走ってるのに痩せない!?自転車を走り込むほど痩せなくなる意外な原因
自転車ダイエットを続けていると「走ってるのに痩せない!?」という時期がやってきます。今回は、走り込むほど痩せなくなる意外な原因について見ていきましょう。
公開日: 2020/10/27
信号が多い街乗りではロードバイクでもママチャリに負けることがあります。そうした街乗りで、安全運転や道交法を守りながら、ちょっとでも平均速度をあげる方法をまとめました。
この記事の目次
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信号の多い街乗りでは、必然的に平均速度が落ちる「ストップ&ゴー」の繰り返しになります。信号区間が短い通りでは、信号から信号の間を時速30km/hで走ったとしても、信号が赤になって止まってしまえば平均速度は同じです。街乗りでは、サッと抜いていったママチャリに信号待ちで追いつかれるといったことも頻繁に起きます。
日本交通管理技術協会によると、信号制御は交通量に応じてコンピューターが制御しているので、その時の交通量によって信号が変わる間隔は異なります。
「系統制御」と呼ばれるこの手法は「交通量が多ければ信号は頻繁に代わり、少なければ信号が長くなる」というものなので、交通量の都市部では必然的に「信号の間隔が短い = 赤信号によく当たる」ということになります。
一般的に「街乗りではロードバイクであっても平均速度が伸びない」というのは、こうした理由があるのです。
自動車免許を持っていたり、ロードバイクなどの高速走行をする自転車に乗っていたりすると、交通事故の怖さを知っている分、道路交通法などの自転車ルールをしっかり守って走行する人が多いですが、街乗りではそうした人ほど平均速度が伸びません。
逆に、車通りがないからといって、赤信号を無視して渡る違法自転車は、信号待ちの時間をスキップできますから、ルールを守る自転車はどんなに飛ばしても違法自転車に勝てないことがほとんとです。これが「街乗りではロードバイクがママチャリに負ける」理由です。
しかし、そうした違反自転車はいつか事故にあう運命ですので、相手にしないでしっかりと道路交通法を守って走行しましょう。
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道路網の骨格をなす「幹線道路(都内で言えば、「環七、環八」といった大きな道路)」は、交通量が多く車線も多いため、青信号が長めに設定されていることが多くなっています。
こうした道路を走行すると、青信号が長いだけでなく、信号までの距離も長く、周りの自動車も比較的速度が出ているので、ロードバイクなどの高速走行が可能な自転車だと平均速度がグッと伸びます。
ただし、幹線道路は自動車が時速50km/h以上出していることが多いので、すれ違い時の接触や追い越される時に巻き込まれないように注意が必要です。
幹線道路とは全く逆の考えで「なるべくストップ&ゴーを無くす」走り方です。
住宅街には信号機がないのが通常ですので、信号機を避けて走り続ければストップ&ゴーがない分、理論上は平均速度をあげることが可能です。
ただし、住宅街でも優先道路をうまく走らないと、住宅街は逆に一時停止交差点が多くあるので、平均速度は落ちます。それでも、信号待ち数分待つよりかは平均速度は上がりますが、ルートによって大きく変わってくることを覚えておきましょう。
また、住宅街は車道と歩道が同じですので、歩行者には十分に注意が必要です。
街乗りでは、サイクリングロードや田舎道と違って、どうしても信号にぶつかることが多く、自転車の平均速度をあげるのは限界があることを覚えておきましょう。
レースでもない限り、自転車を乗る目的は「遠い場所になるべく楽に到着すること」ですから、速さに拘ってもあまり意味がありません。街乗りで自転車で走るのはせいぜい30分程度ですから、平均速度が2、3km/h速くなったとしても、到着時間に影響するのはせいぜい5分がいいところです。
5分短くすることが大きなメリットになることはそこまでないですから、平均速度よりも安全運転を重視して走るようにしましょう。
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