WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
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最終更新日: 2022/06/13
公開日: 2020/10/06
自転車で長距離を走るサイクリングではトラブルがつきもの。今回は、サイクリングで起こり得るメカトラブルまとめました。
この記事の目次
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サイクリングでもっとも多いメカトラブルはやはりパンクです。
自転車の命とも言えるタイヤが使用不能になるため、修理しないとサイクリングを継続することは、帰宅することすらできなくなってしまいます。
太めのタイヤを履いているシティサイクルやMTBでは、空気圧を適切にして気をつけて運転していれば回避できることがほとんどですが、ロードバイクのようにタイヤが細い場合は、サイクリング時にパンク修理キット一式を携帯しておいた方が良いでしょう。
最近ではTPUチューブという超小型・軽量チューブも出てきているため、携帯性も上がっています。邪魔になるからと言わずに、チューブと携帯ポンプだけは必ず携帯するようにしましょう。
TPUチューブの特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット
自転車タイヤの第3勢力として注目されているのがTPUチューブ。その特徴と、ロードバイク・MTBで使用するメリット・デメリット、主なメーカーのTPUチューブをサイズごとに重量・価格でまとめて比較しました。
普通に走っているだけでブレーキの効きが落ちることはほぼありませんが、駐輪した時にぶつけたり、ホイールを脱着するときにきちんと取り付けができていない場合など、ブレーキシューの位置が正しく当たらない「片効き」という現象が起こります。
片効きが起こった場合は、ブレーキ本体に調整ボルトがついている場合は調整ボルトで簡単に修正が出来ます。調整ボルトがないブレーキの場合は、固定ボルトを回して調整する必要がありますが、しっかりと整備されていれば、ブレーキが片効きになることは少ないでしょう。
フロントに変速がある自転車の場合、フロントディレイラーの調整がしっかりされていないとチェーン落ちが発生します。チェーンが外れるというと大トラブルのように感じますが、フロント変速がある自転車ではチェーン落ちは良くあるトラブルです。
チェーン落ちが起こったとしても、チェーンが外れただけなら素手で簡単に直すことができます。手が汚れてしまうというデメリットがありますが、大きなトラブルではありません。
もし落ちたチェーンがクランクに食い込んでしまったり、リアディレイラーを巻き込んで破壊してしまった場合は、その場での対処は難しいので近くの自転車屋さんに修理を依頼するか、押して帰ることになります。
一度買うとそのままにしがちなのがチェーン。自転車のチェーンは「買ったら一生使える」類のものではなく消耗品です。概ね3,000〜4,000kmで交換が必要と言われています。
しっかしとチェーンの交換をしていれば滅多にチェーン切れは起こりませんので、サイクリングに出かける前にチェーンの交換をしておきましょう。
穴に落ちたり、何かに勢いよく乗り上げるとリムが変形してしまいます。リムが変形すると、走行するだけでブレーキシューと干渉するので、ブレーキをオープンにしてその場しのぎができます。基本的には、前後どちらかのブレーキが使えなくなるだけなので、低速での走行は可能です。
前後のリムが同時に変形するようなトラブルはむしろ事故のレベルでしょうから、ロードサービスなどで自転車を自宅まで搬送してもらうことになるでしょう。
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こちらも滅多におきませんが、ホイールを支えているスポークが切れることがあります。こちらもリムの凹みと同様、すぐに走行不可能になるようなトラブルではありませんが、ホイールの振れが起こるので、知識がある方はニップル回しを携帯してその場で調子すると良いでしょう。
最後に、サイクリングで起こり得る自転車のメカトラブルを一覧にしました。
トラブル | 頻度 | パーツ | 修理ツール |
---|---|---|---|
パンク | 高 | タイヤ | 交換チューブ タイヤレバー 携帯ポンプ |
チェーン切れ | 低 | チェーン | 交換チェーン チェーンカッター |
リムの凹み | 低 | ホイール | - |
スポーク切れ | 低 | ホイール | ニップル回し |
こうしてみると、やはり一番対策すべきはパンク修理ということがわかります。走行不能になるだけでなく、修理も可能なので、パンク修理ツールはサイクリングに持っていくべきでしょう。
一方で、チェーン切れなどの頻度の低いメカトラブルは日々のメンテナンスで回避できるものが多いため、サイクリング前にしっかりとメンテナンスをするか、自転車屋さんで整備をしてもらいましょう。
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