メンテナンス・工具

最終更新日: 2022年11月25日

公開日: 2022年11月24日

自転車に乗るなら最低限は持っておきたいのが工具。メンテナンスに使う工具、アップグレードに必要な工具、自分で組み上げる「バラ完」に必要な工具など、工具についてのページです。

自転車の工具とは?

自転車の工具には大きく分けて2つの種類があります。

  1. 一般工具
  2. 自転車専用工具

一般的な自転車に乗る場合は、家にドライバーや六角レンチなどの一般工具があれば、追加でパンク修理キットくらいを持っておけば大体の修理や調整は出来るでしょう。

一方で、ロードバイクやMTBなどのスポーツ自転車に乗る方は、「一般工具」と「自転車専用工具」の両方を持っていた方が安心です。特に、フレームから自分好みのバイクを組み上げる「バラ完」をするなら、一般的なドライバーや六角レンチだけでなく、自転車専用の工具が必ず必要になってきます。

バラ買いか工具セットか?

自転車の工具を買う際にまず悩むのが、「バラで買うかセットで買うか」でしょう。

バラ買いは必要な工具だけを買うので初期コストが低く「工具の単価は高くなるけど、不要な工具を買わないで良い」というのが最大のメリット。

工具セットは、「最初から全部揃っていて、工具の単価が安い」というのがメリット。安い自転車工具セットなら、スプロケットリムーバーやBBレンチ、ペダルレンチなど自転車専用工具4〜5本分くらいの値段で20点以上の自転車整備用工具が手に入ります。

ただ、「ロードバイクやMTBなどの自転車にどこまでハマるのか?」がわからない段階では、工具セットを買うまでの勇気が出ないというのも事実です。

自転車工具セットのメーカー

自転車工具セットを販売している大手メーカーでは、

  1. シマノ PRO
  2. Parktool
  3. ホーザン

あたりが定番です。価格は高いですが工具の精度も高く、安心して使えるのが最大のメリットでしょう。

安い自転車工具セットを販売しているメーカーでは、

  1. LIFELINE
  2. GORIX
  3. BIKE HAND

あたりが人気です。

LIFELINEは海外自転車通販のWiggleのPBで、安い割に品質が高いことで人気です。

自転車工具の収納方法は?

自転車工具を揃えていくと、意外と困るのが収納場所。自転車工具は汚れやグリスがつきやすく、そのまま置いておけないことが多いためです。

自転車工具の収納方法は、

  1. ツールボックスを使う
  2. 壁にかける

というのがメジャーでしょう。ツールボックスで収納する方が多いかと思いますが、自転車用ガレージや自転車部屋を用意しているような本格派もいます。

スポーツ自転車に取り付ける「携帯工具」の選び方

ロードバイクやMTB、クロスバイクは、出先でトラブルが起こった際にその場で修理が出来るように設計されています。そのため、ロードバイクやMTB、クロスバイクに乗る際は携帯工具を車体に取り付けて携帯するのがメジャーです。

スポーツ自転車に取り付ける「携帯工具」は、

  1. 自分の自転車に必要な工具が揃っているか
  2. どれくらいコンパクトに収納できるか

という2点で選ぶことが多くなります。走りに拘りがある方は、より軽量な携帯工具を追求する方もいます。

自転車の整備・調整に必要な工具は、プラスドライバーと六角レンチがメインですが、バイクによってはトルクスレンチが必要な場合もあったり、出先でのチェーントラブルやパンクトラブルにも対処できるように、チェーンカッターやタイヤレバーを内蔵している携帯工具もあり、意外と奥が深いのが携帯工具です。

まずは、100円均一で売っているような六角レンチセットを携帯するでも良いですが、より遠くへ走る場合などは本格的な携帯工具を検討すると良いでしょう。

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