雨でも自転車ライドを楽しむために用意したいウェア&アクセサリ

公開日: 2022/01/24

身体を剥き出しで走る自転車にとって雨は大敵です。今回は、雨でもライドを楽しむために用意したいウェア&アクセサリをご紹介。

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ウェア

身体を守る「防水サイクルジャケット」

雨の日のライドで一番困るのが剥き出しの身体が濡れて冷えることです。雨の日にライドをするなら、防水のサイクルジャケットは必須です。

ただ、防水サイクルジャケットの選び方は意外と難しく、「防水性を高めると中が蒸れる」「通気性を高めると防水性が下がる」というジレンマに陥ります。そんな悩みを解決してくれるのが、GORE-TEXを採用した防水サイクルジャケットです。

GORE-TEXは登山ウェアや宇宙服に使われる素材で、「防水/防風性」と「透湿性」という二つの矛盾を同時に備えることが出来ます。通常の素材では、外界から身体を守る防水/防風性を高めると、外からは入ってこない分、中から外にも出ることが出来ませんが、GORE-TEXは独自のテクノロジーで外からの水はしっかりと防ぎつつ、発汗などが原因で発生する衣服内の湿気はしっかりと排出してくれます。

GORE-TEXのサイクルジャケットは高いのがデメリットですが、「一度使ったら手放せない」と言われるほどの高性能で、値段に見合ったウェアとなっています。

汗冷えを防ぐ「インナー」

雨の日は通常のライドよりも身体をウェアで覆うので、汗をかきやすくなります。特に自転車の場合、運動をしているのと同じなので、いかに通気性を高めても完全に汗を防ぐことは出来ません。汗をかくと問題になるのが汗冷え。特に寒い時期の汗冷えはそのまま風邪に直結するので注意が必要です。

ライドでの汗冷えを防ぐためには、速乾性・透湿性の高いベースレイヤーを使うのがベスト。汗冷えという観点では、防水サイクルジャケットと同じくらい重要とされるため、多少高くても「身体を守るための投資」と考えて、機能性の高いインナーを買うのがベストです。

手先を守る「防水グローブ/防水シューズカバー」

自転車では、常に風や雨に晒せれているのに大きな動きをしない手先・足先が冷えがちです。手足の冷えは体感温度を下げるため、しっかりと防水性のあるウェアでガードしましょう。

雨の日のライドでは、防水性の高いグローブを使うだけでなく、シューズの上から着用する防水シューズカバーも使用することで、足の冷えを防ぐことが出来ます。

視界を確保する「アイウェア / シールド」

雨の日のライドでは、ライダーは雨に向かって走ることになるので、当然目に雨が入ってきます。ただでさえ視界の悪い中、目の中に雨が入って来ると前が見えなくなってしまうことも。視界の悪さは事故に直結するので非常に危険です。

雨の日のライドでは、水を弾くアイウェアを使うか、ヘルメットにシールドをつけて対策をしましょう。

防水キャップ

自転車のヘルメットは、頭部の汗対策としてベンチレーションホールが開いているものがほとんどです。通常の使用では快適性を高めてくれる機能ですが、雨の日になると無限に雨を受け入れてしまうことになります。

ヘルメットのベンチレーションホールからの雨を防ぐためには防水性の高いキャップを使用しましょう。ただし、防水性が高いキャップを使うと、頭部が蒸れるため汗だくになってしまうことも多く、どのみち濡れてしまうという場合もあります。

アクセサリ

視認性を高める「ライト」

雨の日は自分だけでなく、同じ道路を走る車も視認性が下がります。特に、車のバックミラーやサイドミラーは雨に濡れると視認性が下がるため、通常よりも自転車が車から認識しづらくなります。

車からの視認性を高めるためにも、光量の多いフロントライト、そして後続車に自分の存在を知らせるテールライトをしっかりと装備しましょう。雨の日は昼間であっても、しっかりとライトをつけて、自分の存在を認識してもらうのが大事です。

グリップ力の高い「タイヤ」

雨の日は路面が濡れているため、タイヤがスリップしやすくなります。スリップはそのまま事故に繋がるため、スリップを防ぐことが出来る、グリップ力の高いタイヤを装備しましょう。グリップ力という意味では、少し太めのタイヤを装備するのも一つの手です。

今装着しているタイヤのままグリップ力を高めたいのであれば、通常よりも少し空気圧を下げて走りましょう。空気圧を20psiほど下げるだけでも、グリップ力が全然違ってきます。

ただし、いかにグリップ力の高いタイヤを装備していたとしても、マンホールや白線の上でブレーキをするとかなりの確率でスリップしてしまいます。雨の日は、マンホールや白線を避けるライドも大事です。

荷物を守る「防水バッグ/バッグカバー」

雨の日は荷物が濡れるのも防ぐ必要があります。特にスマートフォンやPCなどの雨に濡れてはいけない機器を持ち運ぶ時は、雨には絶対濡れたくありません。

荷物を雨から守るためには「防水バッグ」を選ぶのがベストですが、持っていない場合やお気に入りのバッグを使いたい場合は、防水性のあるバッグカバーを使うのもアリ。

バッグカバーは小さく収納しておけますし、さっと被せるだけなので一つ持っておくと意外と重宝します。

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