WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2021/07/26
公開日: 2021/03/15
シマノのSTIレバーをSENSAHに交換する際のコスパを検証しました。実売価格でみた時に、シマノのSTIレバーに交換するよりも、SENSAHの方がどれくらいコスパが高くなるのでしょうか?
この記事の目次
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まずは、シマノとSENSAHのロードバイク向け左右のレバーセットの値段を同じ変速数で比較してみます。
比較するモデルはどちらも現行モデル、価格はアマゾンの新品価格で比較します。レバー以外はシマノのコンポーネントを使う前提とします。
比較するSENSAHのレバーは下記の4製品です。
※価格は記事の初出時。価格は変動する可能性があります。
SENSAH (センサー) TEAM PRO ブレーキ・シフトレバー 11S
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 11速 |
互換 | シマノ・105、ULTEGRA |
ワイヤー | 内装 |
SENSAH (センサー) QUANTUM ブレーキ・シフトレバー 10S
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 10速 |
互換 | シマノ・TIAGRA 4700系 |
ワイヤー | 内装 |
SENSAH (センサー) IGNITE ブレーキ・シフトレバー 9S
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 9速 |
互換 | シマノ・SORA |
ワイヤー | 内装 |
SENSAH (センサー) REFLEX ブレーキ・シフトレバー 8S
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 8速 |
互換 | シマノ・CLARIS |
ワイヤー | 内装 |
段数 | シマノのSTIレバー | SENSAHのレバー | 価格差 | オフ率 |
---|---|---|---|---|
11速 | ¥19,439 (ST-R7000) | ¥9,800(Team Pro) | ¥9,639 | 49% |
10速 | ¥24,750 (ST-4700) | ¥9,500(Quantum) | ¥15,250 | 61% |
9速 | ¥18,980 (ST-R3000) | ¥8,500(IGNITE) | ¥10,480 | 55% |
8速 | ¥13,381 (ST-R2000) | ¥8,500(REFLEX) | ¥4,891 | 36% |
一番価格差が出たのは、10速でした。これはTiagraのST-4700が、アマゾンではほぼ定価で販売されている関係でしょう。
逆にロードバイクのアップグレードとして人気の105の最新STIレバーであるST-R7000は、需要がたくさんあるからなのか、値段的にSORAのSTIレバーとほぼ同等の価格ですね。
ちなみに、アップグレードするに当たってコスパが一番悪いのは8速でしたが、それでもシマノのST-R2000よりも約40%も安いわけですから、コスパは高いと言えるでしょう。
続いて、アマゾンで販売されていて「コスパ最強」とも言われるSENSAHの11速セットのコスパをみてみましょう。
※価格は記事の初出時。価格は変動する可能性があります。
SENSAH (センサー) EMPIRE 2x11 コンポーネントセット
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 11速 |
セット内容 | ブレーキ・シフトレバー、フロントディレイラー、リアディレイラー |
互換性 | SENSAH、SRAM |
このセットは、左右レバー、フロントディレイラー、リアディレイラーの4点で16,580円で、EMPIREのレバーが左右で12,000円ほどでということを考えると、フロントディレイラー、リアディレイラーは4,500円ほどです。
同じ段数のシマノの105・R7000シリーズで比較すると、
パーツ | シマノの11速 | SENSAHの11速 | |
---|---|---|---|
STIレバー | ¥19,439 (ST-R7000) | ¥16,580(EMPIREセット) | |
フロントディレイラー | ¥3,620 (FD-R7000) | ¥0(セットに含む) | |
リアディレイラー | ¥4,891 (RD-R7000-SS) | ¥0(セットに含む) | |
合計 | ¥27,950 | ¥16,580 |
ドライブトレイン周りのセットが新品で2万円しないわけですから、安いに決まっていますが、シマノと比較すると概ね1万円くらい安いことになります。
先ほどピックアップしたSENSAHのEMPIREセットは、SENSAHの11速でも全てのパーツでシマノコンポと互換性がないため、シマノのコンポに戻したい時に全部交換する必要があります。
SENSAHのEMPIREセットで満足出来たなら問題ないですが、「オールSENSAH」で組んでしまうとそこそこのリスクがあることは覚えておきましょう。
シマノのパーツは、状態がよければ10年前のモデルでも結構な価格でオークションやフリマで売却ができます。人気の105シリーズなどは、10年前のST-5700がオークション等で1万円程度で売却されています。新品のST-R7000が2万円前後ですから、10年経った中古でも50%も価値が残るということです。
一方で、SENSAHのコンポはそもそもの知名度がない上に、新品価格がもともと安いので、結構な安値になってしまうことが多くあります。状態が良いもので、概ね購入価格の半額くらいが目安でしょうか。SENSAHの中古品がまだ2,3年くらいしか経年していないことを考えると、値下がりが大きいイメージです。
SENSAHのレバーは、シンプルな操作性とコスパの高さが魅力ですが、製品の精度や品質はシマノには及びません。ここは、何十年にも渡ってトッププロにコンポーネントを提供し続けているシマノの強みです。値段相応の価値があります。
精度にこだわるのであれば、素直にシマノのレバーを選ぶべきでしょう。一方で、精度はそこまで高くなくても良いから、とりあえずちゃんと動いて、とにかくコスパが良いものをというのであれば、SENSAHは良い選択肢です。
ここまで見てきたとおり、現在のシマノのSTIレバーをSENSAHのレバーに交換する際は、交換コストを半分くらいに抑えられることがわかりました。
一方で、SENSAHのレバーには一部シマノのコンポと互換性がなかったり、オークションなどの再販性が高くないというリスクもあります。
SENSAHのレバーを購入する際は、そうした点もしっかりと考えてから購入するようにしましょう。
SENSAHのロードバイク向けブレーキ・シフトレバーと互換性まとめ
シマノのSTIレバー互換と言われている、中国メーカー・SENSAHのロードバイク向けブレーキ・シフトレバーのラインアップ、互換性、購入する際に注意すべきポイントなどをまとめました。
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 11速 |
互換 | シマノ・105、ULTEGRA |
ワイヤー | 内装 |
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 10速 |
互換 | シマノ・TIAGRA 4700系 |
ワイヤー | 内装 |
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 9速 |
互換 | シマノ・SORA |
ワイヤー | 内装 |
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 8速 |
互換 | シマノ・CLARIS |
ワイヤー | 内装 |
メーカー | SENSAH |
---|---|
スピード | 11速 |
セット内容 | ブレーキ・シフトレバー、フロントディレイラー、リアディレイラー |
互換性 | SENSAH、SRAM |
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SENSAHのロードバイク向けブレーキ・シフトレバーと互換性まとめ
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