WheelTopの電動コンポーネント「EDS」の特徴、スペックまとめ
中国メーカーWheelTopが新しくリリースした格安電動コンポーネント「EDS」についてスペックや特徴をまとめました。
最終更新日: 2023/07/21
公開日: 2022/10/11
ここ数年で利用ユーザーが劇的に増えてきているチューブレスタイヤ。チューブレス、チューブレス・レディタイヤでも0には出来ないのがパンク。パンクの原因と修理方法をまとめました。
この記事の目次
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クリンチャー(チューブド)やチューブラータイヤでは、タイヤの中にチューブが入っているため、パンクの原因にはチューブに起因するものがあります。チューブがパンクする原因はチューブの摩耗やリム打ちによる破損などがあります。
しかし、チューブレス、チューブレス・レディタイヤの場合チューブがありませんから、パンクの原因はタイヤ自体に空いてしまった「穴」が原因です。
まれに、リムとチューブレスタイヤの相性が悪く、衝撃が加わったことでリムからビードが外れて空気が漏れてしまうことがありますが、これは厳密にはパンクではありません。
そのため、チューブレス、チューブレス・レディタイヤのパンク対策は、基本的に「穴の空いたタイヤを補修する」というのがメインになります。
タイヤ・シーラントは、タイヤとリムの隙間や穴を埋めてくれる特殊な液剤です。チューブレス・レディタイヤの場合、シーラントなしではタイヤ内部の空気を保持できないため、タイヤ内部にはシーラントが入っています。
シーラントはもともとチューブラータイヤやMTBタイヤで「パンク補修剤」として使われてきた経緯もあるため、シーラントを補充することで穴を塞いで一時的な修理が出来ます。
タイヤに空気を入れる際にシーラントが不要なチューブレスタイヤの場合、タイヤ内部にシーラントがないため、もしチューブレスタイヤのパンクの原因が小さな穴(ピンホールパンクとも言われます)の場合は、シーラント補充することで穴を塞ぎます。穴の大きさや裂け方によってはシーラントでは補修できない場合もあります。
すでにシーラントが補充されているチューブレス・レディタイヤの場合は、タイヤに穴が空いたら内部のシーラントが穴を埋めてくれるはずなので、シーラントで塞ぎきれない穴というケースが多いでしょう。
その場合は別の対処方法にする必要があります。
チューブレスタイヤには専用の補修ツールがあります。チューブレスタイヤ専用補修ツールには二つの種類があります。
ロードバイクのチューブレスタイヤの場合は、(1)のタイプを使うことが多くなります。タイヤを外さずに上からパッチを貼るだけなので非常に簡単なのが特徴です。ただし、パッチを貼る部分が平である必要があるため、スリックタイプのチューブレスタイヤでしか使えません。
一方で、MTBなどのブロックタイヤで使われるのが空いた穴を塞ぐタイプ。専用の工具を使って、穴に修理ストリップを挿入して穴を塞ぎます。
大きめの引き裂けるような穴の修理は出来ませんが、数mm程度の穴であれば修理ストリップが穴を塞いで隙間をシーラントが埋めてくれます。こちらもタイヤを装着したまま補修が可能です。
補修キットで修理できないような大きな亀裂や穴が空いてしまった場合は、チューブレスタイヤは中にチューブを入れればクリンチャーとして使えるのがほとんどなので、補修を諦めてチューブドにしてしまうのも一つの手です。
ただ、チューブドにしたとしても、タイヤに穴が空いている状況は同じなので、空気を高圧で入れてしまうと穴が原因でチューブがパンクする可能性があるため、低圧にする必要があります。
また、チューブレスタイヤをチューブドにする作業は、クリンチャーのチューブ交換とは違った手間があります。
チューブレスタイヤはリムにビードがしっかりとハマる構造になっているので、出先でタイヤを外してチューブを入れるのは中々大変なことが多くなります。チューブレスタイヤのパンク修理としてチューブドにする場合は、交換用チューブだけでなくチューブレスに対応したタイヤレバーもしっかりと携帯しましょう。
作業面でも、チューブレス・レディタイヤの場合、タイヤを外すと中のシーラントが飛び散る、手がシーラントだらけになってしまう、ということがあるので、薄手のゴム手袋とゴミ袋もツールボトルやサドルバッグなどに携帯しておくと便利です。
また、チューブレスタイヤがパンクしてしまったとしても、自宅まで帰宅する間だけ空気を保持できるという意味では、タイヤインサートを使うというのも一つの手です。
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