょう。

指でちょっと触ってみて、ベタっとしたオイルが手につけばOKです。あとはクランクを回してチェーンの動きに異音がないかもチェックしましょう。

ホイールのフレ

本当にごく稀に、初期状態からホイールがフレている完成車があるそうです。ホイールのフレはブレーキの効きを悪くしたり、リムの歪みの原因になることもあるのでしっかりチェックしましょう。

ホイールのフレのチェックは、前輪後輪のどちらかをあげて、ホイールを手で回すだけ。回してみて、リムの回転がグネグネと左右に動いていないか、前後に動いていないかを目視で良いのでチェックしましょう。

レバーのグリップ感

手の大きい男性なら問題ないことがほとんどですが、手の小さい女性の方は、STIレバーが初期状態だと握りにくい場合があります。

STIレバーは、ボルトで前後位置を簡単に調整できるものがほとんどなので、自分の手にあった位置に調整してもらいましょう。

サドルの前後・角度

意外と見落としがちなのがサドル調整です。

サドルの高さの調整は自分でもできますが、サドル位置の前後、角度などは意外と調整が面倒なところです。サドルの位置や角度は、乗り心地に直結する重要な要素なので、しっかりとフィッティングしましょう。

ショップの店員さんならこの辺りの調整には慣れているので、もし可能なら前後位置や角度の調整をしてもらいましょう。

もし、標準装備のサドルがお尻に合わないと思ったら、その場で自分に合ったサドルを買って交換してもらうのも良いでしょう。

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