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OGKカブトのロード向けヘルメットの種類とグレード
公開日: 2022/01/12
ヘルメットのトップ企業・OGKカブト。日本のロードバイクユーザーから高い評価を得ているOGKカブトのロード向けヘルメットの種類とグレードの違い、選び方をまとめました。
この記事の目次
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最上位グレード:IZANAGI
OGKカブトのロード向けヘルメットの最上位グレードがIZANAGIシリーズ。「ヘルメット破損交換制度」対象モデル。
スピードに影響するエアロ効果を高めつつ、OGK曰く「手のひらで包み込むような“至極”のフィーリング」と呼ばれるフィット感の向上を兼ね備えています。クールマックスの採用で、汗をかいてもサラッとした装着感を得ることができます。
モデル | グレード | 形状 | 重量(S/M) | 価格 |
---|---|---|---|---|
IZANAGI | 最上位 | ロード | 225g | ¥38,500 |
上位グレード:FLAIR
OGKカブトのロード向けヘルメットの上位グレードで、OGKカブト史上最軽量モデルでもあるのがFLAIR。「ヘルメット破損交換制度」対象モデル。
ヘルメットの重量は170gと驚異的な軽量化をしつつ、肉抜きしたホールで高いベンチレーションを実現。最上位のIZANAGI同様、クールマックスの採用で汗をかいてもサラッとした装着感を得ることができます。
価格帯もIZANAGIよりも1.4万ほど安く、レース用だけでなく、より快適なヘルメットを求めるホビーユーザーにも最適なヘルメットになっています。
モデル | グレード | 形状 | 重量(S/M) | 価格 |
---|---|---|---|---|
FLAIR | 上位 | ロード・エアロ | 170g | ¥24,200 |
ミドルグレード:AERO-V1、VOLZZA、VITT
OGKカブトロードバイクヘルメットのミドルグレードがAERO-V1、VOLZZA、VITTの3モデルで、それぞれ特徴が異なります。AERO-V1、VOLZZAのみ、「ヘルメット破損交換制度」対象モデル。
その名の通り、エアロ効果を高めたAERO-V1は、通気性を維持しつつエアロ効果を最大限に高めるシェルデザインを採用したモデル。重量も220gと他社の上位モデルと同等の軽量さを実現しています。
VOLZZAは、空冷機能とかぶり心地を重視したバランスモデル。BOAダイヤルを採用したアジャスターや、クールマックスパッドの採用など、上位モデルと同様の機能を取り入れて、値段をグッと抑えたハイコスパモデルです。
VITTは、コンパクトサイズとフィット感向上を取り入れたヘルメット。オプションでシールドが取り付け可能など、ホビーユースに最適なモデルになっています。
モデル | グレード | 形状 | 重量(S/M) | 価格 |
---|---|---|---|---|
AERO-V1 | ミドル | ロード、エアロ | 220g | ¥20,900 |
VOLZZA | ミドル | ロード | 235g | ¥17,600 |
VITT | ミドル | ロード | 245g | ¥16,500 |
エントリーグレード:REZZA-2、RECT
OGKカブトエントリーヘルメットはREZZA-2、RECTの2モデル。
REZZA-2は、ミドルグレードのVITTに近いコンセプトのヘルメットで、シールドに対応するほか、エントリーグレードながら215gと軽量に仕上げた万能モデル。定価で1万円台と比較的手頃な価格が嬉しいところ。
OGKカブトのロード向けヘルメットで最安値になるRECTは、1万円を切るロープライスながら、JCF公認ヘルメットでレースにも使用可能なモデル。上位グレードのような特別な機能は少ないですが、とにかく手頃な価格を求めるユーザーに最適なモデルになっています。
モデル | グレード | 形状 | 重量(S/M) | 価格 |
---|---|---|---|---|
REZZA-2 | エントリー | ロード | 215g | ¥10,780 |
RECT | エントリー | ロード | 245g | ¥8,580 |
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OGKカブトのロード向けヘルメットの選び方
サイズ・カラバリは随一
グレードによって性能と軽量さが変わるのでわかりやすい
OGKカブトヘルメットは、上位モデルになるほど性能が高くなる傾向はあるものの、どのモデルも他社ヘルメットの同等価格モデルと比較すると軽量で、JCF公認となっているのが特徴。
その他の違いでは、エアロ効果やシールド対応、フィットシステムの違いがメインで、上位モデル以上はより高性能を求めるユーザー向けといった印象です。ヘルメット破損交換制度はVOLZZA以上が対象となっています。
モデル | 価格 | 重量 | フィット機構 | クールマックス | ヘルメット破損交換制度 | シールド対応 | JCF公認 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
IZANAGI | ¥38,500 | 225g | BOAフィットシステム | ◎ | ◎ | - | ◎ |
FLAIR | ¥24,200 | 170g | SLW-1アジャスター | ◎ | ◎ | - | ◎ |
AERO-V1 | ¥20,900 | 220g | XF-7アジャスター | - | ◎ | ◎ | ◎ |
VOLZZA | ¥17,600 | 235g | BOAフィットシステム | ◎ | ◎ | - | ◎ |
VITT | ¥16,500 | 245g | XF-8アジャスター | - | - | ◎ | ◎ |
REZZA-2 | ¥10,780 | 215g | XF-8アジャスター | - | - | ◎ | ◎ |
RECT | ¥8,580 | 245g | XF-8アジャスター | - | - | - | ◎ |
ホビーユースならVOLZZAがベストチョイス
ホビーユースであれば、軽量で上位モデルと同等の機能を搭載したVOLZZAがベストチョイス。機能的には上位グレードと同等で、最上位グレードのIZANAGI廉価版というイメージです。
シールドに対応していない点が残念ですが、それ以外はほぼ上位モデルと同等の性能を搭載しつつ、価格を2万円未満に抑えたコスパの高いモデルになっています。
とにかく安さを求めるならRECTでも十分
ヘルメットに高機能は求めない、安全性があれば良いというのであれば、最安値モデルのRECTでも十分。重量も一般的なヘルメットが300g近辺が多い中で245gと軽量で、JCF公認ヘルメットとなっているので、日常ユースからレースまで幅広く対応しています。
ワンランク上のREZZA-2とはベンチレーションの違いもありますが、機能的にはシールドの対応くらいなので、価格を考えたら安さを求めるならRECTで良いでしょう。
OGKカブトのロード向けヘルメットと他社ヘルメットとの違い
日本企業ならでは「日本人フィット」
OGKカブトは日本の企業なので、日本人の頭の形にあったロード向けヘルメットという意味では定評のある企業です。
海外メーカーのヘルメットは欧州ユーザーの頭部の形(縦に長い)に合わせていますが、OGKのヘルメットは日本人向けにデザインされているので、日本人にとってはフィット感も高く、見た目的にもスッキリしたフォルムになるのが特徴。
欧州ユーザー向けのヘルメットにありがちな「乗っかってる感」のある見た目が気になるユーザーは、OGKカブトはファーストチョイスでしょう。
特殊な頭部保護機能はない
他社のロード向けヘルメットでは、転倒時の頭部への衝撃を軽減するMIPSレイヤーや独自の耐衝撃レイヤーを内部に搭載するのがトレンドになっていますが、OGKカブトのヘルメットはどちらかというとフィット感やベンチレーションなどの快適性の向上を目指したデザインが特徴。
全てのモデルがJCF公認ヘルメットなので安全性は折り紙付ですが、より高度な頭部保護機能が欲しい方は、他社メーカーのヘルメットも検討すると良いでしょう。