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失敗しない!ボトルケージの選び方
公開日: 2022/01/20
サイクリングなど長距離を走るようになると欲しくなるのがボトルケージ。今回は、ボトルケージの選び方をまとめました。
この記事の目次
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素材
ボトルケージを選ぶ際の一番のポイントになるのが素材でしょう。
一般的なボトルケージはスチールやアルミ、プラスチックなどが多いですが、レース用のボトルケージだとカーボン製のものもあります。
アルミ製のボトルケージは、最近では100円均一でも販売されているほど格安ですが、重量が重くややボトルサイズにシビアが弱いのが難点。
プラスチックは軽量でいろんな形状の製品があるため選択肢が広く、価格も手ごろなので選びやすいですが、きちんとフィットしないボトルを使ったり、転倒や接触で破損する可能性があるのがデメリット。
ボトルケージで最上グレードはカーボン製ですが、メリットは軽量で強いという点ですが、どうしても価格が高くなってしまいます。軽量で選ぶならプラスチック製のボトルケージでも十分に軽量なので、高額なカーボン製のボトルケージを敢えて選ばなくても良いでしょう。
サイズ
ボトルケージ選びで一番難しいのがサイズです。
どのメーカーも、一般的なサイクリング用のドリンクボトルのサイズに合わせて作っているはずですが、メーカーや製品ごとに微妙にサイズが違うので、「買ってみたら手持ちのドリンクボトルが入らなかった」なんてことも。
確実に使えるボトルケージを買いたいのであれば、実際に店舗でボトルが入るかをチェックして買うようにするか、ホールド部分がオープンになっているタイプのボトルケージを選びましょう。オープンタイプのボトルケージは、ある程度遊びがあるので、数mmくらいの誤差は吸収してくれます。
ただ、オープンタイプのボトルケージは、プラスチック製だと使っているうちにケージにダメージが蓄積して、破損する可能性もあるので、強度を考えるならカーボン製にしておくと安心です。
形状
使い勝手という点では、意外と重要になるのがボトルケージの形状。
ボトルケージを探してみるとわかりますが、
- ホールド部分が下から突き出ているのか、横から生えているのか
- オープンになっているのか
- 差し込みは真ん中か、左右か
など、ボトルケージの形状は様々。
製品によって取り出しやすさや、ボトルのフィット感が変わってくるので、特にレースなどドリンクボトルの取り出しに時間をかけられないようなシーンで使う場合は、取り出しやすさも注意すると良いでしょう。
また、製品によっては、ボルトでケージサイズを調整できるものもあるので、「普段はペットボトル、サイクリングの時だけドリンクボトル」と言った使い分けをする方は、そうしたサイズアジャスト機能があるケージを選ぶと便利です。
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色
ボトルケージを選ぶ上でみんながこだわるのが色。
自転車のカラーに合わせるという基本的な選び方から、敢えてボトルケージで差し色を使ってみたり、バーテープやアウターワイヤーの色に合わせたりと、ボトルケージは自転車のカラーコーディネートという意味でも楽しいアクセサリの一つです。
注意したいのは、プラスチックのボトルケージは、写真写りによってカラーが微妙に違う点。「真っ白だと思ったら、青みがかったブルーだった」「イエローだと思ったら、思ったよりもくすんでいた」というのはよくあるので、こだわるなら実物を見て決めると安心です。
取り付け部分
フロント変速機能がある自転車で注意したいのが、ボトルケージの取り付け部分です。
フロントディレイラーが直付け式ではなくバンド式の場合、シートチューブ側のボトルケージ・ボルトを底上げしないと、フロントディレイラーのバンドと干渉することがよくあります。
ボトルケージの位置がフロントディレイラーのバンドよりも上であれば問題ないですが、多くの場合は、ボトルケージを留める二つのボルトの間にバンドが来るので、確実に干渉します。
もし干渉してしまったら、スペーサーを噛ませてボトルケージを少し上にあげるか、スペーサーがない場合はホームセンターなどで売っている市販のワッシャーを使っても良いでしょう。